【速報!直木賞候補作決定】発売後たちまち各紙誌で話題!圧巻の「熊文学」河﨑秋子『ともぐい』が第170回直木賞候補に!
2012年、第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞を経てのデビュー以来、自然を相手に書き続けながら数多くの文学賞を受賞し、常に注目を浴びている小説家・河﨑秋子さんの最新長編『ともぐい』が第170回直木賞候補作となり、重版も決まりました。
河﨑秋子さんは北海道で羊飼いの仕事を経て2015年に小説家デビュー。大藪春彦賞、新田次郎文学賞を受賞し、直木賞候補となったのは今回で二度目となります。
なお、選考会は来年1月17日(水)16:00(予定)より築地・新喜楽にて開かれます。
<内容紹介>
己は人間のなりをした何ものか――
人と獣の理屈なき命の応酬の果てには
明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!!
< 著者紹介>
河﨑秋子(かわさき・あきこ)
1979年北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞。14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、同作で15年度JRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞、20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞。他書に『鳩護』『絞め殺しの樹』(直木賞候補作)『鯨の岬』『清浄島』がある。
<書籍データ>
【タイトル】ともぐい
【著者名】河﨑秋子
【判型】四六判ハードカバー(304頁)
【発売日】発売中
【定価】1,925円(税込)
【ISBN】978-4-10-355341-0
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