卒FITオーナーさま向け余剰電力買取および電力販売サービス「ダイワハウスでんき」開始(ニュースリリース)
■国内最高値 最高22円/kWhで太陽光発電システムの余剰電力買取
このたび開始する「ダイワハウスでんき」は、10kW未満の太陽光発電システムを導入した当社の戸建住宅オーナーさまや、他社の戸建住宅オーナーさま向けに、太陽光発電システムの余剰電力買取と電力販売をセットで契約いただくサービスです。
当社の戸建住宅オーナーさまの太陽光発電システムの余剰電力買取価格は、11.5円/kWh(※1)(税込)とします。また、エリーパワー社製などの家庭用リチウムイオン蓄電システム(※2) を新規で購入いただいた当社の戸建住宅オーナーさまからの買取価格は、国内最高値(※3)の22円/kWh(※4)(税込・期間限定)とし、自家消費を推進するとともに、停電時の非常用電源としても活用できる同システムの導入を促進します。
さらに、他社の戸建住宅オーナーさまからも全国一律10円/kWh(税込) で買取ることで、新たな市場を開拓し、リフォームや資産の売買仲介等を行うリブネス事業の強化を図ります。
電力販売は、当社の戸建住宅オーナーさま向け販売メニュー(各電力会社の単価より3%下げた価格)(※1)と、他社の戸建住宅オーナーさま向けの販売メニューを用意しました。
当社が買取った余剰電力の非化石価値(※5)は、「RE100」に加盟している企業や環境意識の高い戸建住宅オーナーさまに販売するほか、当社グループの工場や事業所などで有効活用する予定です。
当社は、再生可能エネルギーの発電から買取・販売まで行うことで、ワンストップのサービスを強化し、「脱炭素社会」の実現に寄与していきます。
※1.価格は、年度ごとに改定されます。
※2.2019年11月1日以降に大和ハウスリフォーム株式会社より「太陽光発電システムと連携する蓄電システム(設置型)」の購入および設置をしていただいた当社の戸建住宅オーナーさまが対象。
※3.当社調べ。
※4.契約日より1年間の価格。2年目以降は、当社の戸建住宅オーナーさまの買取価格(本年度であれば11.5円/kWh)に統一されます。
※5.電気の持つ「環境価値」の一種で、「非化石電源からつくられた電気である」価値のこと。非化石価値は、「証書」として見える化され、その価値が証明されます。
■導入背景
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)は、太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーで発電した電力を、電力会社が固定価格で一定期間買取る制度です。2019年11月以降、卒FITを迎える戸建住宅オーナーさまは、電力の新たな活用法を検討しなければなりません。
そのような中、当社は、卒FITを迎える戸建住宅オーナーさま向けの電力活用法として、太陽光発電システムの余剰電力買取サービスを開始することとなりました。
また、当社は2014年4月に特定規模電気事業者(PPS)登録を行い、同年10月より法人向けに電力を販売(※6)していますが、PPS事業をより拡大させるため、戸建住宅オーナーさま向けの電力販売も新たに開始するものです。
※6. 2015年10月以降、沖縄県・離島を除く全電力会社管内へ供給しています。
■「ダイワハウスでんき」の概要
※7. 販売メニューの割引率は、当社オーナーさま、他社オーナーさま、電力会社により異なります。
■「ダイワハウスでんき」の特典について
大和ハウスフィナンシャル株式会社が発行する「HeartOne(ハートワン)カード」で電気料金をお支払いいただく場合、1,000円につき1ポイント(5円相当)貯まります。一方、余剰電力の買取金額を「HeartOneポイント」として還元することもできます。
同ポイントは、大和ハウスリフォーム株式会社によるリフォーム工事で利用いただいた場合、通常ポイントの3倍分を充当できるため、初期保証期間満了を迎える10年目(※8)以降の有料メンテナンス工事などに有効活用いただくこともできます。(※9)
※8. 初期保証期間は保証内容により異なります。
※9. ポイント利用に関しては、条件があります。
●余剰電力を「HeartOneポイント」で還元した場合の例
・電気料金支払 10,000円/月(10ポイント獲得)
・余剰電力買取 3,450円/月(300kWh/月×11.5円/kWh)の場合690ポイントに還元可能
・合計 700ポイントを毎月獲得(3,500円相当)
1年間貯めた場合・・・700ポイント×12ヶ月=8,400ポイント獲得
8,400ポイントをリフォーム工事費に充当する場合8,400ポイント×5円/ポイント×3倍=126,000円分として利用可能。
■大和ハウスグループの環境への取り組み
当社グループは、環境問題に関する社会的使命の一つとして、自社活動と事業の両面から温室効果ガス排出ゼロを目指しています。
2016年に策定した環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」では、4つの環境重点テーマを掲げ、「気候変動の緩和と適応(地球温暖化防止)」を最重要課題と位置づけています。自社活動においては、エネルギー効率および再生可能エネルギーに関する国際イニシアティブである「EP100」、「RE100」および「SBT」に住宅・建設業界としては世界で初めて加盟しました。今後も、エネルギー効率2倍と再生可能エネルギー利用100%を目指した取り組みに注力し、脱炭素社会の実現へ貢献していきます。
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