国内初、商工会議所とBtoB越境EC運営のラクーンコマースが提携 コロナ下で海外販売事業を強化する鯖江商工会議所、卸販売の支援開始
〜流通額前年比168%「SD export」参画で地産品のさらなる海外販路拡大へ〜
株式会社ラクーンコマース(本社:東京都中央区、代表取締役社長:和久井 岳)が運営するBtoB越境EC「SD export(エスディーエクスポート)」は、鯖江商工会議所が全国の商工会議所に先駆けて2021年1月よりスタートした、地産品の海外販売支援事業「CROSS BORDER『SABAE』(クロスボーダー鯖江)」に新たに参画します。
これにより、地元中小企業は、海外の一般消費者向けの販売強化に加え、海外小売店への卸販売もオンラインで可能となり販路開拓が期待できます。
ラクーンコマースとしては、商工会議所との提携は今回が初めてとなります。また本事業は、商工会議所が行う海外販売支援にBtoB越境ECサービスが参画する国内初の事例でもあります。
■連携イメージ
新型コロナウイルスの影響で国内展示会の縮小や中止が相次ぎ、海外展示会への出展や現地での営業活動も制限されている状況で、多くの企業において新たな販路開拓施策を実施することが喫緊の課題となっています。
鯖江商工会議所は、2021年1月より、地元企業がコロナ禍で消失した売上回復を目的として、海外YouTuberを活用した販促支援を手がける「PROMOJAPAN(プロモジャパン)」、海外消費者向けのBtoC越境ECサイト「Zenplus(ゼンプラス)」と共に、海外への販路開拓支援事業「CROSS BORDER『SABAE』」を立ち上げました。商工会議所が主導し、プロモーションから越境ECでの販売までワンストップで支援する事業は全国初となります。
「CROSS BORDER『SABAE』」では、支援した商品の前月比売上が約1.2倍に増加し販売実績につながったことから、さらなる事業拡大と地元企業の売上拡大を実現すべく、海外小売店への卸販売の強化策を模索していました。そしてこのたび、「SD export」との取り組みを始めることとなりました。
■取り組みの詳細
BtoB越境ECサイト「SD export」は、国内メーカーと海外小売店が取引できる卸販売専用の越境ECプラットフォームです。世界134カ国を対象に、マッチングから受注、決済、貿易事務、物流まですべて代行し、メーカーにとっては国内と変わらない作業で手間やリスクなく海外に販売することができます。2015年にサービスを開始し、コロナ下のニーズの高まりによって流通額は前年比で168%*1となりました。
「CROSS BORDER『SABAE』」の事業拡大に伴い、新たに「SD export」が参画することで、これまでの海外消費者向けの販売だけでなく、海外に実店舗を構える小売店やバイヤー、ネットショップ事業者などに対する卸販売の強化も可能となります。
利用を希望する地元企業は、鯖江商工会議所ホームページの専用フォームから問合せ後、プロモーション動画制作や出展登録、出品作業など販売準備を進めていきます。
なお、本事業は販路開拓等の取り組みとして、小規模事業者持続補助金の補助対象事業となっており、申請書作成時には商工会議所のサポートを受けることができます。10月13日(水)には企業向け説明会を予定しており、詳細は鯖江商工会議所のホームページにて後日公開します。
また、今後、鯖江商工会議所では地域の支援機関との連携も視野に入れており、地域一丸となって地産品の海外販売支援強化へと取り組んでいきます。
*1:20年度4月期(19年5月~2020年4月)と21年度4月期(20年5月~21年4月)の海外事業全体の流通額の比較
■代表者のコメント
鯖江商工会議所 経営支援課 課長 SABAE CREATIVE COMMUNITY 運営責任者
田中 英臣
現在、中小企業にとっては、より成長の見込まれる海外マーケットへの進出が大きな課題であり、その第一歩として越境ECへの関心が高まっています。BtoB越境EC「SD export」が「CROSS BORDER『SABAE』」に参画することは、これまで以上に中小企業の海外展開を後押しすることになると信じております。
商工会議所の創設者である渋沢栄一翁が「逆境にこそ力を尽くす」という言葉を残しております。我々は、コロナ禍を乗り越え、新しい時代を中小企業と共に切り開いていくため、これからも事業拡充に向けたさらなる取り組みを展開してまいります。
株式会社ラクーンコマース グローバル戦略部長
元 健一郎
新型コロナウイルスの影響で、日本の中小企業は海外バイヤーと出会う機会がなくなり、新たな販路を開拓する必要性から越境ECの需要が大きく伸びています。一方で世界を見渡せば、日本商品の仕入れが出来ずに困っている海外バイヤーもたくさんいます。ラクーンコマースでは、鯖江商工会議所との提携を通して、地方中小企業の海外販路開拓を実現し、デジタルインバウンドを提供していきます。こうした取り組みが先行事例となり全国各地に広がることを期待しています。
■参照
「SD export」(https://www.superdelivery.com/en/)
株式会社ラクーンコマースが運営するBtoB越境EC「SD export」は、国内メーカーと海外の小売店や企業などのバイヤーが取引できる輸出販売サービスです。輸出作業や手続き、代金回収はすべて「SD export」が代行するため、メーカーは国内と変わらない作業で手間やリスクなく海外に販売ができます。世界134カ国を対象に、マッチングから受注、決済、貿易事務、物流のすべてをオールインワンで提供しています。商品掲載数は約69万点。出展メーカー2,000社超、バイヤーである海外店舗は約85,000店が登録。(2021年7月末現在)
事業内容:経営改善普及事業、基盤施設事業、商工業に関する調査研究、講習・研修会の開催、意見の公表、行政庁への意見具申、共済事業を始めとした社会一般の福祉の増進等
所在地:福井県鯖江市本町3丁目2-12 鯖江商工会議所1階 SCC
設立:1959年
代表者:会頭 黒田 一郎
「PROMO JAPAN」(https://promojapan.net/)
海外YouTuberを活用した、プロモーションサービスです。企業理念に「世界にWAO!を」を掲げ、世界中の方々に日本の良い商品や場所、サービスなどをご紹介する事で、日本の価値向上と経済の発展に貢献する事を目指しています。
「PROMO JAPAN」運営会社 ダイレクト株式会社(https://promojapan.net/)
事業概要:海外マーケティング支援事業
所在地:大分県大分市都町2-1-10 ウォーカービル8F
設立:2018年
代表者:代表取締役 田中 康晴、甲斐 武彦
「Zenplus」(https://zenplus.jp/)
販売代行で世界135ヶ国に発送実績を持つゼンマーケット株式会社の運営する海外越境ECプラットフォーム。11ヶ国語に対応。(英語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ウクライナ語、中国語、台湾語、マレーシア語、ベトナム語、アラビア語、日本語)
対応通貨:米ドル、ロシアルーブル、ユーロ、中国元、他、計32通貨
仮想通貨:ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、計50通貨
「Zenplus」運営会社 ゼンマーケット株式会社(https://corporate.zenmarket.jp/)
事業内容:海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションパック(定期購入サービス)「ZenPop」、海外越境ECプラットフォーム「Zenplus」運営
所在地:大阪市西区立売堀1-3-11 ダイタイビル2F
設立:2014年
代表者:代表取締役 ナウモヴ・アンドリイ、オレクサンドル・コーピル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
株式会社ラクーンコマース
代表者:代表取締役社長 和久井 岳
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立:2018年11月
資本金:300,000千円
株主:株式会社ラクーンホールディングス100%
URL:https://commerce.raccoon.ne.jp
株式会社ラクーンホールディングス
代表者:代表取締役社長 小方 功
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立:1995年9月
資本金:1,852,237千円(2021年1月31日現在)
株式:東京証券取引所市場第一部上場 証券コード3031
URL:https://www.raccoon.ne.jp
■メディア関係者からのお問合せ先
広報 大久保
MAIL:pr@raccoon.ne.jp
■サービスに関するお問合せ先
スーパーデリバリーサポートデスク
URL:https://www.superdelivery.com/fumi/r/dealerformInquiry/input
これにより、地元中小企業は、海外の一般消費者向けの販売強化に加え、海外小売店への卸販売もオンラインで可能となり販路開拓が期待できます。
ラクーンコマースとしては、商工会議所との提携は今回が初めてとなります。また本事業は、商工会議所が行う海外販売支援にBtoB越境ECサービスが参画する国内初の事例でもあります。
■連携イメージ
■提携に至った背景
新型コロナウイルスの影響で国内展示会の縮小や中止が相次ぎ、海外展示会への出展や現地での営業活動も制限されている状況で、多くの企業において新たな販路開拓施策を実施することが喫緊の課題となっています。
鯖江商工会議所は、2021年1月より、地元企業がコロナ禍で消失した売上回復を目的として、海外YouTuberを活用した販促支援を手がける「PROMOJAPAN(プロモジャパン)」、海外消費者向けのBtoC越境ECサイト「Zenplus(ゼンプラス)」と共に、海外への販路開拓支援事業「CROSS BORDER『SABAE』」を立ち上げました。商工会議所が主導し、プロモーションから越境ECでの販売までワンストップで支援する事業は全国初となります。
「CROSS BORDER『SABAE』」では、支援した商品の前月比売上が約1.2倍に増加し販売実績につながったことから、さらなる事業拡大と地元企業の売上拡大を実現すべく、海外小売店への卸販売の強化策を模索していました。そしてこのたび、「SD export」との取り組みを始めることとなりました。
■取り組みの詳細
BtoB越境ECサイト「SD export」は、国内メーカーと海外小売店が取引できる卸販売専用の越境ECプラットフォームです。世界134カ国を対象に、マッチングから受注、決済、貿易事務、物流まですべて代行し、メーカーにとっては国内と変わらない作業で手間やリスクなく海外に販売することができます。2015年にサービスを開始し、コロナ下のニーズの高まりによって流通額は前年比で168%*1となりました。
「CROSS BORDER『SABAE』」の事業拡大に伴い、新たに「SD export」が参画することで、これまでの海外消費者向けの販売だけでなく、海外に実店舗を構える小売店やバイヤー、ネットショップ事業者などに対する卸販売の強化も可能となります。
利用を希望する地元企業は、鯖江商工会議所ホームページの専用フォームから問合せ後、プロモーション動画制作や出展登録、出品作業など販売準備を進めていきます。
なお、本事業は販路開拓等の取り組みとして、小規模事業者持続補助金の補助対象事業となっており、申請書作成時には商工会議所のサポートを受けることができます。10月13日(水)には企業向け説明会を予定しており、詳細は鯖江商工会議所のホームページにて後日公開します。
また、今後、鯖江商工会議所では地域の支援機関との連携も視野に入れており、地域一丸となって地産品の海外販売支援強化へと取り組んでいきます。
今後も「SD export」は、地産品を簡単に海外に卸販売できるサービスとして、地域の中小企業の海外販路開拓を支援してまいります。
*1:20年度4月期(19年5月~2020年4月)と21年度4月期(20年5月~21年4月)の海外事業全体の流通額の比較
■代表者のコメント
鯖江商工会議所 経営支援課 課長 SABAE CREATIVE COMMUNITY 運営責任者
田中 英臣
現在、中小企業にとっては、より成長の見込まれる海外マーケットへの進出が大きな課題であり、その第一歩として越境ECへの関心が高まっています。BtoB越境EC「SD export」が「CROSS BORDER『SABAE』」に参画することは、これまで以上に中小企業の海外展開を後押しすることになると信じております。
商工会議所の創設者である渋沢栄一翁が「逆境にこそ力を尽くす」という言葉を残しております。我々は、コロナ禍を乗り越え、新しい時代を中小企業と共に切り開いていくため、これからも事業拡充に向けたさらなる取り組みを展開してまいります。
株式会社ラクーンコマース グローバル戦略部長
元 健一郎
新型コロナウイルスの影響で、日本の中小企業は海外バイヤーと出会う機会がなくなり、新たな販路を開拓する必要性から越境ECの需要が大きく伸びています。一方で世界を見渡せば、日本商品の仕入れが出来ずに困っている海外バイヤーもたくさんいます。ラクーンコマースでは、鯖江商工会議所との提携を通して、地方中小企業の海外販路開拓を実現し、デジタルインバウンドを提供していきます。こうした取り組みが先行事例となり全国各地に広がることを期待しています。
■参照
「SD export」(https://www.superdelivery.com/en/)
株式会社ラクーンコマースが運営するBtoB越境EC「SD export」は、国内メーカーと海外の小売店や企業などのバイヤーが取引できる輸出販売サービスです。輸出作業や手続き、代金回収はすべて「SD export」が代行するため、メーカーは国内と変わらない作業で手間やリスクなく海外に販売ができます。世界134カ国を対象に、マッチングから受注、決済、貿易事務、物流のすべてをオールインワンで提供しています。商品掲載数は約69万点。出展メーカー2,000社超、バイヤーである海外店舗は約85,000店が登録。(2021年7月末現在)
鯖江商工会議所(http://www.sabaecci.or.jp/)
事業内容:経営改善普及事業、基盤施設事業、商工業に関する調査研究、講習・研修会の開催、意見の公表、行政庁への意見具申、共済事業を始めとした社会一般の福祉の増進等
所在地:福井県鯖江市本町3丁目2-12 鯖江商工会議所1階 SCC
設立:1959年
代表者:会頭 黒田 一郎
「PROMO JAPAN」(https://promojapan.net/)
海外YouTuberを活用した、プロモーションサービスです。企業理念に「世界にWAO!を」を掲げ、世界中の方々に日本の良い商品や場所、サービスなどをご紹介する事で、日本の価値向上と経済の発展に貢献する事を目指しています。
「PROMO JAPAN」運営会社 ダイレクト株式会社(https://promojapan.net/)
事業概要:海外マーケティング支援事業
所在地:大分県大分市都町2-1-10 ウォーカービル8F
設立:2018年
代表者:代表取締役 田中 康晴、甲斐 武彦
「Zenplus」(https://zenplus.jp/)
販売代行で世界135ヶ国に発送実績を持つゼンマーケット株式会社の運営する海外越境ECプラットフォーム。11ヶ国語に対応。(英語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ウクライナ語、中国語、台湾語、マレーシア語、ベトナム語、アラビア語、日本語)
対応通貨:米ドル、ロシアルーブル、ユーロ、中国元、他、計32通貨
仮想通貨:ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、計50通貨
「Zenplus」運営会社 ゼンマーケット株式会社(https://corporate.zenmarket.jp/)
事業内容:海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションパック(定期購入サービス)「ZenPop」、海外越境ECプラットフォーム「Zenplus」運営
所在地:大阪市西区立売堀1-3-11 ダイタイビル2F
設立:2014年
代表者:代表取締役 ナウモヴ・アンドリイ、オレクサンドル・コーピル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
株式会社ラクーンコマース
代表者:代表取締役社長 和久井 岳
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立:2018年11月
資本金:300,000千円
株主:株式会社ラクーンホールディングス100%
URL:https://commerce.raccoon.ne.jp
株式会社ラクーンホールディングス
代表者:代表取締役社長 小方 功
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立:1995年9月
資本金:1,852,237千円(2021年1月31日現在)
株式:東京証券取引所市場第一部上場 証券コード3031
URL:https://www.raccoon.ne.jp
■メディア関係者からのお問合せ先
広報 大久保
MAIL:pr@raccoon.ne.jp
■サービスに関するお問合せ先
スーパーデリバリーサポートデスク
URL:https://www.superdelivery.com/fumi/r/dealerformInquiry/input
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