孤高のミュージシャン・黒木渚が初の単行本・文庫をリリース!
言葉を自在に操り、独特の感性で多くのファンの心をつかむ孤高のミュージシャン・黒木渚。文学的ともいえる歌詞は、「サザンオールスターズ」の桑田佳祐氏や「Mr.Children」のプロデューサーで知られる小林武史氏らも絶賛。その彼女が4月に小説家としてデビューいたしました。「小説現代」掲載の”超不自然主義”、”ぱんぱかぱーんとぴーひゃらら”と書き下ろし”東京回遊”の全3編収録をした単行本『本性』を4月19日に発売いたします。講談社文庫『壁の鹿』は好評発売中です。
縦横無尽に駆け巡る言葉、言葉、言葉――
小説家・黒木渚の新たなる挑戦に、ぜひご注目ください!
◆『本性』 定価:本体1,400円(税別)
「超不自然主義」…「あなた、一年後に死ぬわよ」と占い師に言われてから二年。サイコはまだ生きている。その日がきっかけとなり、何も分からないまま占い師の仕事をしているサイコ。そして友人のエリは無機質のモノしか愛せない女。今は旦那と別れるといってうちひしがれている。その旦那とは、人間ではなく地蔵なのだ。こじらせてしまっている二人の女の行き着く先はどこなのか。
「ぱんぱかぱーんとぴーひゃらら」…その日暮らしをしている岩崎はある日、パチンコ大勝ちした。そんな岩崎に「お祝いに抜いてあげようか」と声をかけてきた女がいた。女は風俗嬢のアッコ。二人は一緒に住むようになるが、まともに愛し合っていられたのは束の間。二人の愛は奈落の底へ転げ落ちていく。
「東京回遊」…夫との生活に不満を持つ恵は、出会い系サイトで知り合った男に会うために東京へ向かった。だが、男とは思ったようにはいかず、飛び乗ったタクシーであてのない放浪をはじめる。結婚前女優になることを夢見ていた恵は、気のいい運転手との会話のなかだけで大女優になった自分を演じる。
◆『壁の鹿』 定価 :本体720円(税別)
壁に飾られた鹿の声が聞こえたとき、孤独な魂に革命が起こる。女子校の寄宿舎に暮らす少女結婚詐欺師二股の恋愛に悩む女性剥製職人彼ら、彼女らの心の解放を!
解説:山田詠美
特設ページはこちら
http://news.kodansha.co.jp/20170406_b01
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