慶應連合三田会会長・内科医の菅沼 安嬉子先生が教える! 家庭で使える大人の教養医学『私が教えた慶應女子高の保健授業』
■ 家族みんなで読みたい必携の家庭の医学書
「保健授業」で学ぶのは、一生を健康にすごすために知っておきたい「体のしくみ」と「病気の予備知識」。1985年~2000年までの15年間、慶應女子高で人気を博した保健授業の内容を、最新情報に改めながらここに大公開! 医師でもある菅沼先生が、妊娠・出産からいざというときの応急処置、内科的な病気のこと、心の病、そして環境問題まで幅広い内容をわかりやすく伝えます。一家に1冊あれば、子どもからお年寄りまでみんなに役立つ、教養としての医学書です。
- 実践的な、専門的な医学知識までわかりやすい言葉で紹介。
「なぜ、呼吸しないと生きられないの?」「外傷— 意外に間違いが多い傷の手当」「意外と知らないがんの定義」など、身近な疑問から医学の深い知識まで展開していく内容は、教員であった菅沼先生ならでは。インフルエンザや応急処置の方法等、家庭ですぐに使える実践的な知識から、血液の構造や細胞のメカニズム等、病気の原因を理解するのに役立つ専門知識までをわかりやすい言葉で紹介します。家族や自分が病気にかかった際、医師の話を理解するにも知っておきたい大切な知識が詰まっています。
- 環境問題/慶應女高の健保環境問題レポートの書き方付き
人は自分の健康にのみ注意していても、周りの環境が劣悪だったら到底元気に生きることはできません。そのため慶應女子高の保健の教科書では、環境問題には沢山のページが割かれています。地球規模の環境破壊、オゾン層の破壊、環境ホルモン、プラスチックの逆襲、地球温暖化について。菅沼先生も授業で基本的なことを教え、生徒たちにはレポートも課したそうです。1990年代と2020年代では環境破壊の状況が大きく変わりました。本書では、授業内容に加え、これからの危機に対しても考えを深めるページを設けました。
- 体のことに関心を持ってほしい。あの、慶應女子高の名授業が、再びよみがえる!
「1985年から2000年まで、非常勤講師として慶應義塾女子高等学校の2年生と3年生の保健授業を担当させていただきました。慶應義塾は受験がないため、授業内容は教師に任されています。もちろん教科書もありますが、先生たちは教えたい内容については特に情熱をもって教えています。そこで私も女子高生が大人になり結婚して子供を産み育て、親の介護に至るまで、自分と家族の健康を守るのに必要な知識を全部教えようと決めました。毎週、ミニ医学部の授業になりましたけど、こちらが絶対必要だから覚えなさいという信念をもっていると生徒には伝わるようで、だれも文句は言わずかえって毎週どんな話かと楽しみにしてくれました。そして家に帰り親に話すので家族にもよい影響が広がっていったようです。(中略)当時から、医学的に変わった部分は補足いたしました。ご参考になさっていただければ幸いです。では授業にお付き合い下さい」(本書前書き より) |
著者プロフール/菅沼 安嬉子(すがぬま あきこ)
1943年、東京に生まれる。1968年、慶應義塾大学医学部卒業、内科学教室入室。2020年3月、女性で初めて慶應連合三田会会長に就任。菅沼三田診療所副院長。慶應義塾評議員、慶應義塾大学医学部三四会評議員、慶應医学会評議員、日本ワックスマン財団理事他、多数務める。1985~2000年までの15年間、医師として診療を行うかたわら、慶應義塾女子高等学校で保健授業の講師を務めた。また、2001年~2008年、慶應義塾大学看護医療学部講師(臨床栄養学)。
<刊行概要>
『私が教えた慶應女子高の保健授業』
■著者:菅沼 安嬉子
■発売日:2022年4月1日(金)
■定価:2,970円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
※一部書店により発売日が異なります。
<目次>
第1章 脳のはなし
第2章 呼吸・循環と応急処置
第3章 血液と血液が原因の病気
第4章 消化器の病気と危険な食べ物
第5章 なくては困る泌尿器系
第6章 がん
第7章 女性の体
第8章 心の問題
第9章 環境問題
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