男鹿海洋エリアにおけるブルーカーボン実証プロジェクト等に関する協定を締結
NTT東日本株式会社 宮城事業部(執行役員宮城事業部長 須藤 博史、以下「NTT東日本」)は、男鹿市(市長 菅原 広二、以下「男鹿市」)、秋田県(知事 鈴木 健太、以下「秋田県)、公立大学法人秋田県立大学(理事長兼学長 福田 裕穂、以下「秋田県立大学」)、秋田県漁業協同組合(代表理事組合長 杉本 貢、以下「秋田県漁業協同組合」)、株式会社男鹿なまはげ魚工房(代表取締役社長 澤村 誉、以下「男鹿なまはげ魚工房」)と連携し、男鹿海洋エリアが有する環境のポテンシャルを最大限に活用し、食用海藻の増養殖による水産業の振興及び環境にやさしい街づくりの推進による脱炭素の実現に向け協定を締結します。

1.本取り組みの背景と目的
(1)男鹿市海域の資源維持・再生
男鹿市が持つ豊かな自然環境、漁場、文化を最大限活用し、陸上・海上資源の有効活用による環境にやさしいまちづくりと脱炭素(カーボンニュートラル)の実現を目指す。
(2)地域資源の発掘、磨き上げによるブランド力向上
観光・農林水産業の振興、地場産業の活性化、日本海の恵みを活かした海藻資源の維持・再生・拡大を通じてブルーカーボンの取り組みを進める。
2.取り組みの概要
(1)男鹿市沿岸域(戸賀湾)の養殖場を活用し、ワカメ養殖の拡大とアカモク漁場造成を推進。
(2)ワカメ・アカモクの増産によるCO2吸収量を「Jブルークレジット制度」によりクレジット化し、環境価値と経済価値の両立を図る。
(3)ICT(ドローン・AI)を活用した海洋資源調査技術の検証や、ブルーカーボン認証取得によるブランド価値向上、新たな販路拡大を目指す。
3.取り組み内容と各者の役割

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社名 |
役割 |
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秋田県漁業協同組合 及び組合員 |
ワカメ養殖及びアカモク増殖等 |
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秋田県 |
ワカメ及びアカモクの増養殖生育に係る各種技術支援等 |
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男鹿市 |
JBC認証取得とワカメ及びアカモクのブランド力の検証等 |
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NTT東日本 宮城事業部 |
本プロジェクトでのCO₂吸収量把握に向けたICT(ドローン、AI)活用による画像データの取得・分析等 |
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男鹿なまはげ魚工房 |
現ワカメ及びJBC認証取得後の男鹿産ワカメ等のテストマーケティングの検討実施 |
4.本取り組みによる期待される効果
・地球温暖化対策
・男鹿産ワカメ・アカモクのブランド価値向上
・新たな収入源・販路拡大
・地域経済の活性化と漁業資源の回復
5.協定式
日 時 :2025年11月18日(火) 14:00~15:00
会 場 :NTT東日本秋田支店内「Connect Labo OMOCE(おもしぇ)」
秋田県秋田市中通4丁目4-4
出席者: 男鹿市 市長 菅原 広二
秋田県 農林水産部長 藤村 幸司朗
公立大学法人秋田県立大学 理事長兼学長 福田 裕穂
秋田県漁業協同組合 代表理事組合長 杉本 貢
株式会社男鹿なまはげ魚工房 代表取締役社長 澤村 誉
NTT東日本株式会社宮城事業部 ビジネスイノベーション部長 和田 将人
内 容: 調印式、質疑応答
【本件に関するお問い合わせ先】
NTT東日本 宮城事業部
ビジネスイノベーション部まちづくり推進グループまちづくり推進担当 戸島・梶山・大坊
TEL:022-302-6845/Mail:machisui__miyagi-gm@east.ntt.co.jp
男鹿ブルーカーボン実証プロジェクトに関する各種素材
【本取組みに関する各種素材については以下URLよりダウンロード願います】
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