Stanley-Martin Communities, LLCによるEssex Homes Southeast, Inc.他の戸建住宅事業の譲受(ニュースレター)
■米国における戸建住宅販売エリア拡大
大和ハウスグループのStanley-Martin Communities, LLC(以下、スタンレー・マーチン社)は、2020年2月12日(日本時間:2月13日)、米国で戸建住宅事業を行うEssex Homes Southeast, Inc.及びその関係会社(以下、エセックス社)と事業譲渡契約を締結し、エセックス社のノースカロライナ州、サウスカロライナ州における事業を、2020年2月下旬に譲り受けることとなりました。
1.事業譲受の理由
大和ハウスグループは、2022年3月期が最終年度となる「大和ハウスグループ第6次中期経営計画」において、将来の環境変化に備え、売上高4兆5,500億円に向けた基盤を築くことをテーマに掲げています。海外事業では、海外事業の管理体制を強化しつつ、継続的に事業投資を行い、売上高4,000億円を目指しております。
米国では2017年2月13日、東部地域(バージニア州・ノースカロライナ州・メリーランド州)において戸建住宅事業を行うスタンレー・マーチン社をDaiwa House USA Inc.(社長:一木 伸也)の子会社とし、米国での当社グループの戸建事業に進出しました。
また、スタンレー・マーチン社は、2018年2月28日、ジョージア州、サウスカロライナ州に拠点を保有していたFrontdoor Communities, LLCより戸建住宅事業の譲受を実施し、大和ハウスグループとして、現在、米国東部地域(バージニア州、ウェストバージニア州、メリーランド州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州)において事業を展開しております。
そのような中、今回、スタンレー・マーチン社を通じたエセックス社のノースカロライナ州及びサウスカロライナ州における全ての主要な戸建住宅事業の譲受により、さらなる米国での事業エリア拡大を図っていくこととなりました。
2.譲受の対象となる事業および財産
エセックス社は現在、ノースカロライナ州・サウスカロライナ州において戸建住宅事業を展開していますが、2月下旬予定の譲受において、スタンレー・マーチン社は、エセックス社が管理する約110ヵ所の分譲地を含む本事業を譲受し、経営陣ならびに従業員はスタンレー・マーチン社に参画する事を予定しています。
3.スケジュール
2020年2月12日(日本時間:2月13日) 事業譲渡契約締結日
2020年2月下旬 事業譲渡実行
4.業績への影響
本事業譲受に伴う当社連結業績に与える影響は軽微です。
5.両社の会社概要
■事業譲受会社
■事業譲渡会社
6.進出エリアについて
エセックス社が戸建住宅事業を行う5都市は、スタンレー・マーチン社の既存拠点と近接しながらも、いずれもスタンレー・マーチン社が未進出の都市となっております。特にノースカロライナ州シャーロットは、バンクオブアメリカ等の金融機関が本社を構えるなど、全米でも有数の金融都市で雇用も人口も成長しており、2018年の新築戸建住宅引渡戸数は市場全体で年間10,000戸を超え、全米で第7位(2018年)の戸建住宅市場となっています。
また、エセックス社が本社を構えるサウスカロライナ州の州都であるコロンビアは、2018年の新築戸建住宅引渡数は市場全体で年間2,400戸超と市場規模としては中規模であるものの、エセックス社はエリア第2位の引渡戸数(2018年)を有しており、当該エリアにおける市場シェアは約18%となっております。その他の都市は、比較的近年にエセックス社が進出した都市となりますが、既存のスタンレー・マーチン社の拠点と近接している事の利点を生かし、管理面、マーケティング面、製品面での相乗効果が期待できるエリアとなっております。
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