ネクスウェイ、デジタル完結で厳格な本人確認を実現する「ICチップ署名検証」を提供開始

事業者の本人確認業務のコスト削減、及びユーザーの利便性向上を支援

TISインテックグループ

 TISインテックグループの株式会社ネクスウェイ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松森 正彦、以下ネクスウェイ)は、犯罪収益移転防止法(以下、犯収法)※1に則り本人確認を行う「ネクスウェイ本人確認サービス」に、免許証やマイナンバーカード、在留カードなどのICチップ内にある個人情報を用いることで、デジタル完結の厳格な本人確認を実現する「ICチップ署名検証」をオプション機能として追加しました。

 

 

 

<「ICチップ署名検証」利用イメージ><「ICチップ署名検証」利用イメージ>

 ICチップを利用した本人確認は、「ICチップの署名検証」と「セルフィー撮影」で手続きが完了するため、本人確認書類の偽造、他人によるなりすまし申請などの不正を防止します。また、「セルフィー撮影」と「写真付き身分証の撮影」で行うeKYC※3では、身分証の写真とセルフィー写真の目視確認が必要でしたが、証明書のICチップ情報を利用することで、目視確認が不要となり、事業者の業務工数及びコストが削減できます。さらに、簡単かつスピーディーに本人確認が完了するため、ユーザーの利便性も向上します。

 なお、「ICチップ署名検証」は、サイバートラスト株式会社が提供する「iTrust 本人確認サービス」の「iTrust eKYCライブラリ」「券面情報検証サービス」を活用しています。

※1 犯罪収益移転防止法:金融機関等の取引時確認、取引記録等の保存など、資金洗浄及びテロ資金供与対策の規制を定める法律
※2 SDK(Software Development Kit):特定のシステムに順応したソフトウェアを作成するために必要な文書・プログラムなどをまとめてパッケージ化したもの
※3 eKYC(electronic Know Your Customer):オンライン上で完結する本人確認方法のこと

■「ICチップ署名検証」提供の背景
 コロナ禍の影響で非対面での取引が急増する一方で、マネーロンダリングやなりすまし詐欺など犯罪が多様化し、企業のコンプライアンス体制の更なる整備が求められています。
 このような現状を受けネクスウェイでは、現在、eKYCで最も主流となっている「セルフィー撮影」と「写真付き身分証の撮影」の手法(犯収法6条1項1号ホ)に加えて、サイバートラスト株式会社の「iTrust 本人確認サービス」と連携した「ICチップ署名検証」(犯収法6条1項1号へ)を追加することによって、企業のコンプライアンス強化、及び犯収法への対応を支援します。
 ネクスウェイの「本人確認BPOサービス※4」で目視・突合作業をした本人確認書類は、運転免許証とマイナンバーカードが確認書類の約99%を占めています。
 「ICチップ署名検証」は、運転免許証、マイナンバーカード、在留カードに対応できるため、デジタル完結による本人確認の大半に対応可能となります。
 

<「本人確認BPOサービス」で目視・突合作業をした本人確認書類の実績データ><「本人確認BPOサービス」で目視・突合作業をした本人確認書類の実績データ>

※4 本人確認BPOサービス:ネクスウェイが提供する、本人確認書類の突合確認、機微情報のマスキング、反社チェックなどに対応するサービス
 

<「ネクスウェイ本人確認サービス」ラインナップについて><「ネクスウェイ本人確認サービス」ラインナップについて>

■「ICチップ署名検証オプション」について
<導入メリット>
・不正、偽造の更なる防止効果
 本人確認書類のICチップ読取による不正、偽造防止
・目視確認不要のシンプルな業務設計
 本人確認書類の厚みの確認が不要になるため、業務設計がシンプルに
・コスト削減
 本人確認書類の確認業務のコスト削減

<ユーザーの本人確認の流れ>
●IC読取/PINコード入力
 スマホで書類のICチップを読み込んだ後にPINコードを入力
●セルフィー
 ・スマホのインカメラで容貌を自撮り
 ・顔検知
 ・クオリティチェック
 ・端末の角度チェック(アプリ版)
●ライブネスチェック
 ・アクティブ、ライブネスチェック
   アプリ版:まばたきを自動検知
 ・パッシブ・ライブネスチェック(反射や手振れ等を検知)

<利用料金>
「オンライン本人確認サービスeKYC」のオプションサービスとなります。詳しくはお問い合わせください。

詳細は以下URLをご参照ください。
https://ekyc.nexway.co.jp/service/01

■今後の展望
 ネクスウェイは、「ネクスウェイ本人確認サービス」を外部サービスやアプリケーションと連携させることで、本人確認業務における事業者のニーズに応え、事業者とその先のユーザーの利便性と安全性を図っていきます。
今後、eKYC後の本人情報の確認を自動化する自動突合機能をリリース予定です。

■「ネクスウェイ本人確認サービス」ラインナップについて
「ネクスウェイ本人確認サービス」は、「オンライン本人確認サービスeKYC」、「本人確認BPOサービス」、「本人確認・発送追跡サービス」というラインナップにより、eKYC、反社チェック、書類審査、転送不要郵便の発送、確認記録の保存まで工程を取り揃え、本人確認の業務フローをワンストップかつ手軽に構築できます。

●オンライン本人確認サービスeKYC
 ・eKYC(顔照合/マイナンバーカードICチップ読取)

●本人確認BPOサービス
 ・書類の真正性の目視確認
 ・申請情報の突合確認
 ・本人確認書類の機微情報のマスキング
 ・リスク情報検索(反社チェック、PEPs確認など)※オプション機能
 ・本人確認記録の保管

●本人確認・発送追跡サービス
 ・転送不要郵便発送・追跡

詳細は以下URLをご参照ください。
https://ekyc.nexway.co.jp/

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

株式会社ネクスウェイについて(https://www.nexway.co.jp/
「FOR MOVIN’想いを情報でつなぎ、躍動する社会をつくる」を事業理念に掲げるネクスウェイは、お客様の想いに向き合い、その想いを情報という形に仕立て、世界に伝わり、つながり合うきっかけをつくります。その手段は多岐にわたり、30年の歴史を誇るFAX一斉送信サービスをはじめ、薬剤師を支援する公益社団法人 日本薬剤師会との共同メディアや、FinTech事業者の取引開始をスムーズにするKYC業務支援サービス等、お客様のニーズや時代の流れに合わせたラインナップが強みです。

TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

◆「ネクスウェイ本人確認サービス」に関するお問い合わせ先
株式会社ネクスウェイ コミュニケーションプラットフォーム事業部
本人確認ソリューショングループ
TEL:0120-341-890 E-mail:clp@nexway.co.jp

 

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月