ガスミュージアム企画展「炊飯がつなぐ日本の食文化」開催のお知らせ

2025年9月27日(土)~2025年12月25日(木)

東京ガス株式会社

 ガスミュージアムでは2025年9月27日(土)から12月25日(木)まで、「炊飯がつなぐ日本の食文化」展を開催します。

 東京ガスは創立140周年を記念し、明治35年(1902)に開発された「瓦斯竈」から続く、ガス炊飯の歴史を振り返る展示を行います。株式会社プレナス米食文化研究所および株式会社中村屋と連携し、炊飯や日本の食文化、時代ごとの『カレーライス』と暮らしとの関わりを多角的に紹介します。

【開催概要】

■会 期:2025年9月27日(土)~12月25日(木)

■休館日:月曜日(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館)

■開館時間:10:00~17:00

■会 場:ガスミュージアム ガス灯館2階ギャラリー

■入場料:無料

■ホームページ: https://www.gasmuseum.jp/


【展示内容】

 本年10月1日に、東京ガスは設立から140年を迎えます。日本で初めて灯ったガスの炎は、市中の街灯から始まり、室内灯への利用へと広がりました。電気との照明分野での競争のなか、明治30年代に入ると、調理向けの熱源利用へと拡大していき、明治35年(1902年)に「瓦斯竈(がすかまど)」が開発されます。大正時代に入ると暖房や給湯へと用途が広がり、さらに昭和初期にはさまざまな国産のガス器具が発売されます。戦後の昭和30年(1955年)には自動式電気炊飯器が普及し、昭和47年(1972年)にジャー機能を搭載した電気炊飯器が登場すると、炊いたご飯を長時間一台の製品で保温できる利点が受け入れられ、電気炊飯器が広く定着したことで、食事ごとに炊飯を行うなど利便性をアップしてきました。

 今回の展示では、東京ガスグループ誕生140年の歴史を振り返る中で、明治35年(1902)に誕生した「瓦斯竈(がすかまど)」から120年以上にわたり私たちの暮らしの中で活用されてきたガス炊飯の歩みを紹介し、ガスの炎と私たちの暮らしとの関わりについてお伝えします。


【関連イベント】

■親子で学ぶ お米のワークショップ開催!

共催 Plenus米食文化研究所

・日 程 10月18日(土)

・時 間 ①10:30~11:30 ②14:30~15:30

・定 員 各回 親子10組

・参加費 無料

・講 師 たに りり氏(ごはんソムリエ/農政ジャーナリスト)

・申込み 事前予約制 ※下記よりご確認ください

     Plenus 米食文化研究所HP

     ガスミュージアムHP

     ガスミュージアムInstagram

     たに りり氏

【主な展示作品】

<東京ガス事業のはじまり>

東京府瓦斯局全景 明治11年(1878)頃
東京名所之内 銀座通煉瓦造り鉄道馬車往復図 歌川広重(三代) 明治15年(1882)

明治時代 あかりから熱源(調理)へ>

摺物 明治37年正月(部分)明治37年(1904)
写真 庶民的瓦斯台所明治43年(1910)

<大正・昭和戦前時代 都市部の熱源利用への拡大>

四升炊きガスかまど
タツミガス自動炊飯器

<昭和戦後からバブル期 器具の普及拡大と進化>

ガス炊飯器 αかまど炊き
ガス炊飯器 直火匠

「ガスミュージアム」について

「ガスミュージアム」は、日本の都市ガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために昭和42年(1967)に東京・小平市に開設され、50年以上に渡りこの地で展示活動をおこなっています。

 二棟の赤レンガの展示棟は、明治42年(1909)に建てられた東京ガス本郷出張所を移設復元した「ガス灯館」と、明治45年(1912)に建てられた東京ガス千住工場計量器室を移設復元した「くらし館」から構成されております。

 日本のガス事業の起源を展示・紹介する「ガス灯館」1階展示では、鹿鳴館で使用されたガス灯をはじめ、さまざまなデザインのガス灯がご覧頂けます。2階にはテーマに沿って定期的に企画展を開催する「ギャラリー」があります。

 「くらし館」1階には、明治37年(1904)に発行されたガス器具カタログに掲載されている器具を展示した「瓦斯器具立体型録(がすきぐりったいかたろく)」、150年にわたるガス事業の歩みを紹介した「ガスとくらしのヒストリー」、日本の都市ガス事業を育てた渋沢栄一の足跡を紹介する「渋沢栄一ギャラリー」などのコーナーがあります。また2階では石炭からはじまったガス製造の歩みを、工場の模型や映像、パネルで紹介しています。このほか明治時代に実際に使われていたガス管をはじめ、ガスメーターやガス栓など、都市ガスの供給防災の変遷についても紹介しています。

 二棟のレンガ造りの展示棟に囲まれた中庭には、東京を中心に国内外で当時使われた灯柱を使用し、再現したガス灯が灯る様子をご覧頂くこともできます。

あかりから熱源へと150年に渡り、くらしとともに歩んできた都市ガスの歴史をご覧下さい。


アクセス

西武バス

・西武新宿線 花小金井駅北口「花小金井駅入口」バス停より

[武21]錦城高校前経由…東久留米駅西口行き

・JR中央線 武蔵小金井駅北口より

[武21]錦城高校前経由…東久留米駅西口行き

・西武池袋線 東久留米駅西口より

[武21]錦城高校前経由…武蔵小金井駅行き      

「ガスミュージアム入口」バス停下車徒歩約3分

西武新宿線 小平駅より徒歩約20分(2km)

新青梅街道 滝山南交差点角

※駐車場無料

〒187-0001 東京都小平市大沼町4-31-25


■日本人の食生活と炎のエネルギー

 明治時代、新しい調理の熱源として利用が始まったガスの炎。
 ガスミュージアムには、現在に至るまで私たちの食生活と共にどのように進化してきたのかを示す、様々な時代のガス器具の実物や写真、版画などの印刷物史料を展示しています。
 日本人の食生活に不可欠な炊飯を進化させた国産ガス機器の先駈けである「ガスかまど」をはじめ、昭和モダンを醸し出す昭和初期の逸品「四面式ガストースター」や「ガスコーヒーメーカー」、「ガス卵ゆで器」などの調理器具の実物を展示しています。

 また、戦前からのガス調理レシピを収蔵するなど、日本の食と調理の文化とガスエネルギーの歩みがわかる施設であることが、今回の認定で改めて注目されています。

◇食文化ミュージアム
https://foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/

◇食文化ミュージアム 食の体験・情報発信施設
https://www.foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/hasshin_shisetsu/

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会社概要

東京ガス株式会社

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URL
http://www.tokyo-gas.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区海岸1-5-20
電話番号
-
代表者名
笹山晋一
上場
東証1部
資本金
-
設立
1885年10月