\日本SF作家クラブ公認企画/読書メーターで「日本SF大賞 予想チャレンジ」初開催1/23(木)~、ユーザー投票を開始
予想を的中した方には1,000円分のコインをプレゼント!
株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:森田岳)は、同社が運営する国内最大級の本のレビュー投稿サイト「読書メーター」にて、第45回日本SF大賞の最終候補作の発表を受け、ユーザー投票による「日本SF大賞 予想チャレンジ」企画を1月23日(木)から初開催します。
本企画は日本SF大賞候補作の中から受賞作を予想し、受賞発表までの期間中に読書メーター内特設ページで投票を行うものです。予想が的中し投票した作品が大賞となった方には、「的中賞」として1,000円分のコインをプレゼントします。また、本投票の人気により選ばれる「読書メーター賞」作品へ投票した方に500円分のコインをプレゼントするほか、投票した方全員に100円分のコインを「参加賞」として配布します。
読書メーターでは、同賞主催の「日本SF作家クラブ」公認企画として開催し、SF作品との新たな出会いや魅力にふれる機会を提供します。
「日本SF大賞 予想チャレンジ」概要
■開催の背景
本企画は、”本好き”の皆様とSF作品をより楽しみ、さらなる魅力を探求していく機会を作りたいという想いのもと、初開催する企画となります。SFファンはもちろんのこと、これまであまり読んでいないという方にも、新たにSF作品にふれるきっかけとなるよう企画しました。
主催公認での予想チャレンジ企画は読書メーターとしても初となり、多くのSFファンから注目を集める「日本SF大賞」をさらに盛り上げます。
■実施内容:「第45回日本SF大賞」の最終候補作5作品から大賞を予想する、ユーザー投票を実施します。投票者には、大賞作品への投票による「的中賞」のほか、予想チャレンジの人気により選ばれた作品への投票による「読書メーター賞」、「参加賞」のいずれかが贈呈されます。
■投票期間: 2025年1月23日(木)12:00~2025年2月14日(金)23:59
■特設ページ:https://media.bookmeter.com/2025/01/sf45challenge.html?track=pr
■投票方法: 読書メーターに会員登録(無料)し、投票特設ページより候補作に投票をしてください
■投票条件: 一人につき1回のみ・1作品へ投票可能
■特典:3つの特典のうち、いずれかが贈呈されます
①的中賞:受賞作を的中した方に1,000円分のコインを贈呈
②読書メーター賞:投票した作品が読書メーター賞になった方全員に500円分のコインを贈呈
③参加賞:投票した方全員に100円分のコインを贈呈(的中賞・読書メーター賞の方は除く)
■作品紹介:読書メーターでは、最終候補作品の魅力を紹介する記事も近日公開予定です。公開についての詳細は公式Xにて配信します。各作品へ投稿されたレビューやSFファンからの熱いコメントなども参考に、予想をお楽しみいただけます
■結果発表:投票の結果および、読書メーター賞作品の発表は特設ページにて2月20日頃に発表予定
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「第45回日本SF大賞」最終候補作5作品(題名・50音順)
『一億年のテレスコープ』
第七回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞した『オーラリメイカー』の春暮康一が贈る傑作宇宙探査SF!
著者:春暮康一
出版社:早川書房
あらすじ:
【望/のぞむ】は高校天文部の友人の【新/あらた】、大学の研究者仲間の【縁/ゆかり】と、太陽系規模の電波望遠鏡による掃天観測計画を夢想する。それは、後に人類が銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がる第一歩だった。
『SF評論入門』
いま「S Fを語ること」の楽しさが、ここにある!
編者:荒巻義雄・巽孝之
出版社:小鳥遊書房
あらすじ:
SF評論に何ができるか?
20世紀中葉、安部公房はSFを「この名づけがたきもの」と呼んだ。
21世紀現在、世界はSF化してしまった。
荒巻義雄の言う「SFする思考」は新しい日常の随所に浸透している。
ならばSF評論は、いかにSF的現在を、そして現在 SFを語りうるか?
本書は古典SFから現在SFにおよぶ多くのテクストに対峙しつつ、ベテランSF評論家たちの来るべきSFのヴィジョンを透視する力作論考 12本を結集。
『銀河風帆走』
ぼくらは星々を越えて飛ぶ。人類の存続を賭けて。
著者:宮西建礼
出版社:東京創元社
あらすじ:人類の存続を賭けて恒星間宇宙を飛ぶ、人格を持った宇宙船たちを襲う緊急事態(銀河風帆走)、地球に衝突するコースをとった小惑星の軌道をそらす計画に挑む高校生たち(もしもぼくらが生まれていたら)、史上初の恒星間宇宙船同士による“決闘”の行方(星海に没す)……第4回創元SF短編賞を受賞した表題作をはじめ、書き下ろし1編を含む計5編を収録した、日本SF新時代の旗手が放つ瑞々しい感性に満ちた第一短編集。
漫画『宝石の国』
強くてもろくて美しい、 戦う宝石たちの物語
著者:市川春子
出版社:講談社
あらすじ:今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
『わたしは孤独な星のように』
読まなければ出逢うことのできない、ここではない世界の人たちの温もり
著者:池澤春菜
出版社:早川書房
あらすじ:遠い未来のスペースコロニーで、亡くなった叔母の弔いを巡る情景を描いた表題作のほか、商業媒体やウェブ媒体で発表した池澤春菜のSF短篇を集成。人間が異文化と接するときの情景や、未知なる動植物の生態をときにコミカルに、ときに抒情的に描き出す傑作集。
BOOK☆WALKERのSF好き書店員が語る「SF作品の魅力」
SF作品はあまり読んだことがないという方にもぜひ読んでみるきっかけになってほしいという想いを込めて、BOOK☆WALKERの名物SF好き書店員からの、SF作品のおすすめコメントを紹介します。
<SF好き書店員より おすすめコメント>
この先、科学技術がますます発達して、今は到底実現できないことや、人類が昔から空想してきたこと──例えば時間旅行や異星への移住が現実になる時が訪れるかもしれません。しかし、今これを読んでいる人の大半は22世紀を迎える前にこの世を去ることになるはずで、(そんな時がいつか来るとして)滅亡の時までに人類が経験することのうちのごく僅かしか目撃できません。SFはそんな時空間の制約を受けず、遠い未来に本当に実現するかもしれない様々な出来事を、説得力のあるディテールと共に読者に見せてくれることが多く、本来満たしようのない知的好奇心を大いに満たしてくれます。
人が新たな技術を獲得すれば必然的に新たな課題が生まれ、未知の事態に遭遇すれば社会が大きく変動します。つまりSFは単に想像力を駆使した愉快な娯楽を提供してくれるだけでなく、世界を現実から少し”ずらす”ことで、人や社会が今後直面しうる葛藤や根源的な問いを浮き彫りにし、逆説的に読者が現実と向き合うきっかけを作るという役割も果たします。
この予想チャレンジをきっかけに、ぜひSF作品の魅力を感じていただけたらと思います。
(SF好きのBOOK☆WALKERラノベ・文芸担当)
日本SF大賞について
<概要>
日本SF大賞は、ジャンルやメディアにとらわれず、対象年度内に発表されたSF作品の中から最も優れた業績を選んで顕彰し、SF界の発展に寄与することを目的として、1980年、日本SF作家クラブにより創設されました。
第45回SF大賞候補作は、広く一般公募により日本SF大賞にふさわしい作品として推薦された作品の中から、日本SF作家クラブ会員の投票により、激戦の結果、5作品が最終候補作に選出されています。
日本SF大賞にふさわしい作品とは、「このあとからは、これがなかった以前の世界が想像できないような作品」や「SFの歴史に新たな側面を付け加えた作品」です。
<主催>
日本SF作家クラブ
日本SF作家クラブは、日本におけるSF及びファンタジー分野に関する文化及び芸術の振興を目的とする、日本随一のSF&ファンタジー団体です。SF及びファンタジー分野に関する文化及び芸術の発展のための研究と人材育成、講座、講演会、セミナーなどの開催、日本SF大賞の企画・運営、SF及びファンタジー分野に関する文化及び芸術作品の顕彰事業、出版物の刊行を行っています。
SF作家クラブは1963年に任意団体としてスタートし、2017年に一般社団法人となりました。
「読書メーター」とは:
総レビュー投稿数3400万件を誇る国内最大級の本のレビュー投稿サイトです。
読んだ本・読みたい本など、状況に分けて書籍を登録、読書量をグラフで記録管理できるアプリ・webサイト。読書習慣の維持、向上はもちろん買い忘れや二重買い防止などにも効果的。
書評・レビューサイトとして、本の感想・レビューやユーザーとの交流を通じて、読書の幅を広げ、読書をより一層楽しくするサービスです。2021年より開始した図書館との連携は、現時点で46自治体を超え、一部の図書館サイトにはレビュー提供も実施しています。
「BOOK☆WALKER」とは:
2010年にサービス提供を開始し、2024年12月に14周年を迎えた総合電子書籍ストアです。
現在1500社以上の出版社との取引があり、マンガ、ライトノベル、小説、ビジネス・実用書など様々なジャンルの作品160万冊以上を配信しています。
単品販売と併せてマンガ・マンガ雑誌や角川文庫・ラノベなどの作品を手軽に楽しめるサブスクリプションサービスや、1人1日10分だけ対象作品の全ページを試し読みできる「まる読み10分」など、電子ならではの形での読書体験も提供しています。
株式会社ブックウォーカーについて:
2005年12月設立。書籍・電子書籍を主領域に、「出版文化からイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げるKADOKAWAグループのデジタル戦略子会社です。総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の運営、国内40以上の電子書籍サービス事業者に向けた取次事業、NTTドコモ社との協業事業「dマガジン」「dブック」の開発・運営、「ニコニコ漫画」「読書メーター」などのメディアサービスの運営など、電子書籍全般に関する事業を展開しています。
公式サイトURL:https://bookmeter.com/
公式X(旧Twitter)アカウント:https://x.com/bookmeter
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