ベネッセ「こどもちゃれんじ」の幼児向け環境啓発動画「まみむめもったいない！」が環境省主催「環境教育・ESD実践動画100選」に選定

～幼児が遊びの中で自然と楽しく実践できる動画として100選サイトにて公開中～

株式会社ベネッセホールディングス

2023年12月13日 14時00分

　株式会社ベネッセコーポレーション（本社：岡山県岡山市、代表取締役社長：小林仁、以下：ベネッセ）の「こどもちゃれんじ」が制作した幼児向け環境啓発動画「まみむめもったいない！」が、環境省が2023年度よりスタートした「環境教育・ESD実践動画100選～始めよう！広げよう！学びの取組～」の社会教育部門において、「実践動画100選」に選定されました。また、12月9日（日）には、授与式が行われました。

動画「まみむめもったいない！」は、「もったいない」を楽しく歌とダンスで学べる内容です。以下サイトにて他の選出動画と共にご覧いただけます。

▶環境教育・ESD実践動画100選　：http://eco.env.go.jp/jissendoga/

環境省が、持続可能な社会の実現のため環境教育・ESD実践の優良事例動画を公募し、審査のうえで100件を選定し、ショーケースとして広く発信するものです。2023年（令和５年)より開始しています。

【審査委員会からの選定コメント】

幼児が遊びの中で自然と取り組めるよう「楽しさ」へのこだわりを感じることができました。B to C（Business-to-Consumer）の動画として、このような動画が今後増えていくと良いかと思いました。

※ESD：持続可能な社会の実現を目指して行う学習や教育

■動画「まみむめもったいない！」の概要

「こどもちゃれんじ」の各キャラクターが子どもたちに「まだつかえるよ」「みずはとめてね」「むだづかいだめ」「めざせおさらぴかぴかのこさずたべようだってほら」など生活の場面に即した「もったいない」を呼びかけていきます。

　SDGsという言葉が世界で誕生する以前よりあった、日本古来の考え方「もったいない」。 SDGsの認知は日本においても広く浸透した一方、課題に対応する具体的な取り組みはまだ不足しており、子どもたちへのSDGs教育の中心は小学生以上が中心という実態があります。就学前の子どもを対象としたベネッセの教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」は、毎日ふれる紙やおもちゃ、水など身近な物や場所に隠れている「もったいない」を親子で発見し、幼児にもわかりやすい手法で物を大切にする心を自然に育む「まみむめもったいない」動画を作成しました。

　本動画は「しまじろうとおやこでいっしょに　もったいないちゃれんじ」のコンテンツとして公開していますが、公開後半年で289万回再生（2023年12月5日現在）に達した人気動画となりました。

▶「しまじろうとおやこでいっしょに　もったいないちゃれんじ」：https://shimajiro.benesse.ne.jp/contents/otonamo/mottainai/

▶動画アドレス（YouTube）：https://www.youtube.com/watch?v=UISSCGwl9ek&t=3s

■12月9日（日）に行われた授与式の様子

■応募の経緯　－「こどもちゃれんじ」の環境教育の取り組み

　就学前の子どもを対象としたベネッセの教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」では、1988年の開講以来35年以上にわたって、年齢や月齢に合わせた知育や生活習慣、好奇心など豊かな体験を提供しています。その一環として環境教育にも継続的に取り組んできました。

　幼児期から「もったいない」という気持ちをもって、身のまわりのものを大切にすることが、将来、地球や環境を大切に思って行動する力につながるという考えのもと、これまでに環境問題を親子で楽しく学べるWEBサイト「おやこでエコチャレンジ」「しまじろうとおやこでいっしょに　もったいないちゃれんじ」などの開設のほか、しまじろうコンサートの会場で＜こどもちゃれんじ＞の玩具教材を回収してリサイクルする取り組み「くるくるリサイクル」の展開、TV番組「しまじろうのわお！」でさまざまな環境課題について取り上げるシリーズの放映など、さまざまな取り組みを進めてきました。

　今後も、ブランドキャラクター「しまじろう」と一緒に、子ども達が未来のために自分で考え行動できるようになるためのさまざまな環境教育の取り組みを行ってまいります。

■ベネッセグループの環境活動について

　ベネッセグループは、「Benesse」=「よく生きる」を企業理念とし、教育・介護をはじめとしたさまざまな事業活動を行っています。環境活動においては、未来からの留学生である子どもたちをはじめとした各世代が「Benesse」を実現できるよう、生物多様性の保全を含む環境問題に積極的に取り組んでいます。

　教育関連企業ならではの取り組みとしては、教育分野の事業において、子どもの発達段階に合わせた環境教育をイベント・コンクールなどの機会をつくり、環境問題の理解や環境配慮行動ができる人材育成を推進しています。

＜活動事例＞

・小学生向け「未来をつくる論文コンクール」の実施

・教材、教具のリサイクル活動「しまじろうクラブ　くるくるリサイクル」の実施

・中高生向け「ベネッセSTEAMフェスタ」開催により環境問題へ挑戦する取り組みの推進

・高校生向け「環境小論文コンクール」の実施、「探究ナビ」での環境問題コンテンツ提供

・幼児・小学生むけ通信教材での環境教育教具のお届け

また、環境活動に対する外部評価では、CDPでのリーダーシップレベル「A-」企業への選定やサプライヤー・エンゲージメント評価での最高評価である「CDP2022 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」選定などをいただいています。

■参考情報