プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

公益財団法人日本ユニセフ協会
会社概要

バヌアツ:ワクチン輸送ドローンの試験運用実施~83の島々の子どもたちにワクチンを【プレスリリース】

結果に基づき本導入検討も

公益財団法人日本ユニセフ協会

©UNICEF©UNICEF

※本信に関連する画像・映像は、 http://bit.ly/2E3fTS4  からダウンロードいただけます。

【2018年12月5日 ポートビラ(バヌアツ)発】
本日、バヌアツの保健大臣のノリス・ ジャック・カルメにより、遠隔地の島々に住む子どもたちにワクチンを届ける、ドローンによる輸送試験が公式に開始されました。首都のポートビラから約1時間の距離にある旧タカラ(Takara)滑走路にて行われ、地域の住民や保健員、子どもたちなど100人以上が集まり、ドローンが初めて空に舞い上がる瞬間を見つめました。

「バヌアツの開発計画には、安定し、持続可能で豊かな国の未来像を形成する上で、遠隔地の島々に暮らす子どもたちにサービスを届けるための革新的な手段が必要とされています」とシャーロット・サルワイ・タビマスマス・バヌアツ共和国首相は述べました。「ビジネス上のパートナーシップを通じて、子どもたちの命を救うワクチンを届けるための輸送試験を開始できるこの日は、バヌアツにとって大変喜ばしい日となりました」

バヌアツ政府は、現在安定したワクチンの供給を受けていない遠隔地の島々に住む子ども(全体の約2割)に対し、ラストマイル(ワクチンを届ける最後の区間)の輸送を達成することを目標として、世界で初めて、ドローン企業2社、オーストラリアのSwoop Aero Pty Ltd of MelbourneとドイツのWingcopter Holding GmbH & Co. KG of Darmstadtとの商業契約を結びました。

「このような遠隔地では、ワクチンやその他の必要不可欠な医薬品を子どもたちに安全に届ける上で特有の課題があります」ユニセフ太平洋事務所代表シェルドン・ヤッテは述べました。「バヌアツ政府に協力し、必要とされる時や場所においてワクチンを安全に届ける新しい方法をともに探求したいと考えています」

バヌアツは、83の島々が1,600キロメートルにわたって広がる太平洋の群島国です。飛行場や敷設された道路があるのは有人島の3分の1に限られ、そのことが、遠隔地域へのアクセスや支援を物理的に困難なものにしています。
 

©UNICEF©UNICEF

この輸送試験の第一フェーズは12月5日から7日に実施されます。エフェテ島北部(North Efate)の旧タカラ(Takara)滑走路から、エマオ (Emao)、ペレ(Pele) ならびに ヌグナ(Nguna) の上空を飛行し、約50キロメートル離れたシビリ(Siviri)のサッカー場を狙って実際のワクチンに近いパッケージを投下します。

「オーストラリア外務貿易省 (DFAT)のinnovationXchangeはバヌアツ政府およびユニセフと協力し、バヌアツにおける重要な保健課題を解決するための革新的な技術の運用を試験したいと考えています」とオーストラリア外務貿易省のチーフ・イノベーション・オフィサーのサラ・ピアソンは述べました。「特にバヌアツのような課題のある地域において、ドローンによってどのように費用対効果の高い方法で病気を防ぐことができるかを今回の輸送試験から理解したいと考えています」

バヌアツの保健省および民間航空局は、2019年1月にでも、エピ(Epi )、シェパード諸島(Shepherds Islands)、エロマンガ島(Erromango)、ペンテコスト島(Pentecost)の保健施設へのワクチンのドローン輸送の承認を、試験結果に基づき検討するということです。さらに、バヌアツ政府にとっても、国内のすべての分野においてドローンを活用できる可能性を理解する上での助けとなるでしょう。

ドローンの試験運用においては、保健専門家、政府代表、教員や子どもたちが参加し、知識や経験を共有するとともに、この新しい技術が文化的にも受容されやすくなるでしょう。

本プロジェクトは、バヌアツの保健省および民間航空局が主導し、ユニセフ、オーストラリア外務貿易省のinnovationXchange、および世界エイズ・結核・マラリア対策基金(The Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)が協力しています。

 



* * *

■     本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、 http://bit.ly/2BWbpv1 からダウンロードいただけます。

■本信に関連する画像・映像は、 http://bit.ly/2E3fTS4  からダウンロードいただけます。

■ 画像・映像素材のお貸し出しについて
ご使用に当たっては下記の事項をご確認・遵守いただきますよう、お願いいたします。
・ユニセフの支援活動やその背景となる状況の説明としての使用
・画像・映像の編集・加工・トリミングは禁止
・提供元の記載>提供:(公財)日本ユニセフ協会

* * *
■     ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■     日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
その他
関連リンク
https://www.unicef.or.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

公益財団法人日本ユニセフ協会

98フォロワー

RSS
URL
http://www.unicef.or.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード