千葉駅を起点とするモビリティハブ「千葉ぷらっと」の実証実験を実施します~移動と生活サービスが融合した新たな都市機能の可能性を検証~

○東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)、株式会社AMANE(本社:東京都港区、代表取締役:井上 佳三)、ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:八剱 洋一郎)はJR東日本主催「WaaS共創コンソーシアム*1」の実証実験として、2025年9月18日(木)より千葉駅と周辺エリアにてモビリティハブ*2を設置します。
○モビリティハブではシェアサイクルや特定小型原動機付自転車(以下「特定小型」)、カーシェアリングなどの「移動サービス」と飲食や物販などの「生活サービス」を提供します。愛称は「千葉ぷらっと」とし、ぷらっと立ち寄って、新しい出会いが生まれるようにとの思いを込めました。
○本実証実験は地域経済やコミュニティの活性化、最終的には、駅を中心とした街の価値向上を目指し、JR東日本のグループ経営ビジョン「勇翔2034」におけるLX(Lifestyle Transformation)の実現にむけて取組みます。
※1「WaaS共創コンソーシアム」は、Well-beingな社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上をめざすコンソーシアムです。(https://www.jreast.co.jp/jrewcc/)
※2複数の移動手段を集約し、利用者の移動をシームレスかつ快適にするモビリティ拠点です。
1.背景・目的
市街地において、駅からほど近い、公共交通機関よりも徒歩が選択されがちなエリアにおいて、その利便性を高める手段として、シェアサイクルや特定小型などが注目されています。
本実証実験では、千葉駅周辺エリアにモビリティハブ「千葉ぷらっと」を試験的に展開し、移動の利便性向上や流動の創出、地域の賑わい向上などの効果について検証します。
2.概要
(1) 2025年9月18日(木)~2026年1月30日(金)予定
※期間中、千葉駅前ポートにて電気設備工事を実施します。
(2) 場所(4箇所)
1.千葉駅前ポート
2.千葉中央公園前ポート
3.千葉市美術館駐輪場ポート
4.千葉市立郷土博物館駐車場・記念碑ポート


(3) サービス内容
1.移動サービス
シェアサイクルや特定小型、カーシェアリングなど複数のモビリティのレンタルサービスを提供します。立乗り三輪モビリティとLimeラクモはシェアリングサービスとして千葉県内では初導入です。

種類 |
利用料金 |
乗り捨て可否 |
事業者 |
---|---|---|---|
シェアサイクル |
30分 160円 (シティサイクル) 30分 200円 (スポーツタイプ) |
HELLO CYCLINGのサイクルステーションで可能 |
OpenStreet㈱ |
電動サイクル (特定小型) |
15分 200円 |
HELLO CYCLINGのサイクルステーションで可能 |
OpenStreet㈱ |
立乗り三輪モビリティ (特定小型) |
60分 700円 |
乗り捨て不可 |
㈱ストリーモ |
Limeラクモ (特定小型) |
15分 90円 |
千葉ぷらっとのモビリティハブ間で可能 |
Lime㈱ |
カーシェアリング |
ベーシック15分 220円 |
乗り捨て不可 |
タイムズモビリティ㈱ |
※利用料金は従量課金制になります。
※立乗り三輪モビリティは12月18日で終了します。
※詳細や追加情報は特設サイトでご案内します。
2.生活サービス
キッチンカーやマルシェなど、訪れた方がくつろぎ、地域の方々が集えるコンテンツを提供します。キッチンカーやマルシェの出店期間や出店日は特設サイトにてご確認ください。
3.イベント
<試乗会>
日時:2025年9月23日(火)10時30分~13時30分 予定
場所:JR千葉駅中央改札外コンコース
内容:Limeラクモの試乗会
<千葉ぷらっと開業イベント>
日時:2025年9月28日(日)11時~14時 予定
場所:千葉ぷらっと 千葉駅前ポート
内容:Limeラクモ、立ち乗り三輪モビリティの試乗会、キッチンカー出店他にも試乗会、千葉国際芸術祭などの地域イベントとの連携したイベント
を実施する予定です。追加情報は特設サイトで随時お知らせします。
4.特設サイト
各種サービスの詳細やイベント情報は以下の特設サイトをご確認ください。

3.今後の展望
本実証実験で得られた知見をもとに、移動利便性の向上や地域回遊の促進に向けたサービス・運営手法の検証を進めます。自治体・事業者との連携を深め、駅中心のシームレスな移動環境の整備を図ります。他エリアへの展開も視野に入れ、沿線価値の向上と地域の魅力発信に取り組んでまいります。
【参考】
〇本実証実験の枠組
本実証実験は、JR東日本が主催するオープンイノベーションの取組みである「WaaS共創コンソーシアム」の実証実験として取り組みます。
千葉駅を中心とした地域の住民と来街者の移動利便性を高め、すべての人々の暮らしと地域の活力を生み出す基盤としてのWell-beingを達成します。
<実証体制>

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