Money Forward X、ゆうちょ銀行に業務DXサービス『Mikatano』シリーズを提供

株式会社マネーフォワード

2024年10月15日 15時00分

株式会社マネーフォワードは2024年11月1日（金）より、株式会社ゆうちょ銀行に、中小企業向けの資金管理サービス『Mikatano 資金管理』、請求書管理サービス『Mikatano インボイス管理』、DX支援サービス『Mikatano ワークス』を提供します。全国に広がるゆうちょ銀行の法人営業ネットワークを活かして、より多くの中小企業の課題解決を目指します。

■背景

地域経済を支える中小企業の多くは、原材料高や求人難といった経営課題を抱えています※1。業務効率化や生産性向上ためにDXの重要性が高まっていますが、中小企業の約6割がまだDXに取り組めていないという調査結果が出ています。また、DXに取り組む意欲がある場合でも、リソースが限られることから外部機関の支援を求める企業が約半数を占めています※2。

支援機関を活用したい中小企業の動向で特徴的なのは、その相談先の筆頭に金融機関が挙げられていることですが※2、地域金融機関もまた、金融庁の指針により、顧客企業に対しコンサルティング機能を発揮して経営改善等を最大限支援することが求められています※3。こうした背景を受け、当社は中小企業向けの業務DXサービス『Mikatano』シリーズを、地域金融機関を経由して顧客企業に提供し、二人三脚で顧客企業の課題解決に取り組んできました。

そしてこの度、新たにゆうちょ銀行への『Mikatano』シリーズの提供を開始します。全国にあるゆうちょ銀行の法人営業ネットワークを活かして、より多くの中小企業の課題解決に貢献し、地域経済の発展への寄与を目指します。

※1 中小企業庁「中小企業白書」2024年版　第1-3-32図「経営上の問題点の推移（中小企業編）」（p.Ⅰ-123）

※2 東京商工リサーチ「「DXに関するアンケート」調査」（2023年8月22日公開）

※3 金融庁「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針令和４年８月」（II-４-１基本的役割）

■ゆうちょ銀行を通じて提供するサービスについて

・資金管理サービス『ゆうちょ銀行 Mikatano 資金管理』

『Mikatano 資金管理』は、中小企業向けの資金管理サービスです。ユーザーは、紙の通帳やインターネットバンキングを利用しなくても、複数金融機関の口座残高や入出金明細を一画面で把握できます。さらに、『Mikatano インボイス管理』と併用すると登録した請求書データも自動連携されるため、口座の入出金予定を一元管理できます。

・請求書管理サービス『ゆうちょ銀行 Mikatano インボイス管理』

『Mikatano インボイス管理』は、中小企業向けの請求書管理サービスです。発行・受領した紙または電子の請求書を『Mikatano インボイス管理』上にアップロードするだけで、AI-OCRが請求金額や支払期限など請求書に記載されている内容を自動でデータ化し、インボイス制度および電子帳簿保存法に対応した形式※4で、請求書を一元管理できます。

※4 インボイス制度の請求書保存要件である、適格請求書発行事業者登録番号管理(事業者、取引先)・適格請求書(区分記載請求書)の保存に対応しています。また、電子帳簿保存法のうち、電子取引要件、スキャナ保存要件に対応しています。なお、本サービスは電子帳簿等保存要件の対象外です。

・DX支援サービス『ゆうちょ銀行 Mikatano ワークス』

『Mikatano ワークス』は、社内連絡、ワークフロー、勤怠管理などのグループウェアをはじめとした日常業務をDXする、中小企業向けのサービスです。直感的なUI/UXで、ITに不慣れな方でも簡単に操作できるため、業務のデジタル化の第一歩を進められます。