何必館コレクション 北大路魯山人展 ー和の美を問うー
2020年2月5日(水)~17日(月) 日本橋三越本店 本館7階 催物会場
つばき鉢 1938年 何必館・京都現代美術館蔵
京都上賀茂に生まれ、書家、篆刻家として出発した北大路魯山人(1883-1959)は、陶芸をはじめ書・絵画・漆芸・篆刻・金工など、個性溢れる作品を数多く生み出しました。
また、美食の追求からその実践の場として「美食倶楽部」や「星岡茶寮」を創設し、当時第一級の政治家や財界人、文化人らが集うサロンとして、その名は全国に広まりました。鎌倉の「星岡窯」で、魯山人自身が使用するために生み出された器の美しさは、日本だけではなく海外でも高く評価されています。
本展では、厳選された作品約70点を、「陶」「書」「茶」「花」「食」の5つのテーマに分け展示いたします。
魯山人の作品は、「使う」ことで一層の輝きを放ちます。生涯をかけて日本の美と食を追求した魯山人の「和の美を問う」という、これまでにない充実した展覧会となります。
- 陶 当意即妙の連続
陶は魯山人の美学の中核。瀬戸・備前など、古窯の作品はもとより、幅広い技法の陶磁器を製作しました。
雲錦鉢 1938年
- 書 書は下手形の上手がよい
作品を展示します。
閑林 1954年
- 茶 美的趣味総合大学
黒部織沓 1952年
- 花 花で絵を描くのが生花
備前旅枕花入 1958年
- 食 器は料理の着物
木の葉平向 1953年
【展覧会開催概要】
何必館コレクション 北大路魯山人展 -和の美を問うー
会期:2020年2月5日(水)~17日(月)
午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】 ※最終日は午後5時30分まで【午後6時閉場】
場所:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
入場料:一般1,000円/大学・高校生800円(中学生以下無料・税込)
主催:北大路魯山人展実行委員会
協力:何必館・京都現代美術館
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/event_calendar/rosanjin.html
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