ウィンブルドンテニスに挑む錦織圭に石黒賢が独占インタビュー!本日「ウィンブルドンテニス」1回戦に登場!・・・WOWOWで生中継
イギリス・ウィンブルドンで開幕した2012年のグランドスラム第3戦「ウィンブルドンテニス」(WOWOWで7月8日(日)まで連日生中継)。大会第2日目(6月26日)に行われる男子シングルス1回戦で、腹筋のケガから約2カ月ぶりに復帰する第19シードの錦織圭選手に、WOWOWのスペシャルナビゲーターを務める石黒賢氏が現地にて独占インタビューを行った。
石黒:デビスカップでお会いした2月の頃より、身体ががっちりした印象があります。
錦織:この2カ月は、リハビリも兼ねてずっとトレーニングしてきたので、身体はいい感じに大きくなってきているとは思います。
石黒:4月にバルセロナで腹斜筋(脇腹)をケガしましたが、それはサーブの時に痛めたのですか?
錦織:徐々に痛くなってきていたのですが、最初はサーブからきたと思います。痛めた直後はフォアもバックも全ての動きが痛くて、何をするにも痛みが出てきたので辞めざるを得ませんでした。
石黒:約2カ月たって回復の具合はどうでしょう?
錦織:今は正直90%位だと思います。あと少し違和感だったり硬さが残っています。痛みはほぼなくなっているのですが、まだ不安もありますし、試合を終えて無事だったら100%といえるのだと思います。
石黒:欠場した全仏オープンの試合は観ましたか?
錦織:最後のほうは観ていました。決勝はすごく印象に残る一戦でしたね。
石黒:どんなことを感じましたか?
錦織:昔からそうなのですが、試合を観ていると自分がやりたくなってきてしまいますね。あとは、ナダルの強さが凄まじく印象的でした。
石黒:ウィンブルドンの前哨戦もエントリーはしていましたが欠場されました。
錦織:その時期が一番辛かったですね。治るか治らないかのところで、焦る気持ちももちろんありましたし、そんないろんな気持ちが交錯した中で判断をしないといけないので、すごく難しかったですね。
石黒:約2カ月ぶりにエキシビションマッチで復帰されたわけですが、手ごたえはどうでしたか?
錦織:悪くはなかったですね。エキシビションとはいえ、久しぶりのしっかりとした試合を難なくこなせたので、リズムを掴むためにもこのウィンブルドンに向けて、2試合いい形でできたのではないかなと思っています。
石黒:ウィンブルドンでは日本人初の第19シードですね。そして1回戦の相手はミカエル・ククシュキン選手です。対戦成績は2戦負けなしです。どのように臨みますか?
錦織:2回勝ってはいますが、リズムが掴みづらい選手といいますか、ミスも少なくストロークがしっかりしている選手なので、どの試合もやりにくかった印象は覚えています。スローなペースから急に打ってきたりとリズムを変えてきたりしますね。実際芝でどのような戦いになるかはわかりませんが、たぶん今回もストローク戦になると思います。
石黒:それは錦織選手とタイプが似ているからやりづらいのでしょうか?
錦織:その可能性もありますね。なんとなく似ている部分はあると思います。
石黒:一昨年のウィンブルドンでは1回戦でいきなりナダル、昨年はヒューイットとビッグネームとの対戦が続きました。今年はどうでしょう?
錦織:まだ芝でいい結果を残せていないということが、自分の中でまだ自信に繋がってこないので、今年か、あるいはいつにせよ早く殻を破りたいという思いはありますね。
石黒:デビスカップの時、全豪ベスト8になって変わったところを尋ねた際に、「自信です」と答えていました。その思いは変わりませんか?
錦織:そうですね。やっぱりオーストラリアでのベスト8というのは大きな自信に繋がっています。「自分が強いんだ」と自分で思えることがすごく大事だと思うので……。巧い選手というのは何百人もいますから、その中で自分が強い気持ちで試合に臨めることがどんどんできてきています。今回もウィンブルドンで初めてシードがついてプレーするので、いい意味で頭に刻んでプレーしたいです。
石黒:相手から研究されてきていることは肌で感じますか?
錦織:選手によってはたまに研究されているなというのはあります。でもそこをどうにかして勝っていかなければいけないので、燃えますね。
石黒:100%ではない状態の中、芝という特殊なサーフェスで戦う上で、カギになるショットなどはありますか?
錦織:基本的なプレーはハードコートと変わらないと思いますが、より攻撃的なプレーをして、自分から仕掛けることが第一ですね。自分のフォアを使ってしっかり打っていくことと、サーブではスライスをいつもより多く使うこと。サーブキープが一番の課題なので、そこをしっかりできるようにしたいですね。
石黒:ウィンブルドンの後、今年はオリンピックもロンドンですね。
錦織:日本人として日本を背負って戦うことのできる大会だと思うので、前回よりいい結果を残してメダルを目指して頑張りたいです。
石黒:ウィンブルドンでの目標はありますか?
錦織:ケガが再発しない程度に一生懸命やって、その中で結果がついてくればいいかなと思っています。
石黒:錦織選手にとってのウィンブルドンとはどういうものでしょうか?
錦織:他のグランドスラムとは違う神聖さがあり、毎年新鮮な気持ちで戦えるので、気持ちを新たにプレーできる大会ですね。
ウィンブルドンでのシングルス初勝利に期待がかかる錦織圭。注目の「ウィンブルドンテニス」男子シングルス1回戦、錦織圭 vs ミカエル・ククシュキン戦は、6月26日(火)午後7時30分~WOWOWライブにて生中継!
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
写真:Press Association/アフロ
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★ウィンブルドンテニス 大会第2日
6月26日(火)午後7:30~深夜0:00[WOWOWライブ]生中継
・男子シングルス1回戦 「錦織圭(日本) vs ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)」
※当初の放送開始時間を変更してお送りします。
6月26日(火)深夜0:00~午前6:00[WOWOWライブ]生中継
・女子シングルス1回戦 「クルム伊達 公子(日本) vs カテリーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)」
※試合の進行により、放送カードが変更となる場合がございます。
石黒:デビスカップでお会いした2月の頃より、身体ががっちりした印象があります。
錦織:この2カ月は、リハビリも兼ねてずっとトレーニングしてきたので、身体はいい感じに大きくなってきているとは思います。
石黒:4月にバルセロナで腹斜筋(脇腹)をケガしましたが、それはサーブの時に痛めたのですか?
錦織:徐々に痛くなってきていたのですが、最初はサーブからきたと思います。痛めた直後はフォアもバックも全ての動きが痛くて、何をするにも痛みが出てきたので辞めざるを得ませんでした。
石黒:約2カ月たって回復の具合はどうでしょう?
錦織:今は正直90%位だと思います。あと少し違和感だったり硬さが残っています。痛みはほぼなくなっているのですが、まだ不安もありますし、試合を終えて無事だったら100%といえるのだと思います。
石黒:欠場した全仏オープンの試合は観ましたか?
錦織:最後のほうは観ていました。決勝はすごく印象に残る一戦でしたね。
石黒:どんなことを感じましたか?
錦織:昔からそうなのですが、試合を観ていると自分がやりたくなってきてしまいますね。あとは、ナダルの強さが凄まじく印象的でした。
石黒:ウィンブルドンの前哨戦もエントリーはしていましたが欠場されました。
錦織:その時期が一番辛かったですね。治るか治らないかのところで、焦る気持ちももちろんありましたし、そんないろんな気持ちが交錯した中で判断をしないといけないので、すごく難しかったですね。
石黒:約2カ月ぶりにエキシビションマッチで復帰されたわけですが、手ごたえはどうでしたか?
錦織:悪くはなかったですね。エキシビションとはいえ、久しぶりのしっかりとした試合を難なくこなせたので、リズムを掴むためにもこのウィンブルドンに向けて、2試合いい形でできたのではないかなと思っています。
石黒:ウィンブルドンでは日本人初の第19シードですね。そして1回戦の相手はミカエル・ククシュキン選手です。対戦成績は2戦負けなしです。どのように臨みますか?
錦織:2回勝ってはいますが、リズムが掴みづらい選手といいますか、ミスも少なくストロークがしっかりしている選手なので、どの試合もやりにくかった印象は覚えています。スローなペースから急に打ってきたりとリズムを変えてきたりしますね。実際芝でどのような戦いになるかはわかりませんが、たぶん今回もストローク戦になると思います。
石黒:それは錦織選手とタイプが似ているからやりづらいのでしょうか?
錦織:その可能性もありますね。なんとなく似ている部分はあると思います。
石黒:一昨年のウィンブルドンでは1回戦でいきなりナダル、昨年はヒューイットとビッグネームとの対戦が続きました。今年はどうでしょう?
錦織:まだ芝でいい結果を残せていないということが、自分の中でまだ自信に繋がってこないので、今年か、あるいはいつにせよ早く殻を破りたいという思いはありますね。
石黒:デビスカップの時、全豪ベスト8になって変わったところを尋ねた際に、「自信です」と答えていました。その思いは変わりませんか?
錦織:そうですね。やっぱりオーストラリアでのベスト8というのは大きな自信に繋がっています。「自分が強いんだ」と自分で思えることがすごく大事だと思うので……。巧い選手というのは何百人もいますから、その中で自分が強い気持ちで試合に臨めることがどんどんできてきています。今回もウィンブルドンで初めてシードがついてプレーするので、いい意味で頭に刻んでプレーしたいです。
石黒:相手から研究されてきていることは肌で感じますか?
錦織:選手によってはたまに研究されているなというのはあります。でもそこをどうにかして勝っていかなければいけないので、燃えますね。
石黒:100%ではない状態の中、芝という特殊なサーフェスで戦う上で、カギになるショットなどはありますか?
錦織:基本的なプレーはハードコートと変わらないと思いますが、より攻撃的なプレーをして、自分から仕掛けることが第一ですね。自分のフォアを使ってしっかり打っていくことと、サーブではスライスをいつもより多く使うこと。サーブキープが一番の課題なので、そこをしっかりできるようにしたいですね。
石黒:ウィンブルドンの後、今年はオリンピックもロンドンですね。
錦織:日本人として日本を背負って戦うことのできる大会だと思うので、前回よりいい結果を残してメダルを目指して頑張りたいです。
石黒:ウィンブルドンでの目標はありますか?
錦織:ケガが再発しない程度に一生懸命やって、その中で結果がついてくればいいかなと思っています。
石黒:錦織選手にとってのウィンブルドンとはどういうものでしょうか?
錦織:他のグランドスラムとは違う神聖さがあり、毎年新鮮な気持ちで戦えるので、気持ちを新たにプレーできる大会ですね。
ウィンブルドンでのシングルス初勝利に期待がかかる錦織圭。注目の「ウィンブルドンテニス」男子シングルス1回戦、錦織圭 vs ミカエル・ククシュキン戦は、6月26日(火)午後7時30分~WOWOWライブにて生中継!
詳しくは、WOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
写真:Press Association/アフロ
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★ウィンブルドンテニス 大会第2日
6月26日(火)午後7:30~深夜0:00[WOWOWライブ]生中継
・男子シングルス1回戦 「錦織圭(日本) vs ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)」
※当初の放送開始時間を変更してお送りします。
6月26日(火)深夜0:00~午前6:00[WOWOWライブ]生中継
・女子シングルス1回戦 「クルム伊達 公子(日本) vs カテリーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)」
※試合の進行により、放送カードが変更となる場合がございます。
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