「ネイチャーポジティブ フォーラム ~サントリー 天然水の森~」8月25日(月)開催
― 環境省・林野庁後援のもと、ネイチャーポジティブの意義や実践、教育の重要性を発信 ―

サントリーホールディングス(株)は、「ネイチャーポジティブ フォーラム ~サントリー 天然水の森~」を8月25日(月)に開催します。
本フォーラムは、昨今関心の高まる「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて、2011年から開催していた「サントリー 天然水の森フォーラム」を、環境省・林野庁後援のもと「ネイチャーポジティブ フォーラム」へと改め開催するものです。当社「サントリー 天然水の森」活動の紹介に加え、新たに、ネイチャーポジティブの意義やその実践、教育の重要性を産官学さまざまな立場から発信し、国・自治体・企業などが垣根を越えて取り組む機運の醸成を目指します。
近年、生物多様性の損失は、気候変動と並ぶグローバルな地球環境課題として認識されています。2022年に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、新たな国際目標「30by30※1」をはじめ、生物多様性の損失を食い止め回復軌道に乗せることを目指す「ネイチャーポジティブ」の重要性が示されています。また環境課題だけでなく、企業活動も原料調達や工場の操業などにおいて自然資本(水、土壌、大気等)へ依存しており、事業継続性の観点からもネイチャーポジティブは重要な意義を持ちます。
※1 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標
サントリーグループは、20年超にわたり「サントリー 天然水の森」活動を続けてきました。現在、全国16都府県26カ所、1万2千haを超える規模の森林で活動し、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養する「ウォーター・ポジティブ※2」を実現しています。同活動から、森林整備を通じ健全な土壌をはじめ森林本来の機能を回復させることは、良質な地下水の涵養に加え、森に生育する動植物相にも変化をもたらし生物多様性も向上させるという学びを得て、その実践を積み重ねてきました。
一方、真のネイチャーポジティブ実現に向けては、個社の活動だけではなく、国・自治体・企業などが垣根を越えて同じ取り組み意識を持ち、協同することが重要です。ネイチャーポジティブの意義や実践、教育の重要性の発信を通じ、取り組みへの機運醸成・連携強化を目指します。
※2 サントリーグループでは、取水量以上の水を水系に育むことを「ウォーター・ポジティブ」と考えています
●開催概要
主催
サントリーホールディングス(株)(後援:環境省、林野庁)
日時
2025年8月25日(月)13:00~16:30予定
主な内容(予定)
・林野庁ご挨拶
登壇:林野庁 長官 小坂 善太郎様
・環境省基調講演
―生物多様性の危機「ネイチャーポジティブ」の実現に向けて
登壇:環境省 自然環境局長 堀上 勝様
・有識者講演
―動物が自然界で果たす役割・生存の危機が及ぼす地球環境問題
登壇:元 恩賜上野動物園園長 小宮 輝之様
―ネイチャーポジティブに対する取組の見える化
登壇:(株)シンク・ネイチャー 代表取締役CEO 久保田 康裕様
・「サントリー 天然水の森」活動紹介
・パネルディスカッション
―なぜ今、企業がネイチャーポジティブ活動に取り組むのか
登壇:環境省、トヨタ自動車(株)、サントリーホールディングス(株)
―ネイチャーポジティブ実現のための現場での取組と教育の重要性
登壇:SynecO(株)、Chefs for the Blue、勢多農林高等学校、サントリーホールディングス(株)
※内容・登壇者は変更となる可能性があります
▼オンライン参加申し込みURL
●パンフレット
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14852-2.pdf
※フォーラムに関する詳細はこちらを参照ください
▼サントリーグループのサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/
▼「サントリー 天然水の森」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/
▼サントリーグループの「生物多様性」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/
以上
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