10月21日(火) AndTech「導電性カーボン材料・導電助剤の開発・評価と次世代二次電池への応用」WEBセミナーを開講予定

【①機能性カーボンフィラー研究会:前野 聖二 氏】【デンカ株式会社:永井 達也 氏】【③旭カーボン株式会社:有満 望 氏】【④ロッテケミカルグループ:武内 正隆 氏】の、4名の専門家が解説します。

AndTech

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、

次世代二次電池」における「導電助剤」に関する講座を開講します。

次世代二次電池の高性能化において、導電助剤は不可欠な設計要素の一つです。

導電性カーボンは、分散性・安定性・コストの面で優れ、主力材料としての地位を保ち続けています。

本講演では、導電性カーボン材料の構造・特性と電極応用のポイント、次世代電池との接点を技術的に詳しく解説します。

Live配信・WEBセミナー講習会 概要

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テーマ:導電性カーボン材料・導電助剤の開発・評価と次世代二次電池への応用

開催日時:2025年10月21日(火) 10:00-17:00

参加費:60,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定

URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f086cec-bf0f-62b8-b0f1-064fb9a95405

WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)

セミナー講習会内容構成

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第1講:10:00-11:30(機能性カーボンフィラー研究会:前野 氏)

  「導電性カーボンブラックの特徴と応用」

第2講:12:30-14:00(デンカ株式会社:永井 氏)

  「導電性カーボンブラックの分散技術・電極配合技術及び次世代二次電池への応用」

第3講:14:15-15:30(旭カーボン株式会社:有満 氏)

  「オイルファーネス法による導電性カーボンブラックの開発と評価」

第4講:15:45-17:00(ロッテケミカルグループ:武内 氏

  「電池用カーボン導電剤の活用例と今後の展開」

本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題

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①導電性カーボンブラックの特徴と種類、メリット・デメリット

②導電性炭素複合材料の高導電化

③電池用途におけるアセチレンブラックの適切な選択と活用テクニック

本セミナーの受講形式

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 WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。

 詳細は、お申し込み後お伝えいたします。

下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

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第1部 導電性カーボンブラックの特徴と応用

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機能性カーボンフィラー研究会

副会長 技術士(化学部門):前野 聖二 氏

【講演主旨】

 導電性カーボンブラックの構造や特徴といった基礎編から、分散性、導電性を決定する因子はどのようなことかなど応用編について説明します。

【プログラム】

1. 導電性炭素材料の種類と特徴

 1.1 導電性フィラーとは?

 1.2 導電性炭素材料の種類と特徴

  ・カーボンブラック・グラフェン・カーボンナノチューブ・VGCF・炭素繊維 

2. 導電性カーボンブラックとは? ~製法、構造、種類と特性~

 2.1 製造方法

 2.2 構造、物理・化学的性質

  ・一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、表面官能基、結晶性、DBP吸収量

 2.3 導電性発現機構

  ・各種導電性カーボンブラックの特徴と特性値(粒子数、アグロメレート径)

  ・DBP吸収量と導電性付与効果 ・ケッチェンブラック、アセチレンブラック

3.導電性複合製品の用途事例 

 3.1 ニューパワーソース分野

  ・リチウムイオン電池、燃料電池 ・分散状態と電池性能

 3.2 導電性プラスチック、コンパウンド分野

  ・用途事例 ・樹脂の選択、ブレンドによる高導電化手法

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第2部 導電性カーボンブラックの分散技術・電極配合技術及び次世代二次電池への応用

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デンカ株式会社

千葉工場 電池・導電材料開発部 グループリーダー:永井 達也 氏

【講演主旨】

本講座では導電性カーボンブラックの適切な選択と活用で電池用途の特性を最大限引き出すヒントを見つけられるような講演にしたいと思います。

【プログラム】

1. カーボンブラックの種類と用途

 1.1 代表的な導電性カーボンブラック

 1.2 導電性カーボンブラックの特性と用途

 1.3 電池用途におけるアセチレンブラックの役割と効果

2. リチウムイオン二次電池電極における導電性カーボンブラックの分散技術

 2.1 用途における分散の定義及び工程分散について

 2.2 小粒径アセチレンブラックの活用術

 2.3 分散の新しい評価技術

3. リチウムイオン二次電池電極における導電性カーボンブラックの配合技術

 3.1 電極配合処方と電池特性の関係

 3.2 異種導電材配合技術とその特性

4. 次世代二次電池への応用

 4.1 黒鉛+SiC混合負極への応用

 4.2 全固体電池への応用

5. まとめ

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第3部 オイルファーネス法による導電性カーボンブラックの開発と評価

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旭カーボン株式会社

研究開発部 プレミアムソリューション 製品開発課:有満 望 氏

【講演主旨】

本講演では、カーボンブラックの物性や製法、用途等カーボンブラックについて全般的に説明します。

また、カーボンブラックの基礎的な物性や導電性発現メカニズム等をベースに、目的の電池性能・機能に応じた最適なカーボンブラックの選定について実例を交えて解説します。

【プログラム】

1.カーボンブラックとは

 1.1 カーボンブラックの炭素材料における位置付け

 1.2 カーボンブラックの物理化学特性と評価法

 1.3 カーボンブラックの表面性状

 1.4 特殊なカーボンブラック

2.カーボンブラックの製法と用途

 2.1 オイルファーネス法

 2.2 その他の製法

 2.3 各用途におけるカーボンブラックの役割

3.LiB向け導電開発

 3.1 リチウムイオン電池に要求される材料特性

 3.2 LiB向けカーボンブラック

 3.3 電極導電助剤へのカーボンブラック利用

 3.4 活物質/C複合体へのカーボンブラック利用

4.まとめ

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第4部 電池用カーボン導電剤の活用例と今後の展開

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ロッテケミカルグループ

電池材料 非常勤顧問:武内 正隆 氏

【講演主旨】

各種カーボン導電材を負極や正極への導電助剤だけでなく、集電体のカーボンプライマーコート材や固体電解質電極にも展開することについて解説します。

【プログラム】

1. 電池用各種導電助剤と用途

2. 新展開1:正極負極導電助剤 ~高容量Si負極、各種全固体電池電極

3. 新展開2:集電箔カーボンコート導電材 ~LEP正極、Si負極、ドライ電極、半固体、全固体

4. まとめと今後の展開

株式会社AndTechについて

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 化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、

 幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

 弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。

 クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

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株式会社AndTech 広報PR担当 青木

メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
神奈川県川崎市多摩区登戸2833-2 パークサイドヴィラ102
電話番号
044-455-5720
代表者名
陶山 正夫
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年08月