【業務経験者に調査】インフラ運用において直面している最大の課題とは?39%が「コスト管理と最適化」と回答
株式会社NEXER・インフラ運用に関する調査
■インフラ運用において直面している最大の課題とは?
業務でインフラエンジニア、情報システム担当者、ICT担当者の経験がある方にとって、インフラ運用の課題は無視できないでしょう。
また最新の技術トレンドへの対応や情報システムの改善に向けての取り組みなど、課題は多岐にわたります。
そこで今回は『SmartDeal(スマートディール)』と共同で、事前調査で「業務でインフラエンジニア、情報システム担当者、ICT担当者の経験がある」と回答した全国の男女100名を対象に「インフラ運用」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとSmartDeal(スマートディール)による調査」である旨の記載
・SmartDeal(スマートディール)(https://lp.smartdeal.jp/)へのリンク設置
「システム開発を開始する際に困難なことに関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年7月20日 ~ 7月26日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
調査対象:事前調査で「業務でインフラエンジニア、情報システム担当者、ICT担当者の経験がある」と回答した全国の男女
有効回答数:100サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:現在、どのようなインフラ技術にもっとも関心を持っていますか?
質問2:そのようなインフラ技術に、もっとも関心を持ってる理由を教えてください。
質問3:インフラ運用において直面している最大の課題は何ですか?
質問4:それが、インフラ運用において直面している最大の課題だと思う理由を教えてください。
質問5:最新の技術トレンドにどのように対応していますか?
質問6:インフラの運用において、どのような自動化ツールやテクノロジーを利用していますか?
質問7:企業の情報システム戦略においてもっとも重要だと思う要素は何ですか?
質問8:企業の情報システム戦略において、それがもっとも重要だと思う理由を教えてください。
質問9:情報システムの改善に向けて、どのような取り組みを検討していますか?
質問10:企業内での情報システムの課題にどのように対応していますか?
質問11:情報システムの改善またはアップグレードを行う際の、もっとも大きな考慮点は何ですか?
質問12:情報システムの改善またはアップグレードを行う際に、それがもっとも大きな考慮点である理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■約半数が「クラウドサービス(AWS、Azureなど)」に関心を持っている
まずは現在、どのようなインフラ技術にもっとも関心を持っているのか聞いてみました。
49%とほぼ半数の方が「クラウドサービス(AWS、Azureなど)」と回答しています。
そのようなインフラ技術に、もっとも関心を持ってる理由を聞いてみたので一部を紹介します。
「クラウドサービス(AWS、Azureなど)」回答理由
作業が効率化出来るから。(20代・男性)
一番のメジャーな技術だから。(30代・男性)
業務に必要だと思うから(30代・女性)
社内の情報マネジメント及びセキュリティー対策のため(40代・男性)
クラウドがもっと進化して、シンクライアントになれば、リモートワークの普及はもっとたやすくなるはずなので。(40代・男性)
「ネットワーキングと通信技術」回答理由
やはり通信技術の発達がこれからも大事だから(40代・男性)
これからもITの基本だろうから。(50代・男性)
20年以上第三世代携帯電話の標準規格を策定するために、EUまで出張して仕様策定に関わり、日本国内でもキャリアに常駐してメールアプリを担当してきたから。(50代・男性)
■インフラ運用において直面している最大の課題、39%が「コスト管理と最適化」
続いて、インフラ運用において直面している最大の課題は何だと思うか聞いてみました。
もっとも多かったのが「コスト管理と最適化」で、39%の方が回答していました。
さらに「セキュリティとコンプライアンス」が35%と、緊迫しています。
それがインフラ運用において直面している、最大の課題だと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「コスト管理と最適化」回答理由
いかに効率よく管理できるかで業績が違ってくるから。(40代・女性)
どんなことにおいてもコスト面は必ずぶつかる難題だと思う(40代・男性)
継続的に使用するには避けて通れないポイントのため(40代・男性)
オンプレミス環境でのインフラ構築のため、常に定期的なリプレースが必須となるため(50代・男性)
ランニングコストが高いのでアップデートも高価(50代・男性)
「セキュリティとコンプライアンス」回答理由
サイバー攻撃の高度化への対応が必要だから。(30代・男性)
情報漏洩が会社運営の命取りになるため(40代・男性)
近頃のユーザーは、スマホで一日中ネットを使うが、セキュリティという概念すらない。(50代・男性)
サイバーセキュリティは年々進化している(50代・男性)
■企業の情報システム戦略においてもっとも重要だと思う要素、42%が「ITセキュリティとリスク管理」
さらに、最新の技術トレンドにどのように対応しているのか聞いてみました。
半数の方が「定期的なトレーニングと研修」と回答しています。
続いてインフラの運用において、どのような自動化ツールやテクノロジーを利用しているのかも聞いてみました。
「クラウド管理プラットフォーム」が55%と半数以上、さらに「モニタリングとアラートツール」が44%と続きました。
また、企業の情報システム戦略においてもっとも重要だと思う要素は何か聞いてみました。
42%と半数近くの方が「ITセキュリティとリスク管理」と回答しています。
「データ管理と分析」が続いていますが、21%と「ITセキュリティとリスク管理」と比べると半数のようです。
企業の情報システム戦略において、それがもっとも重要だと思う理由を聞いてみたので一部を紹介します。
「ITセキュリティとリスク管理」回答理由
信用問題に関わるので(30代・女性)
リスクは徹底的に潰さないと信頼を失うので(40代・男性)
第一にセキュリティがしっかりしていないと利用者に選ばれないため(40代・女性)
ウイルス感染にて損害を被る企業が現代では多くあることから、自社でも最大限にセキュリティには警戒している。(40代・男性)
ハッカーなどセキュリティ問題は、いくら開発しても情報漏洩しては意味がない。(50代・男性)
「データ管理と分析」回答理由
顧客データの管理など重要な要素が多いと思う(40代・男性)
何のための情報管理と分析かを考えると、ここが重要と判断できるので(40代・男性)
■情報システムの課題への対応、60%が「内部スタッフの技術力向上」
また情報システムの改善に向けて、どのような取り組みを検討しているのか聞いてみました。
「データセキュリティの強化」が47%、「クラウドへの移行」が45%、そして「システムのアップグレードと近代化」が40%と続きました。
さらに企業内での情報システムの課題にどのように対応しているのかも聞いてみました。
60%と半数以上の方が「内部スタッフの技術力向上」と回答しており、他と大きな差をつけています。
そして最後に情報システムの改善またはアップグレードを行う際の、もっとも大きな考慮点は何か聞いてみました。
「システムのセキュリティとデータ保護」が4割と、他の項目と差が出る結果となりました。
情報システムの改善またはアップグレードを行う際に、それがもっとも大きな考慮点である理由を聞いてみたので一部を紹介します。
「システムのセキュリティとデータ保護」回答理由
改善すれば信頼性も増す(20代・男性)
アップグレードの際にはよくセキュリティ面で問題が起こりやすいと思う(40代・男性)
システム改修時にはセキュリティホールが発生しやすいため、ウイルス感染しないように自社では警戒している。(40代・男性)
とにかくユーザーデータが資源であり、重要なファクターであることは、今も昔も変わらないため(40代・男性)
「ユーザーの利便性と使いやすさ」回答理由
あくまでもユーザー第一なので(40代・男性)
アップグレードするからには前のシステム以上のパフォーマンスを出したいから(50代・男性)
■まとめ
今回は「インフラ運用」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
インフラ運用において直面している最大の課題として、39%の方が「コスト管理と最適化」と回答しています。
さらに企業の情報システム戦略においてもっとも重要だと思う要素として、「ITセキュリティとリスク管理」と回答したのが42%という結果が出ました。
ITセキュリティとリスク管理やデータ管理と分析など、企業の情報システム戦略において重要な要素は、業務管理ツールの導入でスムーズに対応できることが期待できます。
情報システム戦略のひとつとして、業務管理ツールの導入もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとSmartDeal(スマートディール)による調査」である旨の記載
・SmartDeal(スマートディール)(https://lp.smartdeal.jp/)へのリンク設置
【SmartDeal(スマートディール)について】
運営会社:株式会社テクノデジタル
教室所在地:東京都港区南青山7-1-5 コラム南青山5F
代表取締役:播田 誠
URL:https://lp.smartdeal.jp/
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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