『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』著者が、自分の家族を取材して初めてわかったこと――スズキナオ『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』本日発売!
ずっと一緒にいるのに、いちばんわからない。それでも大好きだから、家族って不思議だ――小説新潮人気連載エッセイを本日(11月16日)、新潮社より刊行いたします。
■本書の読み所
ある時、著者のスズキさんは「自分は家族と仲はいいけれど、知らないことも沢山ある」と気づきます。
そこから、実家で鍋をつつきながら、立ち飲み屋で一杯飲みながら、夫婦の思い出の場所で、ふと尋ねてみます。
「あの時ってさ……」。読めば誰もが「あっ、我が家にも同じような思い出がある!」「あの時、私が感じていたことと一緒だ!」と共感を覚え、暖かい気もちになれる1冊です。
■推薦コメント
【目次の一部をご紹介!】
いつの間にか引き継いでいたわが家の味/父のへべれけ“酒道”十ヶ条/ちょっと遠くに住んでいる兄妹たち/街を歩くすべてのお母さんと握手したい/オールナイトライブ祖父/世界に一つだけのかめきち/旅の夜のインタビュー/モモがいなくなってしまったこと/生まれた時のこと、おぼえてる?/目が覚めた時、横におってな/ちぐはぐなリズムの寝息
■書籍内容紹介
朝まで歌い続けた祖父の声、夢でしか会えない祖母の感触、旅の夜に聞いた息子の本音――。どんなに近くに暮らしていても、いちばん分からない。だから尋ねてみた。「あの時ってさ……」。知れば知るほど、もっと大好きになるから、家族って不思議だ。
■著者紹介:スズキナオ
1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。 ウェブサイト『デイリーポータルZ』などを中心に散歩コラムを執筆中。 著書に『深夜高速バスに100 回ぐらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(以上スタンド・ブックス)、『関西酒場 のろのろ日記』(ele-king books)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)、『「それから」の大阪』(集英社新書)など。酒場ライター・パリッコとの共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)などがある。
■書籍データ
【タイトル】思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる
【著者名】スズキナオ
【発売日】11月16日
【造本】四六判
【定価】1760円(税込)
【ISBN】978-4-10-355361-8
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