いい部屋ネット「子育て世帯の街の住みここちランキング2024<首都圏版>」(街の住みここちランキング特別集計)発表
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO:竹内啓)は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「子育て世帯の街の住みここちランキング2024<首都圏版>」として集計しました。
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2024年5月15日に発表した「街の住みここちランキング2024<首都圏版>」の順位を表記しています。
•近接駅を統合しています。2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記しています。
•【築地・新富町A】築地・東銀座・築地市場・新富町、【多摩センターA】小田急多摩センター・京王多摩センター・多摩センター、【馬喰町A】馬喰町・小伝馬町・東日本橋・馬喰横山、【有明A】有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森、【後楽園A】後楽園・春日、【麻布十番A】麻布十番・赤羽橋、【人形町・水天宮A】水天宮前・人形町・浜町、【田町A】芝浦ふ頭・田町・三田、【立川A】立川・立川北・立川南、【飯田橋・神楽坂A】飯田橋・神楽坂・牛込神楽坂
•「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住していて、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を、「子育て世帯の街(自治体)」は、年齢20歳~50歳、既婚で、子どもがいる世帯の回答者が50名以上の自治体を調査対象者として集計しています。
•「子育て世帯の街の住みここちランキング2024」は、2020年~2024年の5年分の回答を累積して集計しています。ただし、2020~2024年の累計人数が自治体は50名、駅は20名に満たない場合のみ、2019年の回答も累積しています。なお、回答者に重複はありません。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
総評
■「子育て世帯の街(駅)の住みここち」トップは、3年連続で奥沢(東急目黒線)
1位は、3年連続で東京都世田谷区に位置する奥沢で、唯一偏差値80台の極めて高い評価を得ています。2位は、4年連続で築地・新富町A(築地・東銀座・築地市場・新富町を統合)で、「住みここち<首都圏版>」では3位となっています。3位は、3年連続で東京都江東区に位置する清澄白河です。トップ10内では、神奈川県川崎市麻生区に位置する栗平が昨年61位から大きく順位を上げて8位となっています。
■「子育て世帯の街(自治体)の住みここち」トップは、4年連続で東京都中央区
1位は4年連続で東京都中央区で、「住みここち<首都圏版>」でも1位の高い評価を得ています。2位は、2年連続で東京都武蔵野市です。3位は、3年連続で埼玉県さいたま市浦和区です。トップ10内では、神奈川県中郡大磯町が昨年13位から順位を上げて10位となっています。神奈川県中郡大磯町は、「住みここち<首都圏版>」では54位ですが、子育て世帯からの評価は高くなっています。
■「子育て世帯の街の住みここちランキング」の居住者コメントでは、治安の良さ、公園の多さなどに関するコメントが多数
トップ3の街(駅・自治体)に住む調査対象である子育て世帯のコメントからは、「治安の良さ」「公園の多さ」「交通の便の良さ」「歩道の広さ」等について評価するコメントが多く見られました。因子別では「交通利便性」「行政サービス」「静かさ治安」「親しみやすさ」「賑わい」「防災」が街の住みここちの評価に繋がっているようです。一方で、駅・自治体ともに上位にランクインしたところは、「物価家賃」の評価が低く、多少物価家賃が高くても子育ての環境が整っている街を求める傾向があるようです。
子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング<首都圏版>上位の分析 <1~3位>
1 位 (偏差値80.3) 奥沢 (東急目黒線)
居住者コメント
•閑静な住宅地で伝統がある。自由が丘や田園調布が近くおしゃれなお店が沢山ある。(男性・50歳・既婚・管理職)
•治安がいい。高い建物などなく景観がよく、何路線か電車も通っているため目的地にあわせて選択できる。(女性・31歳・既婚・技術・研究職)
•閑静な住宅街ながら都心へのアクセスも良く、住人も落ち着いていて生活しやすい。生活に必要なものは自転車圏内で手に入るのも気に入っている。(女性・34歳・既婚・アルバイト)
•都心へのアクセスが良いが、ちょっと田舎感があるのが気に入ってる。(女性・31歳・既婚・専業主婦)
•閑静。(男性・40歳・既婚・事務職)
2 位 (偏差値79.1) 築地・新富町A (東京メトロ日比谷線)
居住者コメント
•治安が良く緑が多い街。(女性・27歳・既婚・パート)
•公園がたくさんある。(男性・27歳・既婚・技術職)
•銀座に近く、ステータスとして自慢できる。(女性・34歳・既婚・管理職)
•治安の良さと都会へのアクセスの便利さ。(女性・31歳・既婚・専業主婦)
•元々住んでいる場所なので、満足。(男性・49歳・既婚・管理職)
•治安がよく、街がきれい。(女性・35歳・既婚・会社経営者・役員)
•程よい賑やかさと静けさ。(女性・31歳・既婚・専業主婦)
•緑が多く、綺麗で静かな街並み。また、銀座まで徒歩圏内である立地。(男性・32歳・既婚・技術・研究職)
3 位 (偏差値76.1) 清澄白河 (東京メトロ半蔵門線)
居住者コメント
•交通の便が良い。都心まで出向かなくても、自転車で行ける範囲で事足りてしまう。(女性・39歳・既婚・専業主婦)
•歩道が広く、安心して歩ける。街がきれい。 美術館が近くにあるので、こどもと一緒に遊びに行ける。(男性・41歳・既婚・製造・現場作業職)
•治安がよい、ファミリーが多くて子どもの繋がりが多い。(女性・44歳・既婚・専業主婦)
•子連れの人にはとても住みやすい。(女性・38歳・既婚・事務職)
•子育てがしやすい環境。(女性・45歳・既婚・パート)
•静かで治安が良い。都心へのアクセスが良い。(男性・37歳・既婚・技術・研究職)
子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング<首都圏版>上位の分析 <1~3位>
1 位 (偏差値70.9) 東京都中央区
居住者コメント
•区画整備されており、道路が広く歩きやすい。(男性・40歳・既婚・管理職)
•街がとても綺麗で歩道も広いから安心して過ごせる。 商業施設も充実しているが比較的落ち着いている。(女性・43歳・既婚・製造・現場作業職)
•スーパーや薬局、児童館や公園などが徒歩圏内に複数あり、とても子育てがしやすい。(女性・38歳・既婚・専業主婦)
•治安の良さ。子育て世帯の住みやすさ。都心へのアクセスの良さ。(女性・33歳・既婚・専業主婦)
•街が整っていてきれい。治安の良さ。交通のアクセスが良いのでどこに出るのも便利。(女性・43歳・既婚・事務職)
2 位 (偏差値70.4) 東京都武蔵野市
居住者コメント
•治安の良さ、福祉への力の入れ方など行政の対応が良い。子育てしやすく、子どもが巣立ち、自分が歳をとった後のイメージも持ちやすい。(男性・33歳・既婚・技術・研究職)
•お年寄りも小さな子供がいるご家庭も若い子も住んでいる穏やかで賑わいのある街。(女性・45歳・既婚・専業主婦)
•大きな公園が近くにあって、みんなの憩いの場となっている。買い物もスーパーが近くにあって、道路もそんなに混んでいないので満足している。(男性・35歳・既婚・製造・現場作業職)
•住みやすい。児童館・図書館などの施設の充実。(女性・38歳・既婚・パート)
3 位 (偏差値69.7) 埼玉県さいたま市浦和区
居住者コメント
•歩道が広くきれいに整備されている。駅から少し離れると閑静な住宅街である。スーパーやドラッグストアが充実している。(女性・42歳・既婚・パート)
•塾が多く学校もしっかりしていて、子供の教育面で満足している。治安も良く、安心して住めるところが良い。(女性・42歳・既婚・パート)
•文教地区らしく教育熱心な人が多い。治安が比較的良い。(女性・36歳・既婚・専業主婦)
•閑静で良い。比較的子供を遊ばせる公園が多い。(女性・37歳・既婚・パート)
•文教地区と名が知られており、住環境はよい。(女性・49歳・既婚・パート)
•教育環境が充実している。治安が良い。(女性・既婚・41歳・専業主婦)
子育て世帯の街(駅)の住みここちランキング〈1位~50位〉
●1位の奥沢は、東京都世田谷区に位置する駅で、因子別では「静かさ治安」で4位の評価を得ています。
●2位の築地・新富町Aは、因子別では「親しみやすさ」1位、「行政サービス」2位、「賑わい」3位の評価を得ています。
●トップ10内では、8位の神奈川県川崎市麻生区に位置する栗平が昨年61位から大きく順位を上げています。
●トップ10のうち、「住みここち<首都圏版>」でもトップ10に入っている駅は2位の築地・新富町A、9位のセンター北の2駅のみで、その他の駅は全て2桁もしくは3桁の順位でした。「住みここち<首都圏版>」は全世帯が対象ですが、子育て世帯にとっての住みここちは、少し異なる結果となっています。
●1位の奥沢は偏差値80台の極めて高い評価、また、2位~18位までの駅は、偏差値70台の高い評価を得ています。また、19~50位の駅も偏差値60台で相対的に子育て世帯にとって住みここちが良いという評価になっています。
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2024年5月15日に発表した「街の住みここちランキング2024<首都圏版>」の順位を表記しています。
•「子育て世帯の街(駅)」は、駅徒歩15分以内に居住、年齢20歳~50歳、既婚、子どもがいる世帯の回答者が20名以上の駅を調査対象者として集計しています。
•因子の得点は、47項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としています。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
子育て世帯の街(自治体)の住みここちランキング〈1位~50位〉
●1位の東京都中央区は、因子別では「交通利便性」「親しみやすさ」で1位、「賑わい」で5位の高い評価を得ています。
●2位の東京都武蔵野市は、因子別では「行政サービス」「親しみやすさ」「防災」で2位、「賑わい」で4位の高い評価を得ています。
●3位の埼玉県さいたま市浦和区は、因子別では「防災」で3位の評価を得ています。
●トップ10の自治体のうち、7自治体が「賑わい」でトップ10に入っています。また「行政サービス」や「親しみやすさ」の評価が高い自治体が上位に多くランクインしており、「行政サービス」「親しみやすさ」「賑わい」因子の評価が、子育て世帯の住みここちの良さに繋がっているようです。
•住みここ首都圏(総合)の順位は、2024年5月15日に発表した「街の住みここちランキング2024<首都圏版>」の順位を表記しています。
•「子育て世帯の街(自治体)」は、年齢20歳~50歳、既婚で、子どもがいる世帯の回答者が50名以上の自治体を調査対象者として集計しています。
•因子の得点は、47項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。因子の偏差値が50未満の場合は、因子別順位を「-」としています。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
調査概要
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)居住の20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を「子育て世帯」として抽出し、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)合計61,369名を対象に集計。
[男女比] 男性37.9%:女性62.1%
[世代比] 20歳~29歳8.8%、30歳~39歳38.7%、40歳~50歳52.5%
◇調査期間
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:10,978名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:12,504名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:12,463名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:13,376名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:11,908名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:140名)
計61,369名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(フェロー)、調査票配布回収:株式会社マクロミル
◇回答方法
子育て世帯の街の住みここちランキング2024は、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。
•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット 子育て世帯の街の住みここちランキング2024<首都圏版>」と出所の表記をお願いします。
•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
•「住みここちランキング」WEBサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、WEBサイトをご覧ください。
▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2025/sumicoco_children_shutoken2024.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像