第14回世界鉄道研究会議（WCRR 2025）で優秀論文賞を受賞しました

○「第14回世界鉄道研究会議（WCRR 2025）」※1がアメリカ・コロラドスプリングスで開催され、弊社から発表した論文「Development of Derailment Detection Function for High-Speed Trains by Monitoring Acceleration of Bogie Frame（高速鉄道車両のための台車枠加速度による脱線検知機能の開発）」が「Safety and Security部門」で「優秀論文賞」を受賞いたしました。

○WCRR（World Congress on Railway Research）は、1994年11月のフランス・パリでの開催以降、鉄道に関する研究の価値向上、技術情報の共有、国際協力の推進を目的として数年ごとに開催されており、鉄道に関する会議としては世界最大級の国際会議です。

○今回は世界25か国以上から384名が参加し（うち日本からは62名）、244件の研究発表が行われました。この中から優秀論文賞が7件選出され、このうちの1件が本件名となりました。

〇受賞内容について

・受賞名： Best Paper Award for Category of Safety and Security

（「Safety and Security」部門　優秀論文賞）

・受賞日： 2025年11月21日※2

・件名： Development of Derailment Detection Function for High-Speed Trains by Monitoring 

Acceleration of Bogie Frame（高速鉄道車両のための台車枠加速度による脱線検知機能の開発）

・受賞者： 東日本旅客鉄道株式会社　JR東日本研究開発センター　

リスク評価・安全技術ユニット　篠原　嵩征　研究員

（共著者： 松橋　克幸、畑　弘敏、石田　陽士、内田　好徳、三須　弥生）

※1　開催概要の詳細は以下のURLをご覧ください。

   https://railresearchweek.com/ 

※2　現地時間では11月20日です。

授賞式（左よりWCRR技術委員長、篠原研究員、三須上席研究員、WCRR委員）