JTBがIoTを活用した企業共創型課題解決プログラムの販売を開始

～12月19日販売開始「ifLinkスタートアップCamp！」～

株式会社JTB

2024年12月19日 10時00分

　株式会社JTB（本社：東京都、代表取締役社長執行役員：山北栄二郎、以下「JTB」）は、株式会社アプライドロボット（以下、「アプライドロボット」）、東芝デジタルソリューションズ株式会社（以下、「東芝デジタルソリューションズ」）、株式会社SUNReality（以下、「SUNReality」）と企業共創型課題解決プログラム「ifLinkスタートアップCamp！、以下「本プログラム」）を共同開発し、12月19日より販売を開始します。

●https://www.jtbbwt.com/education/service/solution/jh/in-school-program/workshop/iflink/

■ifLink®プラットフォームとは

　IoT機器やWebサービスをモジュール化することで、ユーザーが自由に組み合わせて便利なしくみを簡単に実現することができるIoTプラットフォームです。アプリで誰でも簡単に利用することができ、メーカーや業界を横断して、さまざまな機器やサービスとの連携が可能です。　

※ifLinkは東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。

●https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/iflink.html

■ifLinkスタートアップCamp！とは

　ifLinkとJTBの強みを掛け合わせ、子どもたちに探究的、文理横断的、実践的な学びを届け、共創する力を育む特別なプログラムです。具体的には、➀課題解決の手段としてのデジタル技術を学ぶ➁人間ならではの創造力や自由な発想力を育む➂コミュニティで共創型社会を体感する、という３つの価値を提供します。

■プログラム開発の背景

　「これからの時代を生き抜く子どもたちへ、産業界が学校と一体となるからこそ実現する学びを届けたい」。そんな想いから本プログラム開発の検討が始まりました。教育現場や企業にはそれぞれに課題がある中で、産・学をつなぐことは、その課題解決手段として有効であると考えられていましたが、日常の中でその接点や機会をつくることは難しい現状がありました。こういった背景の中、実社会との接点を求める「学」と、柔軟な発想や価値観を持つ学生との連携を求める「産」を結びつけ、産・学がもつそれぞれの課題を解決するため、本プログラムを共同開発することになりました。

■プログラム開発の目的

　本プログラムは、「誰もがカンタンにIoTを使える世界の実現」を目指し150を超える会員企業等の知見が結集する一般社団法人ifLinkオープンコミュニティの共創環境と、JTBの持つ教育プログラムの造成及び運営ノウハウとを活用し、課題解決思考を備えたデジタル人材の育成を目的としています。本プログラムを広く実施することを通じて、産・学それぞれが抱える課題を解決し、真の共創の場面の提供を目指すとともに、社会課題であるデジタル人材やスタートアップ人材の創出につなげていきます。

■各社の役割について

・JTB：全国の教育マーケットや自治体における販売網を活用し、本プログラムの提供を行います。

・アプライドロボット：ifLinkスタートアップCamp！の教材となるifLink EX(※)の提供を行います。

・東芝デジタルソリューションズ：ifLinkのライセンスやプラットフォームの提供を行います。

・SUN Reality：本プログラム実施の際にファシリテーター派遣を行います。

（※）課題発見・アイデア創出・プロトタイピング・実用化に向けたアクションを起こせるデジタルイノベーション体験ツール