米Hip-Hopシカゴシーンの重鎮No ID&サバ、来たる両者のジョイントアルバムから新曲「Woe Of The World」と同曲のビデオを公開
CONSEQUENCE、COMPLEX、VULTURE、HIPHOPDXなどの米メディアが“2025年最も待ち望まれるアルバムだ”と大熱狂!
RIAAゴールドを獲得するシカゴ出身の名ラッパーかつピボット・ギャングのリーダーであるサバ(Saba)と、グラミー賞受賞のスーパープロデューサーで“シカゴHip-Hopのゴッドファーザー”の異名を取るノー・アイディー(No ID)が、最新コラボシングル「Woe Of The World」を発表。昨年10月のシングル「How To Impress God」に続き、両者のタッグによる強力なユニットが、ジョイントアルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』への期待を高まらせ、今まさに新たな時代を切り開こうとしている。
ニューシングル「Woe Of The World」は、穏やかで表情豊か。No IDの洗練されたプロダクションが、サバの比類無きワーディング才能を際立たせ、両者によるコラボレーションの威力を知らしめる。クリーンに重ねられたビートに乗せて、サバが深く思いを廻らせながら、“It makes me emotional to know what I know”(こんなこと知れば感情的になるさ)とコーラスで告白する。
Saba & No ID「Woes of the World」
この新曲は、先行で公開されたシングル「Back In Office」や「hue_man Nature」、そして「head.rap」や前シングルの「How To Impress God」に続くもの。これらの楽曲とアルバムは、サバとNo IDの2人が2023年下半期からスタジオに籠り、一から再構築。元々の描いていた内容よりもニュアンスに富み、広がりのある作品となった。
アルバム『From The Private Collection Of Saba And No ID』の制作は、2人にとって長く、複雑で、必ずしも直線的には進行しなかった。ミックステープからスタートし、山のようなデモ、数カ月に及ぶ再考を経て、そして白紙に戻したことも。だがその結果、世代を超えて、ラップファンから愛されるアルバムが完成した。技術的な巧みさのみならず、テーマ的にも濃密であり、サバの魂の奥深くに斬り込み、抗えないほどの躍動感を携えている。
今から1年前、2人はプロジェクトを完成させたと考えていたが、サバが叔父を亡くしたことで再考を余儀なくされた。
「彼は僕をヒップホップに夢中にさせてくれた人」とサバは言う。
「もう一度、やり直してみようと開眼させられたんだ。長い間必要ではなかった自分との対話も、たくさんしなければならなかった」
このプロジェクトの制作中には、それぞれ注目すべき成果も手にしている。2024年初め、サバはヴァリー&ハリー・フラウド(Valee & Harry Fraud)の「Watermelon Automobile」に客演し、直後にはナセント(Nascent)やダックワース(Duckwrth)と共に「Don’t Check 4 Me」をリリースした。
一方のNo IDは、ビヨンセのカルチャー現象となりグラミー賞最優秀アルバム賞に輝いた最新アルバム『COWBOY CARTER』に収録の「American Requiem」を、ジョン・バティステや数多くの天才ヒットメーカーらと共同プロデュース。音楽シーンで最も影響力のあるプロデューサーの一人としての地位を確かなものとした。またキラー・マイクの6枚目のスタジオアルバム『MICHAEL』のエグゼクティブプロデューサーを務め、収録曲の「Scientists & Engineers」でグラミー賞最優秀ラップソング賞を受賞した。
■No ID(ノー・アイディー)プロフィール:
スーパープロデューサー、ソングライター、時にエグゼクティブとして活躍するNo IDことディオン・ウィルソンは、カニエ・ウェストをはじめとするシカゴの重鎮スターたちとの仕事と彼らの指導の下、“シカゴHip Hopのゴッドファーザー”と呼ばれる存在に。彼はまたジェイ・ZやNASのグラミー賞受賞作品や、ドレイク、リアーナ、ジョン・メイヤー、エド・シーラン、J.コール、キラー・マイク、ビッグ・ショーン、コモン、バウ・ワウらとのコラボレーションにも関与。カニエ・ウェストのレーベルG.O.O.D. Musicの運営を担い、デフ・ジャムのEVP兼A&R責任者を務める傍ら、自らのレーベルARTium Recordingsを設立。彼の指揮の下、ARTiumはジェネイ・アイコやスノー・アレグラなどをブレイクさせている。
■Saba(サバ)プロフィール:
インディーアーティストとして成功を収めるサバは、確かな信頼と音楽性を拠り所に、同世代のラッパーの中で最も重要でユニークな声を持つ一人としてキャリアを築いてきた。最近ではシカゴのユナイテッド・センター・アリーナで開催されたチャンス・ザ・ラッパーの“Acid Rap Anniversary”ショーへの参加、コーチェラ出演、アルバム『Few Good Things』を引っさげたアメリカ、ヨーロッパ、アフリカツアーなどを実施。昨年Spotifyによる“ヒップホップ&R&Bの30枚のクラシックアルバム”に、ビヨンセやケンドリック・ラマー、タイラー・ザ・クリエイターらと並んで、絶賛された彼のアルバム『CARE FOR ME』が選出され、ロサンゼルスとニューヨークの街中に彼のビルボードが出現した。
サバは9歳で音楽制作を始め、思春期初期から曲作りとプロデュースに着手。シカゴ西部の祖母の地下室にレコーディングスタジオを作り、近所の友人たちとピボット・ギャング(Pivot Gang)を結成。2019年にJ.コールがDreamvilleからリリースしたコラボアルバム『Revenge Of The Dreamers III』に起用され、「Sacrifices」というナンバーでサバは初のRIAAゴールド認定を獲得。同年彼は、ノーネーム(Noname)、スミノ(Smino)と共に中西部発スーパーグループ、ゲットー・セイジ(Ghetto Sage)を結成し、デビュー曲「Häagen Dazs」をリリース。2022年には、2016年にリリースされたシングル「Photosynthesis」で2度目のRIAAゴールド認定を受けている。
■リリース情報
Saba & No ID(サバ&ノー・アイディー)
シングル「Woes of The World」配信中
配信リンク:https://orcd.co/woes
レーベル:From The Private Collection, LLP
■Music Videos
Saba & No ID「Woes of the World」https://www.youtube.com/watch?v=aztpMWQdnB0
Saba & No ID「How to Impress God」https://www.youtube.com/watch?v=5uCA0kiSsT0
Saba & No ID「head.rap (feat. Madison McFerrin, Ogi, and Jordan Ward)」
https://www.youtube.com/watch?v=zVIPD_PUBbo
■Follow Saba
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ーーThe Orchard Japanは、音楽配信とアーティスト&レーベルサービスにおけるテクノロジーを駆使したディストリビューター。ニューヨークに本社を置き、世界45以上の市場でアーティストがグローバルに活躍し、最大限のパワーを発揮するための多角的サポートをしている。
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