<平成JKの世代別トレンド比較第4弾!スクールライフ編>制服のスカートは「ひざ下→ひざ上→ひざ丈」と変遷、丈に応じて靴下も変化/通学カバンは「手提げ→ナイロン“スクバ”→リュック」今は私服スタイルが旬
理想の先生は「ビートたけしさん・明石家さんまさん→福山雅治さん→櫻井翔さん」
フリュー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三嶋隆 以下、フリュー)が運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関『GIRLS’TREND(ガールズトレンド) 研究所』は、2019年1月に「平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド」の調査を実施しました(サンプル数:403)。本レターは、2019年4月30日で平成が終わりを迎えるにあたり、平成元年(1989年)、平成8年(1996年)、平成30年(2018年)の各世代における女子高生の流行を比較する連続企画です。今回は、「スクールライフ」に関連する調査結果を以下のとおり発表いたします。
【平成元年(1989年)のJK *現在44~47歳】
シンプルなブレザースタイルに、ひざ下5cm以上~10cm未満丈のスカートと手提げカバンが主流。制服に合わせるカバンや靴下などのアイテムは「学校指定」のものを使用する人が多く、靴下においてはその割合が80.3%に。3世代で比較すると、落ち着いた印象の着こなしとなりました。休み時間の過ごし方は「友だちとお喋り」(90.7%)、「居眠り」(10.9%)、「マンガを読む」(10.1%)が上位。先生になってほしい芸能人はビートたけしさんや明石家さんまさん、光GENJI、小室哲哉さんなど、お笑い芸人や男性アーティストが上位にランクインしました。
【平成8年(1996年)のJK *現在37~40歳】
ミニスカートにルーズソックスを合わせ、ナイロンのスクールバッグを持つのが主流。スカート丈はひざ上5cm以上が全体の約半数、ひざ上15cm以上という超ミニ丈は全体の11.5%を占めました。また、何よりも当時を象徴していた「ルーズソックス」を制服に合わせると回答した人は全体の51.1%を占め、他世代と比較しても圧倒的な回答数に。また靴下を購入するお店はルーズソックスブランドとして定番だった“E.G.SMITH“を含む「靴下ブランド」が40.5%となり、当時絶大な人気だったことが分かります。休み時間の過ごし方は、「友だちとお喋り」(86.1%)、「お菓子を食べる」(21.9%)、「居眠り」(13.1%)が上位となり、先生になってほしい芸能人は90年代初頭のデビュー以来、幅広いジャンルで活躍をしている福山雅治さんとなりました。
【平成30年(2018年)のJK *現在15~18歳】
柄ありのリボンにひざ丈のスカート、バッグはリュックサックを持つのが基本スタイル。平成30年世代の制服スタイルは「ブレザー」が1位だった一方で、「私服」と回答した人が他世代より多く14.3%を占めました。靴はスニーカー、カバンはファッションブランドやスポーツブランドと回答した人が多く、近年は私服に近い印象のスタイルが人気のようです。休み時間の過ごし方は「友だちとお喋り」(75.0%)、「SNSを見る」(30.9%)、「LINEを見る」(30.1%)とスマホ世代ならではの結果に。理想の先生は、櫻井翔さんなどアイドルや俳優が上位となりました。
◆ 調査結果
Q. 通っている学校の制服のタイプは? ※単一回答
どの世代も「ブレザー」が1位で、平成元年、平成8年は「セーラー」が2位。平成30年は「セーラー」よりも「私服」が多い所が特徴的。
Q.制服によく合わせる小物は? ※複数回答
平成元年、平成8年は「何もつけない」が1位。平成30年は柄あり・なし含む約半数以上が「リボン」を付けている様子。
Q.制服によく合わせる靴は?※単一回答
各世代「ローファー」が1位。平成30年は他世代より「スニーカー」を履く人が多い結果となった。
Q.制服のスカートの長さは? ※単一回答
平成元年はひざ下5cm以上~10cm未満、平成8年はひざ上5cm以上~10cm未満、平成30年はひざ丈が主流。
近年は長い丈のブームが再来している様子が伺える。
Q.制服に合わせる靴下で、1番よく履いているものは? ※単一回答
平成8年は「ルーズソックス」の人気が圧倒的。平成元年と平成30年は長めなスカートに応じて「短めソックス」を選ぶ傾向。
Q.制服アイテムをよく購入するお店は? ※自由回答
<カバン編>平成元年、8年は「学校指定」が1位。一方で平成30年は「ファッションブランド」「スポーツブランド」が上位。
<靴下編>各世代「学校指定」が1位だったものの、平成8年、平成30年ではその支持率が減少。
平成8年はルーズソックスの定番だった“E.G.SMITH“などの「靴下ブランド」、平成30年は「プライベートブランド」が台頭している。
<靴編>各世代「靴ブランド」、「学校指定」が人気の中、平成元年は「プライベートブランド」、平成8年は「ハイブランド」、平成30年は「スポーツブランド」がそれぞれランクイン。平成30年はスニーカーを履く人が多いことが影響している様子。
Q.授業中についついしてしまうことは? ※複数回答
平成元年、平成8年は「友だちに手紙を回す」ことが主流だった一方で、平成30年では同項目はランク外。「LINEを見る」が台頭。
Q.休み時間は何をして過ごしてる? ※複数回答
「友だちとお喋り」が各世代で1位に。平成30年はSNSやLINEなどスマホを活用した行動が上位に。
Q.普段、通学で使っているカバンは? ※単一回答
平成元年は「手提げカバン」、平成8年はナイロンの“スクバ”が人気。平成30年は私服でも流行中の「リュック」が圧倒的1位。
Q.現在、部活動に入ってる? ※単一回答
平成元年は約6割以上が部活に「入っている」のに対し、平成8年、平成30年は10ポイント近く「入っている」人が減少。
Q.通学用のカバンの中に入っている定番グッズは? ※複数回答
平成元年、平成8年の項目はほぼ同じ項目が並ぶ一方で、平成30年は「携帯電話」「水筒」のランクインが特徴的。
Q.何の部活に入っている? ※自由回答
各世代、スポーツ系と芸術系が均等にランクイン。平成30年は授業必修化やSNSの動画拡散が影響してか、「ダンス」が上位に。
Q.担任の先生になってほしい芸能人は? ※自由回答
平成元年は芸人やアーティスト、平成8年は加えて俳優も上位に。平成30年は多方面で活躍する人が上位3位となった。
*公開データの引用・転載の際は、“フリュー株式会社「GIRLS'TREND 研究所」調べ”と明記いただけますようお願い申し上げます。
* 調査結果の続きはこちらでご覧いただけます。
https://www.furyu.jp/news/2019/02/gtl64.html
[調査概要]
調査内容 : 平成女子高生のファッション・美容に関する調査
調査期間 : 2019年1月11日(金)~1月15日(火)
調査方法 : インターネットアンケート
調査対象 : セルフ型ネットリサーチ「Fastask」のモニター会員様
有効回答数 : 45才~48才女性(平成元年時に高校生) 129
37才~39才女性(平成8年時に高校生) 134
15才~18才女性(現役高校生) 140
[調査項目]
・あなたが通っている学校の制服のタイプを教えてください/女子高生当時、あなたが通っていた学校の制服のタイプを教えてください。
・制服によく合わせる小物を教えてください/女子高生当時、制服によく合わせていた小物を教えてください。
・制服によく合わせる小物で中でも1番よく使っているものを教えてください/中でも1番よく使っていたものを教えてください。
・制服のスカートの長さを教えてください/女子高生当時の制服のスカートの長さを教えてください。
・制服に合わせる靴下で、1番よく履いているものを教えてください/女子高生当時、制服に合わせていた靴下で、1番よく履いていたものを教えてください。
・制服に合わせる靴で、1番よく履くものを教えてください/女子高生当時、制服に合わせる靴で、1番よく履いていたものを教えてください。
・制服アイテムをよく購入するお店の名前を教えてください/女子高生当時、制服アイテムをよく購入していたお店の名前を教えてください。
・あなたが普段、通学で使っているカバンを教えてください/女子高生当時、通学で使っていたカバンを教えてください。
・通学用のカバンの中に入っている定番グッズを教えてください/女子高生当時、通学用のカバンの中に入っていた定番グッズを教えてください。
・中でもないと困るものを1つ教えてください/中でもないと困ったものを1つ教えてください。
・授業中についついしてしまうことを教えてください/女子高生当時、授業中にやっていたことを教えてください。
・休み時間は何をして過ごしていますか?/女子高生当時、休み時間にやっていたことを教えてください。
・現在、部活動に入っていますか?/女子高生当時、部活動に入っていましたか?
・何の部活に入っていますか?/何の部活に入っていましたか?
・担任の先生になってほしい芸能人を教えてください/女子高生当時、担任の先生になってほしいと思った芸能人を教えてください。
【 『GIRLS'TREND 研究所』とは】
プリントシール機市場でトップシェア(2016年夏 自社調べ)を占めるフリューにおける調査・研究機関。主な調査対象は、女子高生・女子大生。『GIRLS‘TREND 研究所』ではこの調査結果の一部をニュースレターとして情報発信中。
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【フリュー株式会社 会社概要】
2007年4月にオムロングループからマネジメントバイアウト(MBO)によって独立したエンタテインメント分野の独立系企業。2015年12月に東証一部へ株式を上場。これまでプリントシール事業、キャラクター・マーチャンダイジング事業、コンテンツ・メディア事業、ゲーム/アニメ事業と、様々なエンタテインメント事業領域に参入し、その範囲を着実に拡大中。
*「GIRLS'TREND 研究所」は、フリュー発行の雑誌「GIRLS'TREND」とも連動しながら、女子の流行情報を発信します。
※『GIRLS‘TREND 研究所』および『GIRLS’TREND 研究所』ロゴは、フリュー株式会社の商標または登録商標です。
※その他の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
※調査結果の数値は、小数点第2位を四捨五入しております。
※掲載している自由回答設問は、「特になし」 、「分からない」等を除いて集計したものです。
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