現代アート専門のギャラリー「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」が3月18日(水)日本橋三越本店 本館6階に新たにオープン

オープン記念展覧会は、「日比野克彦展 Xデパートメント2020」を開催!3月18日(水)~30日(月)

日本橋三越本店の本館6階 美術フロアに、現代アート専門のギャラリー「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」が3月18日(水)にオープンします。110年以上の歴史を誇る三越の美術が、これから100年先も時代を超えて受け継がれてゆくような本物のアートをお客さまに紹介し続けていくために、三越の美術の「伝統」を残しながら、今の時代に即した「最新」を紹介する現代アート専門のギャラリーを新たにオープン。従来の価値観や先入観にとらわれない多様性のあるアーティストの作品を紹介していきます。記念すべきオープニングの展覧会は、日比野克彦氏(現代美術家/東京藝術大学美術学部長)を迎え、「日比野克彦展 Xデパートメント 2020」を開催いたします。

 

◆ MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY 現代アートの情報サイト開設
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/contemporary.html
 
  • 「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」の概要
●名称:MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY ※日本語表記は、「三越コンテンポラリーギャラリー」
●営業開始:2020年3月18日(水)
●場所:日本橋三越本店 本館6階 (東京都中央区日本橋室町1-4-1)
●面積:193平方メートル
●設計者:石田健太朗氏(建築家/ イシダアーキテクツスタジオ株式会社代表)へルツォーク&ド・ムーロンを経て独立。2018年オープンの奈良美智の私設美術館「N's YARD」、現代アートのギャラリー「Takuro Someya Contemporary Art」「KOTARO NUKUGA」「MAHO KUBOTA GALLERY」の設計など、現代アートスペースに関する実績多数。

 

※新ギャラリーのイメージ※新ギャラリーのイメージ

 

※新ギャラリーの外観イメージ。グレーのステンレス素材に、新ギャラリーのロゴがあしらわれている。※新ギャラリーの外観イメージ。グレーのステンレス素材に、新ギャラリーのロゴがあしらわれている。

 

 
  • 現代アート専門ギャラリーをオープンする主旨
 三越の美術は、110年以上の歴史があります。日本画や近代絵画、工芸を中心に取り扱ってきましたが、アンディ・ウォーホールやイサム・ノグチなど、その時代の最先端のアートも適宜紹介してまいりました。これから100年先も時代を超えて受け継がれてゆくような、本物のアートをお客さまにご紹介し続けていくことが、百貨店としての使命であると考えています。そうした使命を果たすため、三越の既存のギャラリーが扱っている「伝統」を残しながらも、今の時代に即した「最新」を紹介する現代アート専門ギャラリーを新たにオープンし、専任担当をそろえ、現代アートを本格的にご紹介してまいります。
 現状をみると、アートとビジネスを結びつける動きが活発になっています。ビジネスパーソンや企業における現代アートに対する興味関心は高まっていると言え、今後、若いコレクターや法人の買い手が増えていくことも期待されます。また、政府成長戦略でアート市場の活性化が明記され、文化庁ではアートプラットフォーム事業などの現代アートの振興政策が進められているなど、民間だけではなく国としてもアートを積極的に後押しする動きがみられます。
 日本の美術市場では、百貨店の売り上げが大きな割合を占めています。『「日本のアート産業に関する市場調査2018」(一社)アート東京・(一社)芸術と創造』によると、美術品市場(古美術・洋画・彫刻・現代美術など)は2460億円、そのうち「国内の百貨店」の販売チャネルは644億円となっており、全体の四分の一以上を占めています。日頃のショッピングで馴染みがある百貨店において優れた現代アートをご紹介していくことで、アート市場の活性化にも貢献していきたいと考えています。
 
  • オープン記念展覧会の概要
「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」記念すべき第一回の展覧会は、日比野克彦氏(現代美術家/東京藝術大学美術学部長)を迎え、多くの新作とともに館内を縦横に巡る「日比野克彦展 Xデパートメント2020」を開催いたします。

●展覧会名:「日比野克彦展 Xデパートメント 2020」
●会期:2020年3月18日(水)~30日(月)※最終日は午後5時閉場

 本展は、1991年に日比野氏が関口敦仁氏、タナカノリユキ氏とともに伊勢丹美術館で開催した「Xデパートメント 脱領域の現代美術」を参照しながら、約30年の年月を経て改めて「脱領域」すなわち「領域横断」について考えるものとなります。
 91年のときは、多様な価値が同居する百貨店を舞台に作品が飾られました。本展でもギャラリー空間だけでなく、百貨店の外のショーウィンドウでの展示や、アパレルを使った作品やコラボレーション商品など、百貨店の様々な場所で日比野氏の作品に出会うことができます。美術や百貨店の在り方も、時代とともに変化し続けます。現代社会における百貨店の意義、そして110以上に及ぶ三越美術の新しい姿を日比野氏の作品を通じて表現できればと考えています。

 

展示作品「JACKAL」展示作品「JACKAL」

 

〈日比野克彦〉JACKAL
ラグビーボールをダンボールで制作。「アートとスポーツはどちらも身体を通じてイメージを表現するもの」と日比野氏は語る。サイズ:26×45×19cm、2019年制作 2,200,000円

展示作品「LIFE」展示作品「LIFE」

 

〈日比野克彦〉LIFE
昭和・平成・令和を表現。段ボールの褪せた色みと風合いは、パリで開催した個展で「日本的」と評された。
サイズ:90×81cm、2019年制作 3,850,000円
 
  • 「日比野克彦展 Xデパートメント関連作品・商品
●関連作品・商品

リコーの新技術を使った版画作品「BOW」(エディション120)リコーの新技術を使った版画作品「BOW」(エディション120)

 株式会社リコーが新たに開発した技術を使った版画作品を販売いたします。日比野作品の特徴である段ボールや絵具、シールの質感など、これまでの技法では不可能だったオリジナルアートのリアルな質感を高次元で再現しています。

リコーの記述を使った版画作品「BOW」
サイズ:46.5×59.5cm、2020年制作
エディション120部 121,000円




日比野克彦×日本橋三越本店
Xデパートメント~領域横断~のテーマに沿い、「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」の他、本館2階メンズフロア、本館4階呉服フロアでは、アート、ファッション、伝統、ジャンルを超えた横断型の作品や商品を紹介します。
 

〈日比野克彦〉「X DEPARTMENT 2020 GENTLEMAN Mr. X」
H158×W110×D36cm、ミクストメディア 770,000円
展示場所:本館2階メンズフロア
※本館6階 三越コンテンポラリーギャラリーになる場合があります。

〈日比野克彦〉「X DEPARTMENT 2020 LEFT SHOE」
H25×W8×D32cm、ミクストメディア 165,000円
展示場所:本館2階メンズフロア
※本館6階 三越コンテンポラリーギャラリーになる場合があります。

〈日比野克彦〉「X DEPARTMENT 2020 NAVY BLAZER」
H78×W96×D8cm、ミクストメディア(額装なし)550,000円
展示場所:本館2階メンズフロア
※本館6階 三越コンテンポラリーギャラリーになる場合があります。

〈日比野克彦〉染なごや帯「X mirage」
絹100%、2019年制作 418,000円
展示場所:本館4階呉服プロモーションスペース

〈日比野克彦〉染なごや帯「X may rain」
絹100%、2019年制作 418,000円
展示場所:本館4階呉服プロモーションスペース

 
  • 今後の展覧会の予定
●4月1日(水)~13日(月)西野壮平展 ※「東海道五十三次」をテーマとした約30メートルの大作を発表
●4月15日(水)~27日(月)梅津庸一キュレーション展「フル・フロンタル  裸のサーキュレイター」


※価格はすべて税込価格です。


NIHOMBASHI MITSUKOSHI REFRESH&NEW OPEN スペシャルサイト
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/event_calendar/nihombashi_refresh.html

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会社概要

URL
http://www.imhds.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号
03-3352-1111
代表者名
細谷 敏幸
上場
東証プライム
資本金
501億600万円
設立
2008年04月