NEC、大本組にCCUS対応「建設現場顔認証 for グリーンサイト」を導入し、タッチ率向上および新規登録の効率化を実現
―全社的平均タッチ率が、38%から49%へと飛躍的に向上―
NEC は、建設キャリアアップシステム(以下、CCUS 注1)対応で建設現場の入退場管理を顔認証で行う「建設現場顔認証 for グリーンサイト」(注2)を、株式会社大本組(以下、大本組)に導入しました。これにより、大本組ではCCUSカードの不携帯や紛失といった課題が解消され、顔認証によるスムーズな入退場管理が実現しました。また、CCUSへのタッチ率が全社平均で10%以上向上したほか、グリーンサイト連携による新規登録作業の効率化により、建設技能者および現場事務双方の負担が軽減され、現場全体の生産性向上に貢献しています。
これらの効果は、2026年2月までに確認されています。

<建設現場顔認証 for グリーンサイト導入事例 株式会社大本組>
【導入の背景】
総合建設会社として日本の社会インフラを支えてきた大本組は、建設技能者の処遇改善を目的にCCUS活用を進めてきましたが、従来のカードリーダー方式では、カード不携帯や操作の煩雑さからタッチ率が伸び悩んでいました。また、新規入場時の登録や確認対応が現場事務の負担となっており、運用面での効率化が課題となっていました。
・CCUSタッチ率の低迷:
カード不携帯や操作の煩雑さにより、就業履歴の登録が進んでいなかった。
・現場事務の負担増大:
不携帯時の確認対応や再発行手続きが、現場事務作業の負担となっていた。
・新規登録作業の非効率:
新規入場者の登録に時間を要し、朝の現場運営に影響が出ており、技能者・事務担当双方にとって負担となっていた。
このような背景を受けて、大本組は「建設現場顔認証 for グリーンサイト」の導入を決定しました。同サービスでは、カードを使用せず顔認証で入退場管理を行うことで、建設技能者の負担を軽減するとともに、CCUS就業履歴の確実な登録を促進します。また、グリーンサイトと連携することで新規登録作業を効率化し、現場運営と事務業務の省力化を実現しています。

【導入による効果】
本サービスの導入により、大本組では主に以下の成果が得られました。
1. CCUSタッチ率の大幅な改善
顔認証によるカードレス運用により、CCUSカード不携帯やタッチ忘れといった課題が解消され、全社平均のタッチ率は導入前の38%から49%へ向上しました。さらに、先行導入現場では65%を超えるタッチ率を記録するなど、就業履歴の確実な蓄積が進んでいます。
2. 現場事務作業の省力化
カード不携帯時の確認対応や再発行手続きが不要となり、現場事務の負担を大幅に軽減しました。入退場管理の手間が削減されたことで、現場運営全体の効率化にもつながっています。
3. 新規登録作業の効率化と生産性向上
グリーンサイトとの連携により、他現場で登録済みの建設技能者情報を引き継ぐことが可能となりました。その結果、新規入場時の登録作業が効率化され、ある現場では平均タッチ率が19%から46%へと大きく改善するなど、現場全体の生産性向上に貢献しています。
今回の「建設現場顔認証 for グリーンサイト」導入により、大本組では、カードレスによるスムーズな入退場管理を実現し、CCUSタッチ率の大幅な向上や現場事務作業の省力化、新規登録作業の効率化といった効果を上げています。顔認証とグリーンサイト連携により、建設技能者・現場双方の負担を軽減しながら、就業履歴の確実な蓄積を可能にした点が高く評価されています。
NECは今後も、こうした取り組みを通じて、建設業界におけるCCUS活用の促進とDXのさらなる推進に貢献してまいります。
以上
(注1) 建設キャリアアップシステム
建設キャリアアップシステムは一般財団法人建設業振興基金の商標または登録商標です。
約23万社(約126万人)が登録する建設キャリアアップシステムは、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。
(注2) 建設現場顔認証 for グリーンサイト https://jpn.nec.com/manufacture/kensetsu/constcloud-genba/dedura-forgreen/index.html
<本件のお問い合わせ先>
NEC 第二製造ソリューション統括部
E-Mail:toiawase-dedura@gdx.jp.nec.com
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