エアコンの消費電力の約8~9割が室外機。理解しているのはわずか5%。室外機の節電対策、72%が十分な対策を実施せず。電気代高騰の今夏、考えよう「室外機ケア」
パナソニック エアーマイスターが室外機の節電&台風対策を解説
電気代の上昇が続く中、エアコンの使い方への関心が高まっています。なかでも注目したいのが、消費電力の多くを担う「室外機」の存在です。しかし、その仕組みや節電における重要性については、十分に理解されていない実態があります。
さらに、「防災対策」の観点からも、とりわけ台風シーズンを迎える夏から秋にかけては、室外機トラブルにも注意が必要な時期です。室外機の不具合の一因となる「ドレンホースの詰まり」は、強風や豪雨の影響で発生することもあり、夏場に多い室内機からの水漏れトラブルにつながるケースがあります。
この度、パナソニック株式会社では、エアコンの消費電力に関する認識や、室外機のメンテナンス状況などについて調査を実施するとともに、パナソニック エアーマイスターの福田 風子が日常的に取り入れたい室外機ケアから、台風時の備えまで、今夏に知っておきたいポイントを解説します。
【本リリースサマリー】
■エアコンの室外機に関するアンケート調査を実施
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エアコンの消費電力が大きいのは「室外機」と知っていた人は51%、約半数が理解せず
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室外機がエアコンの消費電力の約8~9割を占めることを認識していた人はわずか5%
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「室外機の節電対策を行っている」28%、72%が十分な対策を実施せず
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節電対策の上位は「室外機カバーを取り付ける」52%、「室外機の周りに物を置かない」50%、「よしずなどで室外機を日陰に置く」42%
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室外機の節電対策を行わない理由は「やり方がわからない」が66%で最多
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台風前に室外機対策を行っている人は18%、82%が対策せず
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台風後に室外機に異常があった場合、「様子を見る」「放置する」が21%
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エアコン室内機の水漏れ経験者は30%、うち10%は今年の夏も既に経験
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水漏れ経験者の73%が、不具合発生後もそのまま使用を続けた経験あり
■パナソニック エアーマイスターが教える「室外機ケア」 室外機の節電&台風対策を解説
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エアコン消費電力の約8~9割は室外機!理解しているのはわずか5%
「室外機の節電対策を行っている」28%、72%が十分な対策を実施せず
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近年、夏の電気代上昇への関心が高まる中、エアコンの効率的な運転への注目も高まっています。エアコンの冷暖房能力を左右する室外機は、熱を屋外へ放出する役割を担う、いわばエアコンの「心臓部」ともいえる存在です。その室外機はエアコンの消費電力の約8~9割を占めるとされており、室外機の状態や使い方は電気代にも大きく影響します。


そこでまず、エアコンの消費電力に関する認識について聞いたところ、「消費電力が大きいのは室外機」と回答した人は51%だった一方、「室内機」は17%、「どちらも同じくらい」は13%、「わからない」は19%となり、正しく理解していない方も約半数いることがわかりました。
さらに、室外機がエアコンの消費電力に占める合について聞いたところ、「80%以上」と回答した人はわずか5%にとどまりました。室外機が消費電力の大半を占めることはあまり知られていないことがうかがえます。


一方、室外機の節電対策については、「積極的にしている」(10%)、「ややしている」(18%)を合わせても28%にとどまり、「あまりしていない」(28%)、「していない」(44%)と、72%が十分な対策を行っていないことが分かりました。
節電対策を行っている人に具体的な内容を聞いたところ、「室外機カバーを取り付ける」(52%)、「室外機の周りに物を置かない」(50%)、「よしずなどで室外機を日陰に置く」(42%)が上位となりました。
後述しますが、「室外機カバーを取り付ける」「ドレンホースの先端に虫除けカバーをつける」「濡れタオルとバケツで天板を冷やす」は実は実施の際に注意が必要だったり、避けたほうがよい室外機の節電対策です。


一方で、節電対策を行わない理由としては、「やり方がわからないから」が66%で最多となり、室外機の節電方法に関する認知不足が課題として浮き彫りになりました。
続いて、台風への備えについて聞いたところ、台風前に室外機対策を行っている人は「頻繁にしている」(7%)、「時々している」(11%)と、わずか18%にとどまり、82%が十分な室外機の台風対策を実施していないことが分かりました。


台風後の室外機の確認についても、「毎回確認している」(9%)、「時々確認している」(17%)は合わせて26%にとどまり、74%が十分な確認をしていない結果に。
また、台風後に室外機に異常があった場合の対応については、「販売店・修理業者に相談する」(34%)が最も多かった一方、「すぐに対応せず、しばらく様子を見る」(17%)、「特に気にせず放置する」(4%)を合わせると21%となり、異常を認識しても対応を後回しにする人が一定数いることが分かりました。


さらに、夏場のエアコン室内機の水漏れについても調査を行いました。室内機の水漏れを経験したことがある人は30%で、10%は今年の夏も既に水漏れを経験していると回答しました。
水漏れを経験した人にその対応について聞いたところ、73%が「そのまま使用を続けたことがある」と回答しており、不具合発生時にも使用を継続している実態が明らかになりました。
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パナソニック エアーマイスターが教える「室外機ケア」
室外機の節電&台風対策を解説
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続いて、室外機の節電対策&台風対策について、パナソニック エアーマイスター 福田風子が解説します。
■室外機の節電対策
エアコンの節電対策は、つい室内機のケアに気が向きがち。もちろん設定温度を下げすぎないことや、こまめなフィルター掃除は欠かせませんが、同様に室外機の節電対策やお手入れも出来る範囲で実施しましょう。
・直射日光を避けて、室外機の周辺温度上昇を防ぐ
エアコンは外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力量が多くなるため、外気温が高いほど冷房時の効率が低下し、消費電力も増加します。当社試験において同じエアコンの設定でも外気温35℃に比べ、外気温30℃の場合には消費電力が52%※1ほどと、約半分になることがわかっています。これは、エアコンは外気温と設定温度の差が大きいほど、消費電力量が多くなるためです。また、直射日光などで室外機自身が熱くなることも冷房効率の悪化に繋がります。
この「外気温」とは、室外機の吸い込み温度を指します。つまり、厳しい暑さの日も室外機の周辺温度を下げることができれば、消費電力を減らすことができます。空気の流れを遮らないよしずなどを立てかけ、影をつくるようにしましょう。室外機の吸込み温度を1℃下げることは、実は設定温度を1℃上げることと同じく約10~13%もの消費電力の削減につながります。例えば、14畳エアコンの場合、
冷房期間(135日・1日18時間運転)において約60.2kWh下げることができるため、冷房期間合計で約1865円※2の節約につながります。
※1 当社測定基準による。CS-X406D2、当社環境試験室(14畳)外気温35℃時の平均消費電力302Wと外気温30℃時の平均消費電力157Wとの比較。
※2 機種によって消費電力削減効果は異なります。パナソニック製品CS-406DJR2、冷房期間消費電力量463kWhを使用。電気代単価31円/kWhの場合。
・室外機の周囲はスッキリと整理整頓!室外機の裏側も忘れずに
室外機の周辺に物を置いたり、熱の吹き出し口をふさぐような形で囲ってしまったりすると、エアコンの冷房効率が大きく低下する場合があります。
【お手入れポイント】
室外機周辺も意外に汚れるもの。ホコリや落ち葉などのゴミが溜まると熱交換の効率が下がり、消費電力アップにつながる可能性もあるので、特に風の強い日や台風が過ぎた後にはチェックしてください。
基本、室外機の前側は20㎝以上スペースを空けて、できれば30㎝以内には物を置かないようにしましょう。

室外機の裏側のホコリやゴミも忘れずに、丁寧に取り除きましょう。なお、室外機の内部に入り込んでいる場合は、無理に取ろうとすると熱交換器のフィンを破損したり、ケガをしたりする可能性があります。手の届く範囲でお手入れをしましょう。
■実はNG&注意が必要な室外機の節電対策
アンケート調査でも多くの方が実践している節電対策の中には、一見効果がありそうでも、実は逆効果になったり、室外機に負担をかけたりするものもあります。以下の対策は、実施する際に注意が必要です。
・室外機カバーを取り付ける
室外機の据え付けは放熱に必要なスペースとして前・後・左・右・上・下のうち少なくとも3方向を開放し通風路を確保してください。2方向しか開放できない場合には冷暖房は冷 暖房能力・消費電力が10 %程度悪化するおそれがあります。
室外機カバーを取り付ける際にはメーカーから発売されている専用部品を使用するのがオススメ。自作でカバーを作成するなど、エアコンの通風が妨げられると室外機周辺が高温になり消費電力がアップしてしまう可能性があるためNGです。
・ドレンホースの先端に虫除けカバーをつける
虫の侵入を防ぐためにキャップやネットをつけるのは虫除け対策として有効ですが、目が細かすぎると排水が詰まりやすくなり、逆に水漏れや故障の原因になることも。防虫対策をする際は、通水性を確保したメーカー公式の防虫キャップを使用し、定期的に詰まりがないか確認することが大切です。
また、排水がうまくいくようにドレンホースが下向きになっているかをチェックし、詰まったゴミは割り箸などでかき出して取り除きましょう。
・濡れタオルとバケツで天板を冷やす
室外機の上に濡れタオルを置いて冷却する方法は、タオルが吸込口や吹出口をふさいで空気の流れを妨げて、かえって消費電力が増えてしまう可能性もあるので、おすすめできない方法です。天板の温度を下げたい場合は、メーカー公式の室外機日よけ屋根がおすすめです。
■これからの台風シーズンや豪雨にも要注意!
エアコンの室外機は強風や豪雨など過酷な環境を想定した品質試験を実施しているものの、台風などで室外機の転倒・位置ずれ・浸水が起きる場合があります。

台風シーズンのよくあるトラブル例と対処法&予防法を以下のサイトで解説します。
よくあるトラブル例
①室外機の転倒・位置ずれ
②室外機の浸水
③「カラカラ」「カタカタ」異音がする
④台風が原因で停電に
台風シーズンのよくあるエアコントラブル例と対処法&予防法はこちら
https://panasonic.jp/aircon/contents/tips/season-trouble/typhoon.html
■エアコン本体から水が漏れる・水滴が落ちるときは?症状別に解説

エアコン本体の吹出口からボタボタとかなりの量で水漏れ(水が垂れる、水が飛ぶなど)している場合は、ドレンホースに水が通りにくい状態になっていたり、エアフィルターやエアコン本体内部が汚れているなど、結露水がうまく排出できていない可能性があります。
また吹出口に水滴がついて落ちる場合は、お部屋を冷やしている最中に換気を行ったり、設定温度が19℃以下に設定されているなど、結露が発生しやすい環境になっている可能性があります。
よくある水漏れトラブル例と対処法を以下のサイトで解説します。
よくあるトラブル例
① 吹出口から「ボタボタ」と水が漏れる
② 吹出口に水滴がついて落ちる
③ 吹出口以外から水漏れする
エアコン本体から水が漏れる・水滴が落ちるときの対処法はこちら
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/26920/
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猛暑でも快適に過ごすために
パナソニック エオリア独自の省エネテクノロジー
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パナソニック「エオリア」(Xシリーズ)は、独自(★1)のエコロータリー コンプレッサー搭載により冷房運転時の最小出力を約40%低減(*1)。エアコンの運転で長時間を占める室温安定時の最小運転出力を低減(*1)することで、省エネ(*2)を実現しました。(冷房時)
快適を損なわずに消費電力を削減(*1)できるので、「冷房つけっぱなし」という方におすすめです。
★1:国内壁掛け形エアコンにおいて。アセンブルベーン機構の採用により低能力運転時に高効率な運転ができる技術。2025年11月1日現在。(当社調べ)
*1:最小冷房能力が、当社従来品CS-404DHX2=0.5kW、新製品CS-406DHX2=0.3kW。
*2:当社独自の条件により評価。運転安定時約1時間の積算消費電力量が、当社従来品(エコロータリー コンプレッサー非搭載)CS-404DHX2=140Wh、新製品CS-406DHX2=119Wh。(※1) 実際の消費電力量は条件により異なります。
※1:CS-406DHX2、冷房運転での測定例。当社環境試験室(約14畳)、外気温30℃、湿度60%、室温が25℃となるように運転した場合。
■エオリア(Xシリーズ)の省エネ性能についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/feature/energy-saving.html
■エオリアの室外機は、猛暑や豪雨など過酷な環境を想定した品質試験を実施しています。
「エオリアのものづくりのこだわり」についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/contents/quality.html

【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】
パナソニック HVAC & CC株式会社
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べたりなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■パナソニック エアコン「Eolia(エオリア)」は、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンに認定されています。「熱中症ゼロへ」とは、熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指すプロジェクトです。
https://panasonic.jp/aircon/contents/zero_heatstroke.html
■「エアコン室外機に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2026年7月7日~7月14日
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
●有効回答:551名(男性:283名、女性:268名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。
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