秋田・角館とお客さまがつながる拠点に!ホテル「和のゐ 角館」 がスケールアップしてリニューアル開業します
○JR東日本秋田支社は、2020年3月16日(月)秋田県仙北市角館に、ホテル「和のゐ 角館」(西宮家 武士蔵・西宮家 ガッコ蔵・反物蔵)を開業しました。
○この度、ホテル「和のゐ 角館」に隣接する旧西宮家全体をホテルに改装し、2026年3月30日(月)に、リニューアル開業します。
○レストランを新設し、秋田の食材を使用した夕食をホテルでお楽しみいただけます。また、宿泊のお客さまには、地域と連携した観光コンテンツをご紹介し、角館を中心とした地域の魅力を体感できる機会をつくります。
○宿泊のお客さまが、秋田県や仙北市の魅力を五感で感じ、より一層楽しめる施設とすることでホテル「和のゐ 角館」を起点とした滞在型観光の実現を目指します。
○新たな客室の宿泊予約は、2025年11月28日(金)午前10時より開始します。
1 事業概要
施設名称:和のゐ 角館(英語名:wanoi KAKUNODATE)
リニューアル開業日:2026年3月30日(月)
所在地:秋田県仙北市角館町田町上丁11-1 他
施設概要:客室全6室(既存3室・新規3室)
レストラン「和のゐ 角館 米蔵」、フロント、ロビー、ラウンジ等
事業主体:東日本旅客鉄道株式会社
運営会社:秋田ステーションビル株式会社(JR東日本グループ)

2 新しいレストランで地域の食材を活かした食事メニューを提供します
秋田の素材を活かしながら和と洋のエッセンスを融合したコースメニューの夕食や、秋田県産のお米や味噌などを使用したお弁当スタイルの朝食で、秋田の魅力を味覚からお楽しみいただきます。
⑴ 夕食について
秋田の素材を尊重しながら、調理法や盛り付けに現代的な軽やかさを加えたコースメニューを、季節ごとに提供します。
春のコースメニューでは、比内地鶏や秋田牛、じゅんさい、きりたんぽなどの秋田の代表的な素材をモダンなアレンジの料理でお楽しみいただきます。
【メニューの一例】
いぶり香るサーモン・ミキュイ ~薫香クリームと新緑ソース~(写真:左)
黄金田楽 ~比内地鶏ときりたんぽ~(写真:中央)
あきたこまちの秋田牛ステーキのせ (写真:右)
※仕入れ状況によって内容が変更となる場合があります。



なお、夕食については一般のお客さまもご予約可能です。予約方法等は、準備でき次第ご案内します。
⑵ 朝食について
お弁当スタイルで、客室までお届けします。
秋田県産のお米や老舗・安藤醸造の味噌などを使用した和の朝食を、お部屋でゆっくりとお召し上がりください。
【メニューの一例】
秋田県産豚肉の野菜巻き
豆腐のぎばさ乗せ
安藤醸造の味噌を使用したお味噌汁
※仕入れ状況によって内容が変更となる場合があります。

3 地域と連携した特別な体験をご用意します
歴史ある蔵や屋敷に泊まるという宿泊体験だけでなく、仙北市角館における滞在がより魅力的なものとなるよう、角館を中心としたエリアの歴史や文化・味覚など、地域で体験できる様々なコンテンツを宿泊のお客さまにご紹介し、お客さまと地域をつなぎます。
⑴ 西宮家の歴史と文化を辿る角館町歩きプラン(「和のゐ 角館」宿泊のお客さま限定)
角館で地域の魅力を伝えるツアーを提供する株式会社遊名人とコラボレーションし、角館の武家屋敷通りや老舗の和菓子店、角館の発酵文化を伝える蔵元などを巡りながら、西宮家や地域の歴史と文化を五感で楽しむガイド付きの町歩きプランをご用意しました。
道中には、地元で親しまれている和菓子や郷土料理みそたんぽの実食体験もあり、味覚でも楽しみながら、西宮家の足跡を辿ることで、新たな角館の魅力をより深く知ることができます。
※プランの詳細や予約方法については、下記URLからご確認ください。
INAKA TRAVEL AKITA予約サイト:https://inaka-travel.jp/tour/nishinomiyake/


⑵ その他
地域と連携し、着物体験や日本酒の蔵見学など、角館及び周辺エリアの魅力を体感いただけるコンテンツをご紹介します。


4 施設概要
⑴ フロント、ロビー、ラウンジ等
母屋には、「和のゐ 角館」のフロント、ロビー、ラウンジ等を新設し、お客さまをお迎えします。
近隣にある「反物蔵」を含め、全ての客室のチェックインは、フロントでお受けします。
ロビーには、中庭を眺められる大きな窓を設け、角館の古い町割絵図や、秋田で受け継がれてきた工芸品などをレイアウトし、秋田・角館の四季や歴史、文化を感じていただける空間としています。
また、母屋には小上がりのラウンジをご用意します。西宮家代々の暮らしを想像しながら、旅の計画を立て、お客さまやホテルスタッフとの語らいをお楽しみください。
建設:1908年(明治41年)頃
面積:221㎡(木造2階建て・事務所含む)

⑵ レストラン
和(わ)のゐ(い) 角館(かくのだて) 米蔵(こめぐら)(英語名:wanoi KAKUNODATE Komegura)
収穫した米を貯蔵していた米蔵を、レストランに改装します。
厚い土壁と太い木の梁を活かした大空間には、米俵や日本酒をモチーフにした意匠が随所に施され穀倉の豊かさとこの土地への感謝を感じさせる雰囲気が漂います。
旧暦の小正月に行われる「角館の火振りかまくら」をモチーフとした照明の下、蔵に息づく歴史と実りの恵みを味わう贅沢な時間をお楽しみください。
建設:1910年(明治43年)頃
面積:181㎡(土蔵平屋)
客席数:38席

⑶ 新規客室
① 西宮家(にしのみやけ) 文庫蔵(ぶんこぐら)(英語名:Nishinomiyake Bunkogura)
旧西宮家で最も古い蔵であるとされる文庫蔵。かつて文庫蔵に収蔵されていたのは、大切に守り伝えられてきた古文書や陶磁器などの貴重な品々でした。書見台、古書、和紙の照明など、書物にまつわる調度品が配された空間で、いにしえの人々と同じように、文学や歴史と向き合う時間をお過ごしください。
建設:1908年(明治41年)
延床面積:120㎡(土蔵2階建て)
定員:2~4名


② 西宮家(にしのみやけ) まゆ蔵(ぐら)(英語名:Nishinomiyake Mayugura)
高い天井と大きな梁が特徴のこの蔵は、古くは養蚕が行われていたと伝わります。そんな蔵の歴史にちなみ、繭と糸をモチーフに、手仕事の息遣いが感じられる調度品を配置した空間では、蔵にやわらかく包み込まれるような時間をお楽しみいただけます。
建設:1919年(大正8年)前後
延床面積:77㎡(土蔵平屋)
定員:1~4名


③ 西宮家(にしのみやけ) 桜人(さくらびと)の間(ま)(英語名:Nishinomiyake Sakurabitonoma)
角館には2つの武家屋敷通りがありますが、ここ田町武家屋敷通りには、秋田藩主佐竹氏の直臣から禄を貰った武士が居住していました。その中でも重きをなした家柄が、西宮家です。
そんな西宮家の母屋における離れ座敷を、客室「桜人の間」とします。
四季の魅力を宿す縁側があり、庭のシダレザクラが旅のひとときを彩ります。春の花、夏の緑、秋の錦、冬の雪。西宮家の主が愛した景色を、時代を越えてお楽しみください。
建設:1908年(明治41年)頃
延床面積:91㎡(木造平屋)
定員:2~4名


⑷ 既存客室
① 西宮家(にしのみやけ) 武士蔵(ぶしぐら)(英語名:Nishinomiyake Bushigura)
大正8年に建設された蔵を、武士の文化や暮らしなど往時の営みを感じることができる客室としました。西宮家の先祖は高名な武士であったことに由来し、実際に触れられる武士の道具も設え、時代を越境する体験をお楽しみいただけます。
建設:1919年(大正8年)
延床面積:150㎡(土蔵2階建て)
定員:2~6名

② 西宮家(にしのみやけ) ガッコ蔵(ぐら)(英語名:Nishinomiyake Gakkogura)
大正8年に建設され、ガッコ(漬物)を貯蔵するのに使用されていた蔵の歴史を大切にして、ガッコにまつわる道具などを空間デザインのアイテムとして展開しています。浴槽も漬物樽をモチーフにしたもので、春には浴室にいながら庭のシダレザクラを鑑賞することができます。
建設:1919年(大正8年)
延床面積:105㎡(土蔵2階建て)
定員:1~4名

③ 反物蔵(たんものぐら)(英語名:Tanmonogura)
西宮家から少し離れた、武家屋敷通りの手前に位置しています。
江戸時代末期に建てられ、反物屋の蔵であったと伝わる歴史に着目し、反物やそれにまつわる道具、着物をインテリアとしてディスプレイしました。
建設:江戸時代末期
延床面積:165㎡(土蔵2階建て)
定員:2~6名
所在地:秋田県仙北市角館町横町15

5 宿泊予約受付
⑴ 予約方法
開始日時:2025年11月28日(金)午前10時より
予約方法:公式ホームページ、各インターネット予約サイトまたは電話
公式ホームページ:https://wanoi.jp/kakunodate/
電話:0187-53-2774
※ご予約は、2026年4月3日(金)宿泊分より受付します。
※一般のお客さまによるレストランの予約方法等については、準備でき次第ご案内します。
⑵ リニューアル開業記念プラン
プラン名称:「リニューアル開業記念プラン!」【朝夕食付】歴史を感じる建物に泊まり、秋田の味覚を楽しむ
料金:1室2名利用 1名1泊28,000円~(朝夕食・消費税・サービス料込)
※料金は日にちや空室状況等により変動します。
宿泊対象期間:2026年4月3日(金)~7月31日(金)
予約受付期間:2025年11月28日(金)~2026年1月12日(月)
6 アクセス
所在地:
○フロント、レストラン及び「西宮家 桜人の間」、「西宮家 文庫蔵」、「西宮家 まゆ蔵」「西宮家 武士蔵」、「西宮家 ガッコ蔵」
秋田県仙北市角館町田町上丁11-1(角館駅より徒歩約9分)
○「反物蔵」
秋田県仙北市角館町横町15(角館駅より徒歩約13分)
送迎サービス:角館駅から各蔵まで車による無料送迎あり(事前予約制)
駐車場:無料駐車場あり(台数限定)
角館駅まで:東京駅から秋田新幹線で約3時間、仙台駅から秋田新幹線で約1時間30分
秋田駅から秋田新幹線で約50分

【参考】「和のゐ 角館」について
1 ブランドコンセプト
古き良き日本の文化と触れ合いながら、日常から解き放たれ、真の豊かさを体感するホテル。
歴史が息づく町並みや暮らしを未来へ繋げ、地域の新たな価値を創出するために、築100年を超える日本家屋をはじめ、歴史ある建築物を再生し、新たな息吹を注ぎ込んだ滞在型のホテルです。
先人の知恵が息づく伝統技法、自然の素材、様式美を極めた意匠など、受け継がれてきた日本の文化を守りながら、心地よい居住性と機能性も備えます。
ただ泊まるのではなく、その町の歴史、文化、暮らしをさまざまに体験でき、すべてが特別で忘れられないひとときに。
それは、日常の喧騒から解き放たれ、古き良き日本にタイムスリップしたかのような感覚。
訪れるすべての人に、時代を超越する真の豊かさをもたらします。
2 施設名称
「和のゐ 角館」
「歴史ある日本の文化・暮らしを体験する宿」を意味し、暮らしを表す「居」を古くから使われていた仮名遣いの「ゐ」を用いることで、歴史性を表現しています。

3 施設コンセプト
「KURA STAY」
「和のゐ 角館」は、武家屋敷で有名な「みちのくの小京都」角館の町に佇む歴史ある蔵と屋敷を改装したホテルです。蔵の使用背景に関連した「営みが保存された蔵」で当時の暮らしを体感したり、蔵の主の部屋に泊まるという贅沢を。
一歩中に足を踏み入れると、当時の生活風景にタイムスリップしたかのような感覚をお楽しみいただけます。
4 開業日
2020年3月16日(月)
※画像は全てイメージです。
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