次世代ビジネスパーソンに向けた「哲学」の教育プログラム『WIREDの哲学講座』、デジタルハリウッドで6月1日開講

~『WIRED』日本版とデジタルハリウッドが次世代ビジネスパーソンに向けた「哲学」の教育プログラムを提供開始~

デジタルハリウッド株式会社

デジタルハリウッド(専門スクール)では『WIRED』日本版と共同で、次世代ビジネスパーソンに向け、最新領域でのビジネスを考える上で切っても切り離せない倫理的課題や未来像を、「哲学」という視座から学ぶ教育プログラム「WIREDの哲学講座」を6月1日(木)に開講します。
哲学を扱うビジネス書として異例のベストセラーとなっている『いま世界の哲学者が考えていること』〈ダイヤモンド社〉の著者である岡本裕一朗氏をメイン講師に、そのほかにも多彩なゲスト講師を迎えます。
開講に先立ち、4月25日(火)19:30より事前説明会をデジタルハリウッドで開催します。
  IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社が運営をする専門スクール「デジタルハリウッド」は、『WIRED』日本版と共同で、次世代ビジネスパーソンに向け、最新領域でのビジネスを考える上で切っても切り離せない倫理的課題や未来像を、「哲学」という視座から学ぶ教育プログラム「WIREDの哲学講座」を2017年6月1日(木)に開講いたします。

 哲学を扱うビジネス書として異例のベストセラーとなっている『いま世界の哲学者が考えていること』〈ダイヤモンド社〉の著者である岡本裕一朗氏をメイン講師に、そのほかにも多彩なゲスト講師を迎えて行う開講に先立ちまして、4月25日(火)19:30より事前説明会(於:東京都千代田区・デジタルハリウッド駿河台キャンパス)を開催いたします。


"いま、世界は「哲学」を求めている!″


「哲学」はビジネスや経済に無縁のもの。そう思っている人も多いかもしれません。

しかし、テクノロジーの急激な発展を中心として、わたしたちの暮らしが根底から変わりつつある現代社会では、ビジネスの世界でも日常的に「哲学的な命題」に直面することとなります。特に新規事業を生み出し実行していく際には、それが革新的であればあるほど、倫理的課題や未来像といった「哲学的な命題」を必ず問われることになるといっても過言ではありません。

では「哲学的な命題」を問われた際、わたしたちはどのように考え、行動していけばよいのでしょうか。WIRED Business Bootcampは「哲学」こそが、最も役立つ必須アイテムになると考えています。

「WIREDの哲学講義」では、わたしたちの暮らしを根底から変える「人工知能」、「バイオサイエンス」、そして「資本主義社会の行方」という3つのテーマを設定。それらがもたらす倫理的課題や未来像を、プラトンからライプニッツ、ホッブス、ベンサム、フーコーまで、過去の偉大なる「哲学者」の思考を通して学び、そして「本質」を考えるための教育プログラムとして開発いたしました。

ビジネスやテックの最前線にいる方、社会活動や行政に関わる方、さらにデザイナー、クリエイターまで、未来を切り開こうとしているすべての人々に必須の「一般教養」としての「哲学」を、「WIREDの哲学講座」を通じて身に着けていただきます。


【講師から、開講にあたって】

世界はいま、歴史的に大きな転換期を迎えています。これは、5年や10年といった短いスパンの出来事ではなく、数世紀単位の時代的な変化と言えます。この状況では、もはや従来の常識が通用せず、また小手先の弥縫策でも対応できなくなります。ここでは、根本的なパラダイムシフトが進行しているからです。こうした時期こそ、哲学が必要となるのではないでしょうか。哲学はその始まり以来、個々の一時的な現象だけでなく、そこに潜む本質的な根拠を探し求めてきたからです。

哲学といえば、かつて日本では著名な哲学者の学説を学んだり、人生論を説教したりするウサン臭い学問のように見られてきました。しかし、そんな哲学のイメージは、今ではすっかり古くなっています。哲学はもともと、自らが生きる時代においていったい何が起こっているのか、絶えず問い直すアクチュアルな学問です。そのため、歴史の大きな転換期には、いつも哲学の活発な活動が展開されています。そして現代がまさに、そうした時点であると考えられます。

哲学は、決して一部の哲学研究者や好事家のためのものではありません。むしろ、時代を切り開いていくアクティブで知的な人々にこそ、必須のアイテムと言えるのではないでしょうか。単なるハウツーの知識ではなく、幅広い視野のもので、決定的な自己飛躍を図っていただきたいと思います。

──メイン講師・岡本裕一朗(玉川大学教授)



▼WIREDの哲学講座
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講義内容
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【講義の3つのテーマ】
講義では、「人工知能」「バイオサイエンス」「資本主義社会の行方」という3つのテーマについて、必読書の読み込みと、世界の哲学者の思考を学ぶ授業(メイン講師:岡本裕一朗)、そしてテーマごとに招くゲスト講師を囲んで行うディスカッションの、3つのプロセスを実施します。

メイン講師:岡本裕一朗(玉川大学教授)

■テーマⅠ:人工知能

学ぶ内容
・  トロッコ問題とベンサムの「功利主義」
・  働く機械と「資本論」
・  自立型AIとアドルノの「啓蒙の弁証法」

■テーマⅡ:バイオサイエンス

学ぶ内容
・  遺伝子操作と優生思想
・  クローン羊とハンナ・アーレント
・  進化論と宗教

■テーマⅢ:資本主義社会の行方

学ぶ内容
・  資本主義における「自由」
・  ビットコインとアリストテレス(アダム・スミス)
・  国家の終焉とプラトンの『共和国』


【講義スケジュール】

講義は、木曜日の夜、2時間(19:30~21:30)に行います。

「人工知能」「バイオサイエンス」「資本主義社会の行方」の3つのテーマそれぞれについて、①メイン講師の岡本裕一朗(玉川大学教授)による「授業」と、②ゲスト講師を招く「オープンディスカッション」を実施します。受講生には、各テーマの授業を実施する前に必読書のリストを配布し、授業の前の週を「予習」のための期間として書籍を読み込んでいただきます。

・  6/01 ①オリエンテーション
・  6/15 ②授業(テーマ:「人工知能」)
・  6/22 ③オープンディスカッション(テーマ:「人工知能」)
・  7/06 ④授業(テーマ:「バイオサイエンス」)
・  7/13 ⑤オープンディスカッション(テーマ:「バイオサイエンス」)
・  7/27 ⑥授業(テーマ:「資本主義社会の行方」)
・  8/03 ⑦オープンディスカッション(テーマ:「資本主義社会の行方」)
・  8/10 ⑧まとめ


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講師プロフィール
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岡本裕一朗 氏


1954年生まれ。哲学・倫理学者・玉川大学教授。2016年に刊行された『いま世界の哲学者が考えていること』〈ダイヤモンド社〉では、人工知能や遺伝子工学など、現代社会のさまざまな問題に対し、世界の哲学者たちの思考をまとめあげた。その他の著書に『12歳からの現代思想』『思考実験 世界と哲学をつなぐ75問』〈ちくま新書〉、『フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ』〈中公新書〉がある。


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■プレ開講イベント 「WIREDの哲学講座」事前説明会
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「WIREDの哲学講座」開講に先立ちまして、講座の内容や雰囲気をメイン講師の岡本裕一朗がお伝えする事前説明会を実施いたします。

日時:4月25日(火)19:30 – 21:00(19:00受付開始)
会場:デジタルハリウッド駿河台キャンパス
   東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F
人数:先着80名
   ※予約制となります。参加をご希望される方は下記URLよりお申込ください。
参加料:無料
登壇者:岡本裕一朗(玉川大学教授)
主催:『WIRED』日本版/デジタルハリウッド
お申込み:http://wired.jp/event/wbb-2017/

 
▼開催概要
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■WIRED Business Bootcamp 「WIREDの哲学講座」
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【開講日】2017年6月1日(木)

【募集期間】2017年4月18日~2017年5月26日
      ※募集期間は変動する可能性がございます。

【申込受付】4月18日より、公式ホームページにて受付を開始します

【公式ホームページ】http://wired.jp/business-bootcamp/ (4月18日開設予定)

【定員】60名

【対象】
・  企業内で新規事業創出に関わっている方
・  新しいビジネスを生み出そうとしている方
・  リーダーシップを発揮し組織を率いていく方

【講義日程】
全8回(6/1、6/15、6/22、7/6、7/13、7/27、8/3、8/10) ※いずれも木曜日、19:30~21:30

【受講料】 160,000円(税別)

【会場】
デジタルハリウッド 駿河台キャンパス 駿河台ホール
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3階

最寄り駅:JR「御茶ノ水駅【聖橋口改札】」より徒歩1分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅【B2出口】」直通1分
東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅【出口1】」より徒歩4分
JR「秋葉原駅」より徒歩9分
都営地下鉄新宿線「小川町駅」より徒歩6分

【お問い合わせ】
デジタルハリウッド WIRED Business Bootcamp事務局
wired-bbc@dhw.co.jp

【主催】
◆WIRED|ワイアード
未来の社会を見通す「多次元総合メディア」


『WIRED』は、テクノロジーが時代をどう変え、時代がテクノロジーに何を望むかを考え、来るべき社会の未来の姿を見通す総合メディアです。1993年に米国で創刊し、現在5カ国で展開する、世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタートしました。テクノロジーの進化を通して、カルチャーから、サイエンス、ビジネス、医療、エンターテインメントまで、社会のあらゆる事象を、読み応えのあるテキスト、美しいデザインとヴィジュアルでレポートしています。

それらを3Dとして表現するものとして、カンファレンスやトークイヴェント、ライヴ、ワークショップなど、さまざまなイヴェントを積極的に開催。16年より、「EDUCATION」「CONSULTATION」「LAB」の3つの新しい事業にチャレンジしていきます。
 http://wired.jp/

◆デジタルハリウッド(専門スクール)
「実践的産学協同」を提唱する教育機関

1994年、日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。現在、全国に3校の専門スクールと、18校のラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。さらに日本初、株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、2005年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。設立以来、約9万人以上の卒業生を輩出している。

さらには、2015年4月、スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』を開校、同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。

http://school.dhw.co.jp/
 

 
 

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会社概要

デジタルハリウッド株式会社

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URL
https://www.dhw.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F/4F
電話番号
03-5289-9241
代表者名
吉村毅
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年10月