家庭用蓄電池を活用したVPP実証を開始
家庭の電力を需給状況に応じて電力会社に供給する「逆潮流放電(※1)」の動作を検証
シャープエネルギーソリューション株式会社は、東邦ガス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:増田 信之、以下、東邦ガス)と共同で、シャープ株式会社(以下、シャープ)製の家庭用蓄電池を用いたバーチャルパワープラント(以下、VPP)の実証実験を本年3月より開始しました。
VPPは、地域に分散する小規模電源(太陽光発電や蓄電池など)を制御し、電力をとりまとめることで、仮想的に大規模な発電所のように扱う仕組みです。
本実証は、東邦ガスの電気販売エリア内で電力需給がひっ迫した想定で実施します。東邦ガスは、シャープ子会社である株式会社AIoTクラウドのWeb API(※2)サービスを活用し、家庭用蓄電池の制御指示をシャープのサーバーに送信します。当社は受信した情報をもとに、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY(ココロエナジー)」(※3)を通じて、実証モニター先に設置された蓄電池に放電を指示し、遠隔からの逆潮流放電指示を受けた蓄電池が正しく動作するかなどの動作検証を行います。また本実証を通して抽出する課題事項を分析し、東邦ガスが提供する家庭用蓄電池VPPサービス「わけトク」での当社蓄電池システムの採用を目指します。
当社は本実証で得た知見も活かしながら、家庭内のエネルギーマネジメントと、電力需給安定化を目指すVPP制御を両立するエネルギーソリューションの開発に取り組んでまいります。
【実証実験の概要】

※1 家庭や事業所などにある太陽光発電システムや蓄電池システムなどから電力会社の送電網へ電気を流すこと。
※2 異なるシステムやアプリケーション間におけるデータや機能のやりとりをWEB上で行うこと。
※3 シャープのHEMSサービス。クラウド上のAIがHEMSと連携し、各家庭の電気の使われ方や外部の情報から、お客様にあわせてエネルギーを賢くコントロールします。
すべての画像