いい部屋ネット「借りて住んだ＆買って住んだ街の住みここちランキング２０２４<首都圏版＞」（街の住みここちランキング特別集計）発表

大東建託

2025年2月19日 11時10分

大東建託株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長執行役員ＣＥＯ：竹内啓）は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「借りて住んだ＆買って住んだ街の住みここちランキング２０２４＜首都圏版＞」として集計しました。

•住みここ首都圏（総合）の順位は、２０２４年５月１５日に発表した「街の住みここちランキング２０２４＜首都圏版＞」の順位を表記しています。

•近接駅を統合しています。２つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にＡ（ａｒｅａ）を付記しています。

•【築地・新富町Ａ】築地・東銀座・築地市場・新富町、【半蔵門・麹町Ａ】半蔵門・麹町、【赤坂Ａ】赤坂・赤坂見附・溜池山王、【人形町・水天宮Ａ】水天宮前・人形町・浜町、【麻布十番Ａ】麻布十番・赤羽橋、【代々木公園Ａ】代々木公園・代々木八幡、【馬喰町Ａ】小伝馬町・馬喰町・馬喰横山・東日本橋、【戸越Ａ】戸越・戸越銀座、【有明Ａ】有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森、【東池袋Ａ】東池袋四丁目・東池袋・都電雑司ヶ谷、【後楽園Ａ】春日・後楽園、【飯田橋・神楽坂Ａ】飯田橋・牛込神楽坂・神楽坂

•「住みここち」ランキングのデータは、２０２０年～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。この５年間の累計回答者数が、自治体で５０名未満、駅で３０名未満の場合に限り、２０１９年の回答も累積しています。この集計基準に基づき、本調査の「借りて住んだ街（駅）」「買って住んだ街（駅）」は、駅徒歩１５分以内に居住している回答者が２０名以上の駅を、「借りて住んだ街（自治体）」「買って住んだ街（自治体）」は回答者５０名以上の自治体を対象として賃貸住宅居住者と持家居住者で属性を分けて集計しています。

•本調査は、大東建託の入居者限定の調査ではなく、年齢が２０歳以上であることを除けば、調査対象者の制限はありません。また、回答者に重複はありません。

•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している：１００点、満足している：７５点、どちらでもない：５０点、不満である：２５点、大変不満である：０点とした場合の平均値です。

•偏差値とは、評点の平均値が５０になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点２位以下が異なります。

総評

■「借りて住んだ街（駅）の住みここち」トップは、表参道

１位は東京都港区に位置する表参道で、昨年２位から順位を上げました。２位は東京都世田谷区に位置する松原です。３位は２年連続で、築地・新富町Ａ（近接駅の築地・東銀座・築地市場・新富町を統合）です。トップ３は、「住みここち＜首都圏版＞」でトップ５に入っている駅です。

■「借りて住んだ街（自治体）の住みここち」トップは、３年連続で東京都中央区

１位は３年連続で東京都中央区で、「住みここち＜首都圏版＞」でもトップの街です。２位は東京都武蔵野市で、昨年３位から一つ順位を上げました。３位は東京都文京区です。東京都の自治体がトップ5を占めています。

■「買って住んだ街（駅）の住みここち」トップは、４年連続でみなとみらい

１位は４年連続で神奈川県横浜市西区に位置するみなとみらいで、唯一偏差値８０台の極めて高い評価を得ており、「住みここち＜首都圏版＞」でも１位です。２位は神奈川県横浜市中区に位置する元町・中華街で、昨年４位から順位を上げました。トップ２は、みなとみらい線沿線の駅です。３位は、東京都港区に位置する白金台です。

■「買って住んだ街（自治体）の住みここち」トップは、４年連続で東京都中央区

１位と２位は４年連続で、１位は東京都中央区、２位は東京都文京区です。３位は２年連続で東京都港区です。トップ３の自治体は、「住みここち＜首都圏版＞」でも同じくトップ３となる高い評価を得ています。トップ１０には、東京都の自治体に加え、千葉県・埼玉県・神奈川県の自治体もランクインしています。

■「借りて住んだ街」は都心の街、「買って住んだ街」は郊外の街を重視。回答属性による評価の違いも。

「借りて住んだ街」では、中央区や文京区、港区といった繁華街のある都心の街が上位にランクインしています。一方、「買って住んだ街」では、都心の街の人気が続くなか、千葉県浦安市や東京都国立市、さいたま市浦和区など、郊外の街も評価されています。これは、回答者の婚姻歴や子どもの有無についての属性の割合が賃貸と持家居住者で異なっており、結婚して子どもがいる世帯は郊外の街を評価している傾向があるようです。

■借りて住んだ街（駅）の住みここちランキング〈１位～５０位〉

●１位の表参道は、東京都港区に位置する駅で、因子別では「賑わい」で１位の高い評価を得ています。

●３位の築地・新富町Ａ（近接駅の築地・東銀座・築地市場・新富町を統合）は、因子別では「交通利便性」で２位、「親しみやすさ」で３位の評価を得ています。

●トップ１０内では、１０位の東京都文京区に位置する茗荷谷が昨年１９位から大きく順位を上げています。

●５位の北参道は「住みここち＜首都圏版＞」では５１位、６位の代官山は「住みここち＜首都圏版＞」では２３位、７位の青山一丁目は「住みここち＜首都圏版＞」では３１位ですが、賃貸住宅居住者の評価は高くなっています。

●トップ１０の駅は、全て東京２３区に位置する駅です。

●トップ２の駅は偏差値８０台の極めて高い評価、３位～１４位までの駅は偏差値７０台の高い評価を得ています。また、１５～５０位の駅は偏差値６０台で相対的に住みここちが良いという評価になっています。

•「住みここち」ランキングのデータは、２０２０年～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。この５年間の累計回答者数が、駅で３０名未満の場合に限り、２０１９年の回答も累積しています。この集計基準に基づき、本調査の「借りて住んだ街（駅）」は、駅徒歩１５分以内に居住している回答者が２０名以上の駅を対象として賃貸住宅居住者に属性を分けて集計しています。

•因子の得点は、４７項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。因子の偏差値が５０未満の場合は、因子別順位を「-」としています。

■借りて住んだ街（自治体）の住みここちランキング〈１位～５０位〉

●１位の東京都中央区は、因子別では「交通利便性」で１位、「親しみやすさ」「賑わい」の両因子で２位の高い評価を得ています。

●２位の東京都武蔵野市は、因子別では「親しみやすさ」「防災」の両因子で１位、「賑わい」で３位、「行政サービス」で４位、「生活利便性」で５位の高い評価を得ています。

●３位の東京都文京区は、因子別では「行政サービス」で２位、「親しみやすさ」で３位、「交通利便性」で４位の評価を得ています。

●トップ１０のうち、７つは東京都の自治体ですが、それ以外では６位に神奈川県横浜市都筑区、８位に千葉県浦安市、１０位に神奈川県三浦郡葉山町がランクインしています。

●トップ10には、「交通利便性」と「賑わい」で7自治体、そして「行政サービス」と「親しみやすさ」で6自治体がそれぞれ10位以内に入っています。これらの因子の評価が住みここちの良さに繋がっているようです。

•「住みここち」ランキングのデータは、２０２０年～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。この５年間の累計回答者数が、自治体で５０名未満の場合に限り、２０１９年の回答も累積しています。この集計基準に基づき、本調査の「借りて住んだ街（自治体）」は、回答者が５０名以上の自治体を対象として賃貸住宅居住者に属性を分けて集計しています。

■買って住んだ街（駅）の住みここちランキング〈１位～５０位〉

●１位のみなとみらいは神奈川県横浜市西区に位置する駅で、因子別では「行政サービス」「親しみやすさ」「賑わい」の３つの因子で１位の高い評価を得ています。

●２位の元町・中華街は神奈川県横浜市中区に位置する駅で、因子別では「親しみやすさ」「賑わい」の両因子で２位の高い評価を得ています。

●トップ１０内では、９位の越中島（昨年２２位）、１０位の本駒込（昨年２５位）が昨年から特に大きく順位を上げています。

●トップ１０のうち６つは東京都２３区内に位置する駅ですが、１位のみなとみらい、２位の元町・中華街、６位のセンター北、８位の北山田はいずれも神奈川県横浜市に位置する駅です。

●１位のみなとみらいは唯一偏差値８０台の極めて高い評価、２位～１４位までの駅は偏差値が７０台の高い評価を得ています。また、１５～４９位の駅は偏差値６０台で相対的に住みここちが良いという評価になっています。

•「住みここち」ランキングのデータは、２０２０年～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。この５年間の累計回答者数が、駅で３０名未満の場合に限り、２０１９年の回答も累積しています。この集計基準に基づき、本調査の「買って住んだ街（駅）」は、駅徒歩１５分以内に居住している回答者が２０名以上の駅を対象として持家居住者に属性を分けて集計しています。

■買って住んだ街（自治体）の住みここちランキング〈１位～５０位〉

●１位の東京都中央区は、因子別では「交通利便性」「親しみやすさ」で１位、「賑わい」で２位、「行政サービス」で４位の高い評価を得ています。

●２位の東京都文京区は、因子別では「行政サービス」で２位、「親しみやすさ」で３位、「交通利便性」で５位の評価を得ています。

●３位の東京都港区は、因子別では「交通利便性」で２位、「行政サービス」で３位、「親しみやすさ」「賑わい」の両因子で４位の評価を得ています。

●トップ10には、「親しみやすさ」因子で８自治体、「賑わい」因子で７自治体、そして「交通利便性」「行政サービス」で6自治体がそれぞれ10位以内に入っています。一方で、トップ１０の自治体をみると、「物価家賃」因子が全て「-」となっており、多少物価家賃が高くても、生活環境の良さを求める傾向があるようです。

●トップ１０のうち、９自治体が「住みここち＜首都圏版＞」でもトップ１０に入っています。

•「住みここち」ランキングのデータは、２０２０年～２０２４年の５年分の回答を累積して集計しています。この５年間の累計回答者数が、自治体で５０名未満の場合に限り、２０１９年の回答も累積しています。この集計基準に基づき、本調査の「買って住んだ街（自治体）」は、回答者が５０名以上の自治体を対象として持家居住者に属性を分けて集計しています。回答者に重複はありません。