賃金・仕事・時間の優先順位 「仕事>時間>賃金」が20.9%、「仕事>賃金>時間」が19.7%「時間」の優先順位が高いのはパートまたはアルバイト

【イーアイデム会員対象 転職活動に関するアンケート調査】

株式会社アイデム

総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2021年9月~2022年12月の調査期間の90日前に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に、転職活動に関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
  •  調査結果

<応募から内定までの期間>
「1週間未満」54.1%、「1週間以上2週間未満」25.1%、「2週間以上3週間未満」8.8%


<応募企業を選ぶ際に詳しく知りたい求人情報>
「具体的な仕事内容」63.6%、「月々の給与額・手当の詳細」47.7%、「職場の就業環境」42.6%


<入社前と入社後のイメージのギャップ>
「ある」が34.5%となり、リアリティショック経験者は3割超
ギャップが「ある」男性29.9%、女性38.3%、女性の方が男性より8.4pt高い結果


<【賃金】【仕事】【時間】の優先順位>
「仕事>時間>賃金」20.9%、「仕事>賃金>時間」19.7%、「時間>仕事>賃金」17.8%
30代以下は「賃金>時間>仕事」が最も多く21.6%


<【賃金】【仕事】【時間】の優先順位(転職活動中の回答者)>
希望する雇用形態別 パートまたはアルバイトは「時間>仕事>賃金」が最も多い
正社員と契約社員または嘱託社員は「仕事>賃金>時間」、派遣社員とその他は「仕事>時間>賃金」が最多



  • 調査・分析担当者のコメント:アイデム 東日本事業本部 データリサーチチーム 小杉雅和

今回のアンケート調査は、3か月以内に転職した方及び転職活動中の方を主な対象としてアンケートを実施しています。応募企業を選ぶ・決める際に、より詳しく知りたいと思う情報について聞いた結果では、6割強の人が「具体的な仕事内容」を挙げていました。また転職完了者に、入社前と入社後のイメージについて聞いたところ、ギャップが「ある」と回答したリアリティショック経験者は3割を超えています。できる限りイメージが湧きやすい仕事内容等を記載することが大切です。さらに【賃金】【仕事】【時間】の優先順位では、全体で優先順位の1位に【仕事】を挙げた人が4割強となり、年代別でみると年代が上がるほど【仕事】に重きを置いている結果となっています。これを転職希望の雇用形態別にみると、パートまたはアルバイトでは、【時間】の優先順位が非常に高いことがうかがえます。



  • 調査概要

調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、下記調査期間の90日前に

     イーアイデムから何らかの求人に応募した人

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社アイデム

調査期間:2021年9月2日~2022年12月28日

有効回答:1,211件

※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります


※本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、

下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。

https://apj.aidem.co.jp/enquete/



  • 調査結果の詳細(一部抜粋)

回答者プロフィール

 <応募から内定までの期間>

「1週間未満」54.1%、「1週間以上2週間未満」25.1%、「2週間以上3週間未満」8.8%

現在の勤務先に3か月以内に転職した人に、応募してからどれくらいの期間で内定が出たかを聞いた。全体では、「1週間未満」が最も多く54.1%、次いで「1週間以上2週間未満」が25.1%、「2週間以上3週間未満」が8.8%、「3週間以上1か月未満」が4.9%、「1か月以上」が7.0%となった。

現在の雇用形態別にみると、応募から内定までの期間が「1週間未満」だった者が多い雇用形態(その他を除く)は、派遣社員が60.5%、パートまたはアルバイトが54.1%、正社員が50.0%、契約社員または嘱託社員が42.1%の順となっている。

2週間未満で区切ってみると、2週間未満で内定が出た雇用形態(その他を除く)は、派遣社員が82.6%、パートまたはアルバイトが82.3%と8割を超えている。他の雇用形態に比べて、より迅速な採用活動が行われているようだ。

 

 

 

<応募企業を選ぶ際に詳しく知りたい求人情報>

「具体的な仕事内容」63.6%、「月々の給与額・手当の詳細」47.7%、「職場の就業環境」42.6%

現在の勤務先に3か月以内に転職した人及び現在転職活動をしている人に、転職活動で応募企業を選ぶ・決める際に、より詳しく知りたいと思う求人情報はどのようなことかを聞いた(複数回答)。「具体的な仕事内容」が最も多く63.6%、「月々の給与額・手当の詳細」47.7%、「職場の就業環境」42.6%、「仕事に必要な能力」41.5%、「1日の業務の流れ」32.3%、「従業員の平均年齢や年齢構成」30.6%の順になっている。

6割強の人が「具体的な仕事内容」を詳しく知りたいと考えており、求人情報にはできる限りイメージが湧きやすい仕事内容を記載することが大切であると考えられる。また、「職場の就業環境」や「仕事に必要な能力」についての回答も4割を超えていることから、これらの情報も求人情報に記載するのが望ましいことがうかがえる。


<入社前と入社後のイメージのギャップ>

「ある」が34.5%となり、リアリティショック経験者は3割超
ギャップが「ある」男性29.9%、女性38.3%、女性の方が男性より8.4pt高い結果

現在の勤務先に3か月以内に転職した人に、求人情報や入社前の説明から感じたイメージと、入社後のイメージにギャップがあったかを聞いた。全体では「ある」が34.5%となり、リアリティショック経験者は3割を超えている。

これを性別でみると、「ある」は男性が29.9%、女性が38.3%と、女性の方が男性より8.4pt高くなっている。

また年代でみると、「ある」は50代が40.8%と最も多く、 次いで30代以下が33.3%、60代以上が31.4%、40代が28.8%の順となった。

 


 

【入社前と入社後のイメージのギャップ】

・面接した方は支店長で1番上の役職だったが、その他の社員は事務員募集していることを知らず、入社してから驚かれた。同僚には迷惑がられ歓迎されず、とても居心地が悪い。

・研修、OJTが丁寧かと思っていましたが、現場はバタバタで、ゆっくり教えてもらうのが難しい。

・事前の説明で、軽作業で重いものでも10キロ程度だと聞いておりましたが、20キロ以上もある物を扱うことがあり、ハンドリフトでもかなりの力を要するパレットを引いたり、押したりで、女性ができる仕事ではないと思いました。

・業務に関する基礎知識が思っていた以上に必要だった。実務上はサポートがあるので大きな支障もなく、苦労しながらも楽しく働いている。


<【賃金】【仕事】【時間】の優先順位>

「仕事>時間>賃金」20.9%、「仕事>賃金>時間」19.7%、「時間>仕事>賃金」17.8%

30代以下は「賃金>時間>仕事」が最も多く21.6%

 無職者を含むすべての回答者に、働く上で仕事に見合った【賃金】、自分がやりたい【仕事】、希望通り働ける【時間】の3つがすべて満たされない場合に、【賃金】【仕事】【時間】の中でどのような優先順位をつけるのかを聞いた。全体では、「仕事>時間>賃金」が最も多く20.9%、次いで「仕事>賃金>時間」が19.7%、「時間>仕事>賃金」が17.8%、「賃金>時間>仕事」が16.0%、「賃金>仕事>時間」が14.7%、「時間>賃金>仕事」が10.9%の順となった。優先順位の1位を【仕事】と回答した人が4割強となっている。

就労状況別にみると、働いている人も働いていない人も「仕事>時間>賃金」が最も多くなり、それぞれ19.8%、22.4%となった。

性別では、男性は「仕事>時間>賃金」が最も多く24.2%、女性は「時間>仕事>賃金」が最も多く20.4%となっている。

年代別にみると、 30代以下は「賃金>時間>仕事」が最も多く21.6%、40代と60代以上は「仕事>時間>賃金」が最も多く、それぞれ18.2%、26.9%となり、40代では「賃金>時間>仕事」も同率だった。また、50代は「仕事>賃金>時間」が最も多く20.7%である。【仕事】を優先順位の1位にしている割合を合算すると、30代以下は28.9%、40代は34.3%、50代は36.2%、60代以上は48.8%となり、年代が上がるほど【仕事】に重きを置いている結果となった。




<【賃金】【仕事】【時間】の優先順位(転職活動中の回答者)>

希望する雇用形態別 パートまたはアルバイトは「時間>仕事>賃金」が最も多い
正社員と契約社員または嘱託社員は「仕事>賃金>時間」、派遣社員とその他は「仕事>時間>賃金」が最多

働く上で仕事に見合った【賃金】、自分がやりたい【仕事】、希望通り働ける【時間】の3つがすべて満たされない場合に、【賃金】【仕事】【時間】の中でどのような優先順位をつけるのかを、現在転職活動をしている人に絞って集計した。全体では、「仕事>時間>賃金」が最も多く21.4%、次いで「仕事>賃金>時間」が20.5%、「時間>仕事>賃金」が17.3%、「賃金>時間>仕事」が14.7%、「賃金>仕事>時間」が14.6%、「時間>賃金>仕事」が11.5%の順となった。優先順位の1位を【仕事】と回答した人が4割強となっている。

希望する雇用形態別にみると、正社員と契約社員または嘱託社員は「仕事>賃金>時間」が最も多くなり、それぞれ23.7%、31.0%となった。派遣社員とその他は「仕事>時間>賃金」が最も多くなり、それぞれ25.0%、28.0%となった。パートまたはアルバイトは「時間>仕事>賃金」が最も多くなり22.9%となった。なお、【時間】を優先順位の1位にしている割合を合算すると、パートまたはアルバイトは37.0%となり、次点の正社員23.7%と比べると13.3pt割合が高くなっている。パートまたはアルバイトが現在の会社に就職を決めた理由の第1位が「働ける時間・日数が合うから」となっていることからも、【時間】の優先順位が非常に高いことがうかがえる。



<株式会社アイデム 会社概要>

アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。

〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp

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会社概要

株式会社アイデム

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業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル
電話番号
03-5269-8711
代表者名
椛山 亮
上場
未上場
資本金
-
設立
1971年02月