『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉』 10万部突破!
~本当の愛は「あげっぱなし」。寂聴さんの人生哲学が詰まった、最後のメッセージ集~
株式会社宝島社が、2021年4月26日(月)に発売した『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉』がこのたび、3刷10万部を突破しました。
11月9日、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが逝去されました。本書は、寂聴さんが生前に刊行した、最後のメッセージ集。新聞や雑誌でのインタビューや対談、エッセイや法話などから、「愛」をはじめ「生」「老」「死」などをテーマに、心に響くメッセージを厳選し108点収録しています。「夜中にむっくり起き上がって『あなたが好き』ってメールしてもいいんですよ」「笑っているところに不幸は来ないですよ。お互い笑っていればけんかなんかできないでしょう?」――。出奔や離婚、得度など、多くの経験を重ね、生き方に迷う大勢の人々を励ましてきた寂聴さんならではの「生きる知恵」や「人生哲学」が詰まっています。
元気を出したいとき、前を向きたいとき、寂聴さんの言葉がそっと背中を押してくれる一冊です。
- 『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴 108の言葉』の中から…
恋愛とは不可抗力です。
「来い、来い」と念ずれば来るものでは
なく、気づいたらそこにあるもの。
だからこそ恋愛はおもしろく、
快感で、怖い。
恋愛は時として「抑えられない力」をもはらむと語って
―2013年9月
●若さについて
心がみずみずしいと、
体もシワシワにならないのよ。
「今でも恋愛はしています」と語って
―2018年4月
●覚悟について
失敗しても、やり直せばいい。
何かをやって失敗した後悔より
何もしなかった後悔の方が情けない。
でも、失敗しても他人のせいにしない。
自分の人生を生きることの大切さについて語って
―2020年10月
●老いについて
年をとったら
マインドチェンジが必要です。
考え方を変えること、
ものの見方をちょっとずらすこと。
だって、変えないとホントしんどいもの。
闘病中、「もう闘うのをやめよう」と頭を切り替えた経験を語って
―2017年10月
●祈りについて
私たちは死ねば、焼かれます。
灰と骨になるだけですよね。でも、
人間の心っていうのはどこにあるか、
みんなもわからないでしょう?
心は焼くことができないんです。
そして、その魂が残るのね。
法話に訪れた人の悩み相談に答えるなかで語って
―2013年7月
- 読者に向けた、寂聴さん書き下ろしのメッセージ
人は愛するために生れてきたのです。
九十九歳、数えで百歳まで生きてきて、さすがに「死」を目の前にして、つくづく想うことは、この一事です。(中略)
どんなに辛いと苦しんだ恋愛でも、全く恋愛を知らずにこの世を終る人たちより、幸せな一生だと、私は思います。
どうか恐れず恋愛をして下さい。今からでも遅いということはありません。
あなたの生きた何よりのあかしの一つです。そのために、この本が少しでも、道しるべの役目になることを祈ります。
『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉』(宝島社)
定価:1540円(税込)
発売日:2021年4月26日
https://tkj.jp/book/?cd=TD014696&path=&s1=
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