特集 メディアの未来
「月刊Journalism」1月号発売!
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は1月7日(金)、「月刊Journalism」1月号を発行しました。新年から、年間テーマとして「メディアの未来」を特集していきます。
1月号は巻頭で、2大米紙のインタビューを掲載しています。
映画「スポットライト 世紀のスクープ」のモデルにもなったワシントン・ポストのマーティン・バロン前編集主幹は、「ジャーナリズムの将来は、我々の仕事にお金を払う気持ちを読者に持ってもらえるかどうかにかかっています」と語っています。
ニューヨーク・タイムズは、経営危機からなぜ、よみがえったのか。ジョセフ・カーン編集局長は「独自性が競争力の原点」だと強調しています。
ネット時代でも、ジャーナリズムの価値は不変です。その担い手として新聞が社会に求められ続けるのか。何を守り、何を変えていけばいいのか。新聞とプラットフォームの関係はどうあるべきなのか。学者や研究者、ジャーナリストらが、様々な視点からメディアの未来を探ります。
さらに1月号からは、二つの連載を始めました。
「大学生のための記者入門」では、デジタル時代を迎え、記者に求められる役割や、取材・発信の仕方も変わりつつある中で、記者という仕事の現場を紹介します。
「ネット考現学」は、ネットメディアでの話題を素材にして、新聞やネットニュースでは取り上げにくいテーマを深掘りします。6人の筆者が交代で担当します。初回は、ウェブメディア記者の猪谷千香さんが秋篠宮家の長女眞子さんの結婚を題材にネットの誹謗中傷について取り上げています。
「月刊Journalism」は2008年10月創刊。ジャーナリズムという視点を通して、社会の諸課題と向き合っていきます。定価は815円(税込み)。年間購読料は8965円(税・送料込み)。全国の書店、ネット書店、ASA(朝日新聞販売所)で注文によってお求めいただけます。
【朝日新聞社ジャーナリスト学校】
2006年に発足。入社1、2、3年目の若手記者向けの研修を中心に、中堅やベテランの記者にも「学ぶ場」を提供しています。自治体財政、医療といったテーマ別研修も開き、他のメディアにも参加を呼びかけています。
◆公式サイト https://jschool.asahi.com/
◆ツイッター http://twitter.com/asahi_jschool
〈お問い合わせ〉
朝日新聞社 ジャーナリスト学校
TEL 03-3545-0131(代表)
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