東京都青ヶ島村と「メディカルリスニングプラグ」を用いた補聴器の早期装用を推進する啓発活動を実施
遠隔で聞こえ具合の調整ができるシャープの補聴器を、補聴器販売店や耳鼻科医院がない島しょ部(※1)で活用
シャープは、東京都の島しょ部で、人口が160人と日本最小(※2)の自治体である青ヶ島村(村長:佐々木 宏)と共同で、遠隔で聞こえ具合の調整ができるシャープの耳あな型補聴器(※3)「メディカルリスニングプラグ」を活用した補聴器の早期装用を推進する啓発活動を、本日8月30日(金)より実施します。本活動に先立ち、シャープと青ヶ島村は、「メディカルリスニングプラグを活用した補聴器の早期装用啓発に関する協定」を、本年8月20日(火)に締結しました。
補聴器を効果的に使用するためには、専門知識を持つ有資格者が、一人ひとりの聞こえ具合に合わせて調整することが重要です。しかし、一般的な補聴器の場合、対面で複数回の調整を行う必要があり、青ヶ島村を含め、補聴器販売店や耳鼻科医院がない島しょ部の方々が、必要なときにすぐに調整やサポートを受けるのは困難でした。そこで今回、スマートフォンを介して、専門の有資格者がいる「COCORO LISTENINGサービスセンター」から、遠隔で聞こえ具合の調整ができる軽度・中等度難聴者向けの補聴器「メディカルリスニングプラグ」を活用し、早期装用を促す啓発活動を実施することで、青ヶ島村と合意しました。
本活動では、青ヶ島村にお住まいで聞こえづらさを感じている方を対象に、補聴器の装用を希望する参加者を募り、本機を貸与。聞こえ具合の調整など当社のサポートを受けながら、約3カ月間ご使用いただきます。聞こえ具合の改善によるコミュニケーションの円滑化や生活の質の変化など、遠隔で聞こえ具合の調整ができるシャープの補聴器の装用効果を体感いただくことで、「メディカルリスニングプラグ」の有用性を確認し、早期装用を促していきます。
■ 啓発活動の概要
※1 本ニュースリリースにおいての「島しょ部」は、国内の本州・北海道・四国・九州・沖縄本島を除く島々としています。
※2 2024年6月30日現在。青ヶ島村役場調べ。
※3 製造販売業者:株式会社ニューロシューティカルズ。医療機器認証番号 303AFBZX00058000。
本製品に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
メディカルリスニングプラグ公式サイト
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【ニュースリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/240830-a.html
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