8月25日(月) AndTech「車載バスバーの設計と高度化に求められる材料・技術の最新動向」Zoomセミナー講座を開講予定
元株式会社デンソー 神谷 有弘 氏、ポリプラスチックス株式会社 寺岡 尚信 氏、アルケマ株式会社 勝亦 伸之 氏、Mipox株式会社 中島 健也 氏にご講演をいただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる車載インバータでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「車載バスバー」講座を開講いたします。
車載バスバーの設計と高度化に求められる材料・技術の最新動向について解説する講座である。
本講座は、2025年8月25日(月)開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f05e0af-a6fb-6ea4-9ce1-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:車載バスバーの設計と高度化に求められる材料・技術の最新動向
開催日時:2025年08月25日(月) 11:00-16:05
参 加 費:66,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f05e0af-a6fb-6ea4-9ce1-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 車載インバータの実装技術とバスバーの設計事例
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講師 技術士(総合技術監理部門、電気電子部門) 神谷 有弘 氏(元株式会社デンソー 半導体基盤技術開発部 担当部長)
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第2部 xEV向けバスバー絶縁用の熱可塑性樹脂
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講師 ポリプラスチックス株式会社 研究開発本部 テクニカルソリューションセンター グループリーダー 寺岡 尚信 氏
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第3部 ヒマシ油由来ポリアミドの自動車用途への展開
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講師 アルケマ株式会社 機能性樹脂事業部 日本トランスポーテーション事業担当 ビジネスマネージャー 勝亦 伸之 氏
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第4部 IH誘導加熱によるバスバーの絶縁塗装
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講師 Mipox株式会社 環境ソリューション事業部 中島 健也 氏
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本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・車載パワーエレクトロニクス製品の実装技術(熱設計を含む)に関する基礎知識
・車載インバータの小型設計の考え方、それに必要なバスバーの役割
・自動車分野におけるエンプラの採用事例
・バスバーに求められる絶縁材料の性能
・バスバーの用途別材料選定のポイント
・欧州の樹脂メーカーであるアルケマのサステナビリティ戦略
・最新のELV規則案(2025年改正案)の概要と影響
・植物由来ポリマー「PA11」の基礎と応用
・PA11の自動車分野での最新適用事例
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 車載インバータの実装技術とバスバーの設計事例
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【講演主旨】
車両の電動(特にEV)化が進む中、重要な役割を果たすのがインバータです。車両におけるプラットフォーム(PF)設計が当たり前となり、各車両のPF設計に沿ったインバータの設計がなされています。本講義ではまず、様々なインバータの実装構造を実例をもとに紹介しながら、そこでDC入力ラインあるいはAC出力(モータへの接続)ラインとしてのバスバーの役割を確認します。さらに、最近進められている車両価値向上に対応したPF設計に沿ったインバータの事例を基に、バスバーの将来に向かって果たす役割を考察します。
【プログラム】
1.カーエレクトロニクスの概要
1.1 クルマ社会を取り巻く課題
1.2 プラットフォーム(PF)設計への対応
1.3 環境対応(電動化)
2.車載電子機器と実装技術への要求
2.1 車載電子製品へのニーズ
2.2 小型化が求められる背景
2.3 小型化と熱設計の考え方
3.パワーデバイス・モジュールの実装設計
3.1 パワーデバイスの放熱性向上の動向
3.2 両面冷却方式
4.インバータにおける実装構造とバスバーの役割
4.1 インバータの放熱設計の分類
4.2 事例:空冷の小型インバータにおけるバスバーの役割
4.3 事例:両面冷却のインバータにおけるバスバーの役割
4.4 事例:片面直接冷却のインバータにおけるバスバーの設計
4.5 事例:両面直接冷却におけるバスバーの設計
5.最近のインバータにける実装構造の動向
5.1 軽量化を実現したインバータとバスバーの使い方
5.2 小型薄型化実現のためのバスバー設計の工夫
6.将来動向
6.1 PF設計とインバータの関係
6.2 EV用パワートレインに求められる将来動向
6.3 実装技術と車両の付加価値向上を目指した製品開発
【質疑応答】
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第2部 xEV向けバスバー絶縁用の熱可塑性樹脂
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【講演主旨】
地球環境問題への対応として、自動車産業ではエンジン車からxEV(電動車)へのシフトが急速に進んでいます。xEVの普及に伴い、高電圧・高電流化が進み、それに対応する絶縁部材には、より高度な性能が求められるようになっています。
本講演では、エンジニアリングプラスチック(以下、エンプラ)が自動車部品にどのように活用されているかの全体像を紹介するとともに、最新のxEV向けバスバー用エンプラのトレンドや、新たなニーズに応える材料技術について解説します。
【プログラム】
1.エンプラとは?
2.エンプラ採用の歴史
3.xEV向けエンプラのトレンド
4.バスバーに求められる絶縁材料の特性
5.用途別のバスバー絶縁材料
5-1 パワーコントロールユニット向けバスバー
5-2 E-Axle向けバスバー
5-3 リチウムイオンバッテリー向けバスバー
【質疑応答】
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第3部 ヒマシ油由来ポリアミドの自動車用途への展開
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【講演主旨】
昨今、電動化の進展とともに、バスバーをはじめとする高電圧部品の信頼性向上と、カーボンニュートラルへの対応が求められています。本講演では、70年以上の実績を持つ植物由来の機能性樹脂Rilsan® PA11に着目し、その高い耐薬品性・柔軟性・成形加工性を活かした自動車用途での展開事例をご紹介します。PA11は、再生可能資源であるヒマシ油を原料としながら、高機能材料としての性能を両立。最新のELV指令案を踏まえ、PA11メーカーであるアルケマのカーボンニュートラルに向けた取り組みとともに、次世代モビリティにおける材料選定のヒントをお届けします。
【プログラム】
1.はじめに
1-1 フランスの樹脂メーカー、アルケマの会社概要とグローバル展開
1-2 最新の欧州ELV指令”案”に代表されるバイオマス材料への関心
2.ヒマシ油由来Rilsan® PA11
2-1 Advanced: 機能性樹脂としての歴史と実績
2-2 Bio-based: 持続可能性に優れたトウゴマという植物
2-3 Circular: リサイクルによる更なる持続可能性の進化
3.PA11の自動車用途への展開
3-1 様々な成形方法の適用(射出、押出、粉体塗装)
3-2 PA11の優位性
3-3 バスバーをはじめとする最新の自動車用途での採用実績
【質疑応答】
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第4部 IH誘導加熱によるバスバーの絶縁塗装
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【講演主旨】
IH誘導加熱によるバスバーの絶縁塗装技術は、均一で効率的な加熱と省エネルギー効果を兼ね備えたプロセスです。本セミナーでは、その技術的特徴とともに、生産性向上や環境負荷低減の観点から自動車業界への展開の可能性について解説します。
【プログラム】
1.IH誘導加熱の技術概要
2.バスバー絶縁塗装におけるIH加熱の利点
3.環境負荷低減と省エネルギー効果
4.実用事例と今後の展望
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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