山中慎介と五十嵐俊幸の防衛戦を11月3日(土)に仙台で開催!注目のダブルタイトルマッチをWOWOWにて完全生中継!

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 帝拳ジム所属のふたりのWBCチャンピオン、バンタム級の山中慎介(29)、フライ級の五十嵐俊幸(28)が11月3日、宮城県仙台市で揃って防衛戦に臨むことになった。2度目の防衛戦となる山中は、来日経験もある元WBC世界S・フライ級王者トマス・ロハス(メキシコ)を迎撃。五十嵐は現WBO世界S・フライ級王者オマール・ナルバエスの弟ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)を相手に迎えての初防衛戦となる。山中、五十嵐、両サウスポーの強打とテクニック、ハートに注目だ。

 メインを務める山中は南京都高校出身で、先のロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(東洋大学職員)の3年先輩にあたる。一緒に練習したことはないが、「すごいことをやりましたよね。より一層、頑張る気持ちにさせてくれました」と、後輩の活躍には大きな刺激を受けた様子だ。
 10月に子供が誕生することも大きなモチベーションになっている。「試合前なので面倒をみることはできないけれど、勝って試合後に抱っこするのを楽しみにしています」

 挑戦者のロハスは河野公平(ワタナベ)や名城信夫(六島)らを退けたサウスポーの技巧派で、7度の世界戦を含め16年で54戦(39勝26KO13敗1分1無効試合)の経験を持つ狡猾なベテランだ。2階級制覇がかかっているだけに、山中を十分に研究してリングに上がってくるはずだ。
そんな刺客について山中は「(ロハスは)上体が柔らかくポイントを取るのが巧い選手。近距離での右フック、アッパーには気をつける必要があるでしょうね」と分析。そのうえで「でも、ガードは固くないので僕の左も当たると思います」と自信の弁。
 18戦16勝(11KO)2分の戦績を誇り、左ストレートに一撃KOの威力を秘めた山中の攻撃力が勝るのか、それとも経験豊富な曲者ロハスが老獪なボクシングで2階級制覇を成し遂げるのか。序盤から激しいペース争いが展開されそうだ。

 一方、04年のアテネ五輪に出場した経験を持つ五十嵐は、この7月にタイトルを獲得したばかり。18戦16勝(10KO)1敗1分の戦績を残している28歳だ。戴冠試合では左目上の傷からの出血に悩まされたが、9針の縫合で9月半ばにはスパーリングを開始できる状態にまで回復している。
 すでに由利本荘市の市民栄誉賞を授っており、9月には秋田県民栄誉賞受賞も決まっている。3ヵ月半の比較的短いスパンで初防衛戦に臨むことになったが、ここで負けるわけにはいかない。「賞に恥じない成績を残すことが義務と思っているし、その責任を感じています」と真摯に受け止めている。
 秋田県出身の五十嵐にとって同じ東北の仙台での試合は、凱旋防衛戦ともいえる。「隣接県ですからね。自分なりに一生懸命に戦うので、そういうところを見て元気になってもらえたら嬉しい」と思いを話す。

 挑戦者のナルバエスは22戦19勝(9KO)2分1無効試合という無敗戦績を誇る30歳。
WBCの中南米タイトルを獲得した試合を含め、最近の8試合は全勝7KOと勢いがある。
フライ級で16度の防衛、S・フライ級で4度防衛中の兄オマールに続く兄弟チャンピオンという記録がかかるだけに、高いモチベーションを持って向かってくるはずだ。
なかなかの難敵だが、「テクニックがあってトータル・バランスに優れた選手。僕とは噛み合うと思います」と五十嵐は歓迎の様子だ。
 従来のスピードとテクニックに加え逞しさを増した五十嵐がどう迎え撃つか。こちらも序盤から目の離せない攻防になりそうだ。

「中盤以降にKOチャンスも出てくると思うので、(KOを)狙います」と堂々のKO宣言をする山中。「タイトルを守ろうとするのではなく、初防衛戦に挑戦するつもりで戦います」と殊勝に語る五十嵐。
11月3日、ふたりは強い使命感と固い決意を持って仙台のリングに上がる。

 注目の世界WBC世界バンタム級タイトルマッチ「山中慎介vsトマス・ロハス」、WBC世界フライ級タイトルマッチ「五十嵐俊幸vsネストール・ナルバエス」のダブル世界タイトルマッチは、11月3日(土)WOWOWにて完全生中継!

※撮影:中川 容邦

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