【避難所への避難、懸念点は?】34.9%が「衛生状態」と回答しもっとも多い結果に
株式会社NEXER・災害時の避難所に関する調査
■自然災害が原因で避難所に避難したことはある?
突然の自然災害により、避難所での生活を余儀なくされる可能性は誰にでも起こりうるものです。
いざという時に備えて、避難所で過ごすことになった際に注意しておきたいことを把握しておけばスムーズに対応できるでしょう。
そこで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1000名を対象に「災害時の避難所」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/)へのリンク設置
「災害時の避難所に関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年6月5日 ~2024年6月10日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:あなたは避難所に避難した経験がありますか?
質問2:避難所への避難でもっとも懸念することを、1つだけ選んでください。
質問3:避難所への避難において、それがもっとも懸念されると思う理由を教えてください。
質問4:避難経験がある方に質問です。避難所になくて困ったものとして当てはまるものをすべて選んでください。
質問5:それが避難所になくて困った理由を教えてください。
質問6:避難所へ持っていって良かったもの・あるいはもっていけば良かったものとして、もっとも当てはまるものを1つだけ選んでください。
質問7:それを避難所へ持っていって良かった・あるいはもっていけば良かったと思う理由を教えてください。
質問8:避難経験がない方に質問です。「避難した方が良いかも」と考えたことはありますか?
質問9:避難しなかった理由、あるいは避難することの懸念点で、もっとも大きいものを1つだけ教えてください。
質問10:それが理由・あるいは懸念点となって避難をしなかった理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■避難所への避難でもっとも懸念すること、34.9%が「衛生状態」と回答
まずは、避難所に避難した経験はあるか聞いてみました。
10.1%の方が「避難所に避難した経験がある」と回答しています。
続いて難所への避難でもっとも懸念することを、1つだけ選んでもらいました。
34.9%と3割以上の方が「衛生状態」が懸念点だと回答しています。
避難所への避難において、それがもっとも懸念されると思う理由をそれぞれ聞いてみたので一部を紹介します。
「衛生状態」避難所への避難において、それがもっとも懸念されると思う理由は?
衛生状態が安全ならどの人でも安心して使えると思うから(10代・女性)
避難所内で病気が流行ってしまったら、完全に治すのにはとても苦労がかかるから。(10代・男性)
風呂とか入れなく衛生状態が悪くなるから。(10代・女性)
歯磨きできるのか?とか女性は体をどこで拭けばいいのか(性犯罪に巻き込まれるかも)などの不安があるため。(20代・女性)
万が一避難出来たとしても衛生状態が悪ければ二次災害に巻き込まれる為(20代・男性)
思うように風呂に入れない人が集まるから、不潔状態になってそうだし、そういう経験がないから、余計に辛い気持ちになりそう。(40代・女性)
「お年寄り・妊婦・障がいがある方など要援護者へのケア」避難所への避難において、それがもっとも懸念されると思う理由は?
避難に時間がかかるから(20代・男性)
祖母がひとりで移動ができないため、一番心配が大きい。(30代・女性)
父母が高齢者であり、普段のケアが出来ないと健康に支障をきたしかねないから。(30代・女性)
高齢者家族なので、歩くのが不自由な高齢者の配慮が欲しい。(60代・女性)
「避難所内の混雑状況」避難所への避難において、それがもっとも懸念されると思う理由は?
行ってみないとどんな状況か分からないのが不安だから(20代・女性)
食料問題、衛生環境、プライバシー確保問題など(30代・男性)
混んでる避難所だといざこざも多くなると聞いたからです。(30代・男性)
人が多すぎたら寛ぐ場所を確保できないと思って(40代・女性)
■避難所になくて困ったもの第1位「スマートフォン充電のための電源」
さらに「避難所に避難した経験がある」と回答した方に、避難所になくて困ったものを聞いてみました。
40.6%の方が「スマートフォン充電のための電源」と回答しています。
さらに「冷暖房設備」と「寝具」が39.6%、「非常食や水など食料・飲料」が36.6%と続きました。
■避難所へ持っていって良かったもの・あるいはもっていけば良かったもの、25.7%が「上着や毛布」
続いて、避難所へ持っていって良かったもの・あるいはもっていけば良かったものとして、もっとも当てはまるものを1つだけ選んでもらいました。
25.7%と約4人に1人が「上着・毛布など温度調整ができるもの」と回答しています。
それを避難所へ持っていって良かった・あるいはもっていけば良かったと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「上着・毛布など温度調整ができるもの」それを避難所へ持っていって良かった・もっていけば良かったと思う理由は?
寒くて凍えていたから(20代・女性)
寒さが耐えれないから。(20代・女性)
寒さを防げるから。健康にいいから(30代・男性)
枕代わりに、布団代わりに使えたこと(40代・女性)
「食料・飲料」それを避難所へ持っていって良かった・もっていけば良かったと思う理由は?
すぐに食料の配布がないから(30代・女性)
限られた分しか食べられなかった(30代・男性)
お腹がすくし、空いている人にも分けてあげたい(50代・男性)
「着替え」それを避難所へ持っていって良かった・もっていけば良かったと思う理由は?
夏場だったので、すぐ汗をかいてどの服も嫌な臭いになったから(30代・男性)
同じ服をいつまでも 来ていられないから(50代・男性)
■「避難した方が良いかも」と考えたが避難しなかった20.6%が「避難所内の混雑状況」を懸念していた
最後に避難経験がないと回答した方に、「避難した方が良いかも」と考えたことはあるか聞いてみました。
14%の方が「避難した方が良いかも」と考えたことは「ある」と回答しています。
避難しなかった理由、あるいは避難することの懸念点で、もっとも大きいものを1つだけ選んでもらいました。
20.6%の方が「避難所内の混雑状況」が懸念点だった、と回答しています。
それが理由・あるいは懸念点となって避難をしなかった理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「避難所内の混雑状況」それが理由・あるいは懸念点となって避難をしなかった理由は?
人が多そうだから(20代・男性)
迷惑をかけてしまう(30代・女性)
人が多い所に行きたくなかった(30代・女性)
感染症が怖いから(30代・男性)
避難所に向かう人達を見かけて混雑しているだろうと思ったからと、人混みが苦手なのでストレスになりそうだと思い、暫くは車の中に避難しました。(40代・女性)
「衛生状態」それが理由・あるいは懸念点となって避難をしなかった理由は?
家に居た方が清潔な感じがする(30代・女性)
潔癖症だし、家の方が綺麗で落ち着くから(40代・女性)
「家族など関係者との連絡」それが理由・あるいは懸念点となって避難をしなかった理由は?
家族の安全確認を優先したから(40代・男性)
全員が揃ってから避難しようと思ったので(50代・男性)
■まとめ
今回は「避難所」についての調査を行い、その結果について紹介しました。
避難所への避難の懸念点について、34.9%が「衛生状態」が不安だと回答しています。
また避難所になくて困ったものは1位が「スマートフォン充電のための電源」で、避難所へ持っていって良かったもの・あるいは持っていけば良かったものは「上着・毛布など温度調整ができるもの」がもっとも多い結果となりました。
ほかにも、いざという時にすぐ持ちだせるよう、避難所生活で自分に必要だと思うものはあらかじめ集めておくとよいかもしれませんね。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/)へのリンク設置
【テレネット株式会社について】
本社:長野県飯田市駄科1956-5
代表取締役社長:青山 貴子
Tel:0265-26-1855
URL:https://telenet.co.jp/
事業内容:緊急地震速報システム・防災コンサルティング/緊急災害情報配信サービス/緊急災害用無線機ハザードトーク/漂流捜索機/安否確認システム
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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