ワールド北青山ビルが今年もメイン会場に「DESIGNART TOKYO 2024」10/18（⾦）〜10/27（⽇）開催

各ジャンルの垣根を越えて、クリエイターが手掛けるデザイン＆アートの祭典

株式会社ワールド

2024年10月17日 17時00分

株式会社ワールドは、10月18日（金）から10月27日（日）までの10日間、ワールド北青山ビル（東京都港区北青山3-5-10）を、デザイン＆アートの祭典「DESIGNART TOKYO（デザイナートトーキョー）2024」（https://designart.jp/designarttokyo2024/）のメイン会場として開放します。

♦ワールド北青山ビルを起点に、コミュニケーション文化を創り上げる取り組み

　ワールドは北青山ビルを起点に、多くの人々が参画し、つながりあい、共感できるコミュニケーション文化を創り上げる取り組みを進めています。今年で8回目となる「DESIGNART TOKYO」においても、ワールド北青山ビルをメイン会場に、芸術や文化の創造・発展に寄与していきたいと考えています。

今年は「DESIGNART TOKYO」全体のテーマに「Reframing ～転換のはじまり～」が掲げられ、これまで以上に東京からデザイン・アートが世界へ発信されます。クリエイターとのふれあいを通して、かけがえのない出会いや感動をつなぎながら街全体がミュージアムになる10⽇間。会場内はもちろん、青山通りを行き交う多くの人々の目に触れながらデザイン＆アートを発信する、街と一体になる展覧会です。

♦今年のテーマは「Reframing ～転換のはじまり～」

　今年の展覧会「DESIGNART TOKYO 2024 OFFICIAL EXHIBITION Reframing展」では、インターネットの普及に伴うコモディティ化から解放され、既存の枠組みを見直すことで新たな価値を創造するクリエイターたちに焦点を当てています。アート、デザイン、クラフト、テクノロジーの分野で活躍する4人のキュレーターがキュレーションした18組のクリエイターによる作品を展示、それぞれの作品を通じて、固定観念や思考の硬直化から無意識に制限をかけている世の中に問いかけていきます。各分野の垣根を超えたボーダーレスな世界観に触れながら、新しい発見やこれまでにないワクワクした体験をお楽しみください。

作品の一例）左から時計周りにJiabao Li「Trans Vision」、舘鼻則孝「TRACES OF A CONTINUING HISTORY SERIES」photo by GION、中村弘峰「この矢はづさせ給ふな」、nendo「junwan」

♦参加デザイナー・アーティスト

ARKO, Ben Storms, Human Awesome Error, HIROMINE NAKAMURA / 中村弘峰, Jiabao Li,

India Mahdavi, José Zanine Caldas, Kei Hasegawa / 長谷川絢, Kenji Hirasawa / 平澤賢治,

Kenji Hirasawa and Yoshiki Masuda, Marion Baruch, Namae Myoji / みょうじなまえ, nendo,

nor, Noritaka Tatehana / 舘鼻則孝, ryo kishi,

STUDIOPEPE The TEA-ROOM（Ryuta Aoki + Soryo Matsumura）

♦キュレーションを手掛けた4名のキュレーターをご紹介

現代美術キュレーター / 株式会社コダマシーンアーティスティック・ディレクター

金澤韻（かなざわこだま）

東京芸術大学大学院および英国王立芸術大学院の修了後、公立美術館で12年間勤務した後、2013年に独立し、国内外で多数の展覧会を企画。日本の文化帝国主義やグローバリゼーションをテーマに時代や社会の変化を捉える活動を行い、増井辰一郎とのユニット・コダマシーンでは商業案件を手掛け、アートや工芸と企業/自治体/人、そして展示場所を共鳴させるプロジェクトを行う。

インテリアスタイリスト／スペースデザイナー　BUNDLESTUDIO Inc.代表

川合将人（かわいまさと）

2000年からインテリアスタイリストやスペースデザイナーとして活動を始め、雑誌でのキャリアを積んだ後、モデルルームやオフィス、店舗の内装デザイン、イベントのスタイリングやディレクションを手掛けている。2020年にはBUNDLESTUDIO Inc.を設立し、2022年には建築家・進来廉が設計した邸宅をギャラリー＜BUNDLE GALLERY＞として再生。デザインとアートの領域を横断する展覧会を開催し、新たな文化発信の拠点として運営している。

芸術監督 / 社会彫刻家

青木竜太（あおきりゅうた）

芸術と科学技術の中間領域で研究開発やアートプロジェクトの企画・設計・指揮を行いながら作家活動を続けている。日本で初めてTEDxKidsプログラムとArt Hack Dayを開催し、2021年には千葉市初の芸術祭「生態系へのジャックイン」展で芸術監督を務めた。主な展示には「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」や「2121年 Futures In-Sight」があり、第25回文化庁メディア芸術祭でアート部門ソーシャル・インパクト賞を受賞。

伝統技術ディレクター

立川裕大（たちかわゆうだい）

1965年に長崎県で生まれ、オーダーメイドの伝統工芸プロジェクト「ubushina」を立ち上げ、日本の伝統技術を用いた先鋭的なインテリアスタイルを確立。家具や照明器具、アートオブジェを一点物として制作し、職人たちと共にものづくりを行ってきた。2016年には三井ゴールデン匠賞を受賞し、2023年にはプロダクトブランド「AMUAMI」を発表して日本の職人の技を世界に広めている。