TIS、電池事業を手掛けるGSユアサの物理サーバ上の仮想マシン群を仮想化基盤ごとVMware Cloud on AWSへ移行
DXの要となるアジリティの高い業務システム基盤が完成
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、株式会社GSユアサ(本社:京都市南区、代表取締役社長:村尾 修、以下GSユアサ)の物理サーバ上の仮想マシン群を仮想化基盤ごとVMware Cloud™ on AWSへ移行支援したことを発表します。
GSユアサは、自動車・バイク用の鉛蓄電池で国内シェア1位、電気自動車用のリチウムイオン電池の量産化に世界で初めて成功するなど、優れた技術でエネルギーの新しい価値を創造してきた企業です。
サーバ仮想化による短時間で復旧可能なDR(ディザスタリカバリ)環境構築を目的に、10年程前からデータセンターの物理サーバ上にVMware仮想基盤を構築し、製造・物流系から、グループウェアなどの情報系などさまざまな業務システムを仮想化してきました。こうして3台にまで集約された物理サーバ上では、約130の仮想マシン(VM)が稼働していましたが、リソースの拡張に時間と費用がかかることや、5年ごとのハードウェアの保守切れに伴うリプレイスも負担となり、2019年後半にこのオンプレミスの仮想マシン群をクラウドへ移行することになりました。
GSユアサはクラウド移行の方法として、既存のVMware仮想基盤と仮想マシンをまるごとアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)へ移行できる点を評価し、「VMware Cloud on AWS」を検討しました。当時国内でリリースされて間もないソリューションであったこともあり、プロジェクトを確実に成功させるため、VMware Cloud on AWSの知見を持つITパートナーの支援を受ける方針が決定し、TISを選定しました。
2021年9月には、第1フェーズの約10台の仮想マシンをAWS上の仮想基盤へ切り替えし、残りの仮想マシンの移行も2022年8月に完了しました。
■TIS選定の背景と理由
GSユアサはVMware Cloud on AWS およびAWSの案件実績を持つ3社をピックアップし、提案を依頼しました。優先テーマとして掲げたのは、①AWS移行後も各システムのIPアドレスが変わらないこと ②AWSへの切替時のダウンタイムの最小化 ③従来と同等の信頼性があるDR環境の構築の3点です。
TISは、優先テーマの実現はもちろん、当時はまだVMware Cloud on AWSの国内事例がほとんどない中、VMware Cloud on AWS に関する技術的な知識を有しており、GSユアサからの質問にもその場ですぐ的確な回答ができた点が評価され、パートナーとして採用されました。TISでは国内でVMware Cloud on AWSがリリースされる数カ月前から、米国現地で技術セッションに参加するなど情報収集を進めており、提案に盛り込んだ新技術はいずれもラボで自ら検証して裏付けを取っていたこともGSユアサの信頼を得られた理由の一つです。
■導入効果
・各部門がDXを進めるにあたり、仕様を指定したサーバの要求が増えても迅速に対応できるようになり、サーバリソースの拡張性が向上
・VMware vSphere基盤のアップデートが自動的に実施されるため、セキュリティの手動アップデートパッチ適用作業が不要になるなど、運用管理の負荷が軽減
GSユアサ情報システム部 担当部長 情報インフラグループ グループマネージャー 吉岡 明義氏は以下のように述べています。
「TISは、先回りの技術検証や質問へのレスポンスなど、スピード感が印象に残っています。 “プロジェクトを成功させたい”という強い意志が感じられ、同じチームとして共通の目標を達成できたことは、とてもよい経験になったと思います。当時はまだVMware Cloud on AWS の導入例が少なく、複数の新技術を組み合わせることもあって、正直不安はありました。しかし、TISが先手先手で各技術を検証し、しかもその成果を公開してくれたことで、安心してプロジェクトを進められました。
今後もTISには、VMware Cloud on AWS の新機能の活用提案や、他社の先進的な事例紹介など、引き続き支援をいただければと思います。」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_138.html
■GSユアサ株式会社について
GSユアサは、常に変化する時代のニーズを捉え、蓄電技術でエネルギーの未来を創り続けることを自らの使命として、100年以上にわたって時代と社会の要請に応え続けてきました。
これからも培ってきた技術で車の電動化や再生可能エネルギーのさらなる普及拡大に貢献し、持続可能で豊かな社会の実現に向けた新たな価値創造に挑戦してまいります。
詳細はhttps://www.gs-yuasa.com/jp/をご参照ください。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆報道関係からのお問い合わせ先
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 橋田/髙橋
TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社IT基盤技術事業本部IT基盤技術事業部IT基盤営業部
TEL:050-1702-4063 E-mail:ps-info@ml.tis.co.jp
サーバ仮想化による短時間で復旧可能なDR(ディザスタリカバリ)環境構築を目的に、10年程前からデータセンターの物理サーバ上にVMware仮想基盤を構築し、製造・物流系から、グループウェアなどの情報系などさまざまな業務システムを仮想化してきました。こうして3台にまで集約された物理サーバ上では、約130の仮想マシン(VM)が稼働していましたが、リソースの拡張に時間と費用がかかることや、5年ごとのハードウェアの保守切れに伴うリプレイスも負担となり、2019年後半にこのオンプレミスの仮想マシン群をクラウドへ移行することになりました。
GSユアサはクラウド移行の方法として、既存のVMware仮想基盤と仮想マシンをまるごとアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)へ移行できる点を評価し、「VMware Cloud on AWS」を検討しました。当時国内でリリースされて間もないソリューションであったこともあり、プロジェクトを確実に成功させるため、VMware Cloud on AWSの知見を持つITパートナーの支援を受ける方針が決定し、TISを選定しました。
2021年9月には、第1フェーズの約10台の仮想マシンをAWS上の仮想基盤へ切り替えし、残りの仮想マシンの移行も2022年8月に完了しました。
■TIS選定の背景と理由
GSユアサはVMware Cloud on AWS およびAWSの案件実績を持つ3社をピックアップし、提案を依頼しました。優先テーマとして掲げたのは、①AWS移行後も各システムのIPアドレスが変わらないこと ②AWSへの切替時のダウンタイムの最小化 ③従来と同等の信頼性があるDR環境の構築の3点です。
TISは、優先テーマの実現はもちろん、当時はまだVMware Cloud on AWSの国内事例がほとんどない中、VMware Cloud on AWS に関する技術的な知識を有しており、GSユアサからの質問にもその場ですぐ的確な回答ができた点が評価され、パートナーとして採用されました。TISでは国内でVMware Cloud on AWSがリリースされる数カ月前から、米国現地で技術セッションに参加するなど情報収集を進めており、提案に盛り込んだ新技術はいずれもラボで自ら検証して裏付けを取っていたこともGSユアサの信頼を得られた理由の一つです。
■導入効果
・各部門がDXを進めるにあたり、仕様を指定したサーバの要求が増えても迅速に対応できるようになり、サーバリソースの拡張性が向上
・VMware vSphere基盤のアップデートが自動的に実施されるため、セキュリティの手動アップデートパッチ適用作業が不要になるなど、運用管理の負荷が軽減
GSユアサ情報システム部 担当部長 情報インフラグループ グループマネージャー 吉岡 明義氏は以下のように述べています。
「TISは、先回りの技術検証や質問へのレスポンスなど、スピード感が印象に残っています。 “プロジェクトを成功させたい”という強い意志が感じられ、同じチームとして共通の目標を達成できたことは、とてもよい経験になったと思います。当時はまだVMware Cloud on AWS の導入例が少なく、複数の新技術を組み合わせることもあって、正直不安はありました。しかし、TISが先手先手で各技術を検証し、しかもその成果を公開してくれたことで、安心してプロジェクトを進められました。
今後もTISには、VMware Cloud on AWS の新機能の活用提案や、他社の先進的な事例紹介など、引き続き支援をいただければと思います。」
本件の詳細は以下URLもご参照ください。
https://www.tis.jp/casestudy/casestudy_138.html
■GSユアサ株式会社について
GSユアサは、常に変化する時代のニーズを捉え、蓄電技術でエネルギーの未来を創り続けることを自らの使命として、100年以上にわたって時代と社会の要請に応え続けてきました。
これからも培ってきた技術で車の電動化や再生可能エネルギーのさらなる普及拡大に貢献し、持続可能で豊かな社会の実現に向けた新たな価値創造に挑戦してまいります。
詳細はhttps://www.gs-yuasa.com/jp/をご参照ください。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
◆報道関係からのお問い合わせ先
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 橋田/髙橋
TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社IT基盤技術事業本部IT基盤技術事業部IT基盤営業部
TEL:050-1702-4063 E-mail:ps-info@ml.tis.co.jp