みんなはいくらあげる?お年玉事情大調査 ~2023年度版~【1000人アンケート】

株式会社ナビット

  • 海外のお年玉事情

日本のお年玉は子どもたちにとって新年の楽しみの一つですが、世界各国でも新年には様々な形で子どもたちへの贈り物が行われています。
中国では、「紅包(ホンバオ)」と呼ばれる赤い封筒にお金を入れて贈る習慣があります。この赤い封筒は、幸運と繁栄をもたらすとされ、特に春節(旧正月)の時期には家族や友人に渡されます。
ベトナムでは、「Li xi」として知られるこの習慣は、中国の影響を受けています。新年の初めに年上の人から年下の人へ贈ることで、一年の健康と幸運を願います。
韓国では「セベトン」という伝統があり、新年には子どもたちが年長者に新年の挨拶をし、そのお礼としてお金をもらいます。こうした風習は、家族の絆を深める重要な役割を担っています。
ヨーロッパの一部では、新年に子どもたちに小さなプレゼントを与える習慣がありますが、これはクリスマスプレゼントとは別に行われることが多いです。これにより、新年を祝う文化がより豊かなものになっています。
これらの国々では、お年玉は単にお金を贈る行為以上の意味を持ち、家族の絆を深めたり、新年の幸運を願ったりする大切な文化として根付いています。日本のお年玉とは異なる形ではあるものの、愛と祝福の気持ちを伝えるという共通点があるようです。


ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「お年玉」についてのアンケートを実施しました。


【調査概要】

・調査期間:2023年11月

・調査機関:株式会社ナビット

・調査対象:20代~80代の男女

・有効回答数:1000人

・調査方法:Webアンケート


  • お年玉をあげる人は約80% 

【調査】
お年玉をあげたことがありますか?(回答者:1000人)

お年玉をあげたことが「ある」と回答されたかたは昨年(76.7%)より2.9%増えた79.6%でした。約8割の方がお年玉をあげたことがあるという回答となっています。


  • お年玉をあげるのは自分の子供だけではない

【調査】
誰にあげたことがありますか?(回答者:1000人)※回答数:1593

お年玉をだれにあげるかという質問に対して昨年に引き続き1番多かったのが「甥・姪」でえ527人となっています。昨年(523人)よりも4人増えていますが微差です。また「子供」にあげるという方が422人で昨年(420人)より2人増えています。昨年との比較を全体的にみても、傾向はあまり変わっていないようです。


  • お年玉での出費はまあまあ痛い

【調査】
1年に総額でどれくらいの金額をあげますか?(回答者:1000人)

金額についての質問で1番多かった価格帯は「1万円〜3万円未満」27.4%となってます。昨年(31.6%)より4.2%減少となっています。今年の質問で2番目に多かったのは、「1000円〜5000円未満」17.8%でした。こちらは昨年は13.4%で3番目となっていました。また昨年(16.9%)は2番目だった「5000円から1万円未満」は0.4%下がって16.5%となっています。


  • お年玉は風情を感じる現金が人気

【調査】
キャッシュレスでのお年玉についてどう思いますか?(回答者:1000人)

キャッシュレスお年玉についてのアンケートに対しては「とても賛成」という方が9.8%で昨年(6.7%)よりも3.1%増えています。逆に「どちらかと言えば賛成」という方が23.0%と昨年(24.4%)より1.4%減少した結果となっています。まだまだキャッシュレスお年玉に対しては抵抗感があるのでしょう。


  • キャッシュレスは便利だけど、ありがたみがない

【調査】
キャッシュレスのお年玉について、その選択肢を選んだ理由はなんですか?


今回のアンケートでは、上記の質問をフリー回答で実施しました。
一部回答をピックアップしてみます。


反対派:「あげた方ももらった方もいまひとつ実感がない気がする。」


反対派:「数字だけが移動しているだけで、顔を合わせてのやりとりの方がとても自然なことだと思う。」


反対派:「お年玉は基本的に未成年に挙げるものだと思っている。管理は親がすることもあるので、キャッシュレスよりも管理しやすい現金のほうがいいような気がする。」


賛成派:「ポチ袋や新札などの準備が不要」


賛成派:「カード決済にしていたらポイントもたまる」


先ほどの回答からもみられたように、キャッシュレスお年玉に対しては否定的な印象が強い意見が多かったです。利便性を取るのか昔ながらの習慣を大事にするのか。今はお金の流通に対しても過渡期と言える時代かと思います。そんな中で日本のお年玉の風習は今後どのように変わっていくのでしょうか。


  • ポチ袋が彩る文化:日本の心遣い

ポチ袋は、日本独特の文化のひとつで、お金を包むための小さな紙袋です。もともとは、江戸時代の歌舞伎界で役者が小銭を受け取るために用いられていたとされ、その名前も「ポチ」という銭の単位から来ています。現代では、祝儀やお年玉、またはちょっとした心付けや感謝のしるしとして幅広く用いられています。
ポチ袋の魅力は、その豊かなデザインと色使いにあります。季節ごとの花や伝統的な柄、縁起の良いモチーフが描かれたものから、シンプルでモダンなデザインのものまで、様々な種類が存在します。これにより、贈る人のセンスや贈られる人への思いやりが表現されます。
また、ポチ袋には、贈る金額にかかわらず、感謝や敬意を表す重要な役割があります。日常的な場面での小さな気遣いから、正式な場での礼儀まで、ポチ袋は日本人の心遣いを形にして伝えるツールとして重宝されています。
ポチ袋を通じて、日本の伝統的な美意識と礼節が今日も大切に受け継がれていることが感じられます。小さな袋一つに込められた、深い文化と心遣いを改めて感じてみるのも良いでしょう。


  • 「1000人アンケート」とは

「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。


  • 1000人アンケートの特長

1.アシスト機能を使って設問を自分で編集

2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答

3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)

4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能


  • 1000人アンケート価格表

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!



★「1000人アンケート」詳細はこちら★
   https://survey.navit-research.jp/
  
★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
   https://survey.navit-research.jp/welcome/sign_up



【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com
  
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会社概要

株式会社ナビット

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URL
https://www.navit-j.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8階
電話番号
03-5215-5713
代表者名
福井 泰代
上場
未上場
資本金
9950万円
設立
2001年01月