古野電気とのLEO/MEO(※1)衛星通信アンテナ開発における協業を建設分野に拡大
地下や高層階、トンネル内などモバイルデータ通信が困難な建設現場における高速大容量の通信環境構築を実現し、建設DXに貢献
シャープは、古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野 幸男、以下、古野電気)とのLEO/MEO衛星通信アンテナ開発における協業の範囲を、船舶分野のみならず建設分野にも拡大します。
当社は、スマートフォンの設計で培った小型・軽量化技術や通信技術を活かし、小型かつ軽量なLEO/MEO衛星通信アンテナの開発を進めています。本年9月より船舶向け機器において豊富な経験やノウハウを有する古野電気と協業し、船舶での利用に適した衛星アンテナの早期実用化に向けて開発を加速しています。
今般、古野電気との協業範囲を建設分野にも拡大することで合意。シャープが開発するLEO衛星通信アンテナと古野電気の建設現場向けWi-Fiシステムを連携させた建設DX向け衛星通信ソリューションの共同開発に取り組みます。地下や高層階、トンネル内など、モバイルデータ通信が困難な建設現場における高品質で高速大容量のネットワーク環境の構築に加え、工事の進捗にあわせたネットワーク構築エリアの柔軟な変更を可能とします。本ソリューションを早期に実用化することで、緊急時の迅速な連絡や効率的かつ高度な施工管理、遠隔監視など、建設現場のDX促進に貢献してまいります。
本ソリューションは、明日12月11日(水)から13日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JAPAN BUILD TOKYO ―建築の先端技術展―(※2)」の古野電気ブース(南4ホール48-1(建設DX展内))にて参考展示します。
※ 1LEO:低軌道。Low Earth Orbitの略。MEO:中軌道。Medium Earth Orbitの略。
※ 2詳細は、「JAPAN BUILD TOKYO ―建築の先端技術展―」の公式サイト(https://www.japan-build.jp/tokyo/ja-jp.html)をご覧ください。
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