【2022年9月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】就業場所での喫煙情報による応募意向への影響、「応募する」の最多は「敷地内全面禁煙」83.7%
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2022年9月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
- 調査結果
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は24.5%
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」52.4%、「自宅から通いやすいから」47.6%、「賃金が高いから」30.2%
女性のほうが男性よりも「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が22.7pt高い結果
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」52.8%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」42.6% 、「希望の勤務時間帯だから」37.9%、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働けるから」が17.1pt高い結果
【喫煙志向と就業場所での喫煙情報】
普段から「吸う」17.2%、「以前は吸っていたがやめた」27.2%、もともと「吸わない」55.6%
就業場所での喫煙情報による応募意向への影響、「応募する」が最も多かったのは「敷地内全面禁煙」83.7%
【就業場所での喫煙情報による応募意向への影響】
最も応募に前向きになった表現、「吸う」人は「屋外喫煙可」98.2%、「以前は吸っていたがやめた」人は「敷地内全面禁煙」で91.1%、「(もともと)吸わない」人は「敷地内全面禁煙」の87.5%
本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2022年9月2日~10月5日
有効回答:331名
- 調査結果の詳細(一部抜粋)
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は24.5%
求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。
全体で24.5%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は全体の四分の一程度となった。調査以来、最も低い割合となった。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」では2割を切り、19.0%だった。
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」52.4%、「自宅から通いやすいから」47.6%、「賃金が高いから」30.2%
女性のほうが男性よりも「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が22.7pt高い結果
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「希望する仕事内容だから」の52.4%、次いで「自宅から通いやすいから」が47.6%、「賃金が高いから」が30.2%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「転勤がないから」と「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそうだから」が9.1pt、「自己啓発・キャリア形成を支援してくれそうだから」が6.3pt高くなった。移動に時間をとられずに、働く時間帯も選べる形がより好まれているようだ。自己啓発に関しては、男性しか選択していなかった。一方、「女性」のほうが「男性」よりも「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が22.7pt、「自分が求める福利厚生が充実していたから」が16.3pt、「雇用形態転換制度(正社員⇔パート等)があるから」が16.1pt高くなった。雇用形態転換制度のほか、「職場環境(従業員)が良い印象だから」(12.9%)と、「研修等の教育制度が充実していそうだから」(6.5%)は、女性しか選択していなかった。
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」52.8%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」42.6% 、「希望の勤務時間帯だから」37.9%、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働けるから」が17.1pt高い結果
パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で52.8%、次いで「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が42.6% 、「希望の勤務時間帯だから」が37.9% となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも5pt以上上回っている項目はなかった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働けるから」が17.1pt、「希望の仕事内容だから」が15.7pt高くなった。扶養の範囲内での勤務を希望する割合は、毎月の調査で男性の選択割合を大きく上回っており、大きな特徴となっている。
【喫煙志向と就業場所での喫煙情報】
普段から「吸う」17.2%、「以前は吸っていたがやめた」27.2%、もともと「吸わない」55.6%
就業場所での喫煙情報による応募意向への影響、「応募する」が最も多かったのは「敷地内全面禁煙」83.7%
求人に応募した人に、普段の喫煙状況をきいた。
普段から「吸う」と回答したのは17.2%、「以前は吸っていたがやめた」は27.2%、もともと「吸わない」は55.6%だった。全体で8割程度は、現在特にたばこを吸う習慣はないようだ。
喫煙志向のほか、就業する場所での禁煙に関する情報によって、応募の有無に影響があるかもきいた。なおこの時、応募先の他諸条件は希望がかなっているものとした。
「応募する」が最も多かったのは「敷地内全面禁煙」の83.7%、次いで「屋内禁煙(喫煙室設置)」が75.8%、「屋外禁煙可」が75.2%と続いた。特に「表記なし」でも、67.1%は応募する意向がみられる。
「喫煙可」のみ、「応募する」が46.8%となり、半数を下回った。
【就業場所での喫煙情報による応募意向への影響】
最も応募に前向きになった表現、「吸う」人は「屋外喫煙可」98.2%、「以前は吸っていたがやめた」人は「敷地内全面禁煙」で91.1%、「(もともと)吸わない」人は「敷地内全面禁煙」の87.5%
たばこを「吸う」「以前は吸っていたがやめた」「(もともと)吸わない」ごとに、就業する場所での喫煙に関する情報で応募の有無に差が出るかをみた。
「吸う」人の場合、最も応募に前向きになった表現は「屋外喫煙可」で98.2%、次いで「屋内禁煙(喫煙室設置)」と「喫煙可」が並んで93.0%だった。一方、普段たばこを吸うため、「敷地内全面禁煙」の場合は59.6%まで「応募する」割合が低くなった。
「以前は吸っていたがやめた」人の場合、最も応募に前向きになった表現は「敷地内全面禁煙」で91.1%、次いで「屋内禁煙(喫煙室設置)」が76.7%、「屋外喫煙可」が74.4%となった。一方で、「喫煙可」の場合は47.8%と5割を下回った。
「(もともと)吸わない」人の場合、最も応募に前向きになった表現は「敷地内全面禁煙」の87.5%、次いで「屋内禁煙(喫煙室設置)」で70.1%、「屋外喫煙可」が68.5%となった。一方で「喫煙可」では32.1%まで下がり、喫煙に関する情報だけで応募を避ける人が7割程度いるようだ。また、そういった情報が「表記なし」の場合でも約4割は「応募しない」としている。
「吸わない」人の応募意欲は、「以前は吸っていたがやめた」人の割合のどれよりも低い値となっている。近年は喫煙者を採用しないと求人情報に記載する企業もあり、ここに挙げた表現以外にも求めている情報があるのかもしれない。
- 調査・分析担当者のコメント
<株式会社アイデム 会社概要>
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp
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