産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞した人気作家が描く、台湾の国民的絵本「きょうりゅうバス」シリーズが日本上陸!
2022年4月12日(火)発売『きょうりゅうバスで としょかんへ』
株式会社世界文化社は、2022年4月12日(火)に絵本『きょうりゅうバスで としょかんへ』を発売いたしました。
- 台湾の子どもはみんな知っている! 国民的絵本「きょうりゅうバス」が日本上陸
体が大きくてわんぱくっ子、でもとってもお友達想いの“きょうりゅうくん”が主人公の「きょうりゅうバス」シリーズは、台湾の子どもで知らない子はいないというほど親しまれているロングセラー絵本。心あたたまるストーリーはもちろん、産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞した台湾の人気作家・リン・シャオペイさんが描く、鉛筆、水彩、デジタルを用いたコラージュ風の絵が想像力をかきたてます。
<あらすじ>
たいへんたいへん! 図書館の「おはなしの時間」に間に合わない!
大あわての子どもたちが乗ったのは、なんと、きょうりゅうくん。
きょうりゅうくんは、専用道路をのっしのっし。急いで図書館へ向かいます。
なんとか間に合った子どもたちですが、きょうりゅうくんは体が大きすぎて……。
一番最初の夢が、図書館員になることだったという著者のリウ・スーユエンさん。本書では、子どもたちに愛と夢を与える「図書館」と、そこで本と出合う喜びが描かれています。
また、カバーを裏返すと、世界中で実際に活躍している移動図書館を紹介するポスターに。異文化に触れることで、世界への興味が広がります。
<著者からのメッセージ>
リウ・スーユエンさん(文) きょうりゅうくんのように歩き出したら、世界はどこまでも広がっていきます。 愛がある限り、その力も尽きることはありません。 リン・シャオペイさん(絵) きょうりゅうくんは体が大きいけど、実は好奇心いっぱいの子どもです。優しくしてあげてください。 大人の読者も、きょうりゅうくんに乗ってどこかへ行くことを想像してみてください。慣れた街を違う角度から見るのはおもしろいですよ。 |
2022年秋冬には、『きょうりゅうバスで がっこうへ』も刊行予定。とっても可愛い“きょうりゅうくん”の物語を、ぜひお楽しみください。
<著者プロフィール>
リウ・スーユエン(文)
1964年台湾生まれ。淡江大学教育学部卒業。編集者を経て、作家として活動。台湾では、創作や民俗絵本、科学童話など、多岐にわたる作品を発表。多くの作品が中国、日本、韓国、アメリカ、フランス、ロシアなどで翻訳出版されている。
リン・シャオペイ(絵)
1973年、台湾生まれ。台湾・文化大学美術学部卒業。1999年に絵本作家デビュー。初めて日本で翻訳出版された『カタカタカタ おばあちゃんのたからもの』(宝迫典子訳/ほるぷ出版)が、2019年産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞。英語版、フランス語版、韓国語版なども刊行されている。鉛筆、水彩、デジタルなどを用いた手法で、繊細で軽やかな作品を描いている。
石田 稔(翻訳)
1947年、岩手県盛岡市生まれ。早稲田大学大学院中国文学科修了。1996年に上海の華東師範大学に留学後、湖南省長沙に滞在。翻訳作品に『ぼくはきみの友だちだ』(劉心武作、福武書店)、『乱世少年』(国土社)などがある。中国児童文学研究会会員、日中児童文学美術交流センター会員。
<刊行概要>
『きょうりゅうバスで としょかんへ』
■発売日:2022年4月12日(火)
■定価 :1,430円(税込)
■発行 :株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/22824.html
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