「免疫」の状態を可視化する独自の検査サービス開発をスタート!
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志、以下キリン)のヘルスサイエンス研究所(所長 村島弘一郎)と株式会社ヘルスケアシステムズ(社長 瀧本陽介、以下ヘルスケアシステムズ社)は、人の「免疫」の状態を可視化する独自の検査サービスを共同開発します。
■開発の背景と目的
・インフルエンザや新型コロナウイルス感染症に限らず、さまざまな感染症が流行しており、年間を通じて持続的な対策が必要とされる中、感染症対策に加え、健康の土台づくりに重要な「免疫ケア」にも注目が集まっています。
・キリンは長年培ってきた「発酵・バイオ」技術を基に、健康維持に深く関わる免疫の研究を進めており、これまでに小田原市などの自治体と連携し、ヘルスケアシステムズ社の既存の検査サービスを
用いた「免疫検査イベント」を実施しました。そのイベントから、個人の「免疫」の状態を可視化する
ことが人々の「免疫ケア」の意識を高め、行動を促すことにつながることを確認しました。(下図参照)

・「免疫ケア」への意識・関心を高めるとともに行動の習慣化を一層促すために、個人の「免疫」の状態を可視化する独自の検査サービスを開発します。
・健康の土台である「免疫」を可視化することは自分自身の健康状態を把握し、毎日を豊かに過ごすことに繋がるソリューションの一つとして非常に重要な役割を果たすと考えています。
■本サービスについて
・キリンの35年以上にわたる免疫研究を背景に、個人の「免疫」の状態を可視化するとともに簡便に測定可能な生体指標を見出すことに成功しました。
・検査サービス開発や事業の実績があるヘルスケアシステムズ社との協業により、キリンが発見した生体指標を利用した独自の「免疫可視化検査サービス」(仮称)を開発します。
■今後の展望
・2025年中に開発および実装に向けた検証を進め、2026年中に段階的にサービス提供を開始する見込みです。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」において、「食領域」と「医領域」に加え、長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)を立ち上げ、育成してきました。中でも「免疫」領域においては、「プラズマ乳酸菌」を中心に研究、商品化を進め、CSV※1経営において重要な「健康」という社会課題解決に取り組んできました。
※1 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
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