スーダン:暴力と政情不安、子ども19人死亡、49人負傷【プレスリリース】

ユニセフ事務局長 声明

ナイバシャ難民キャンプに滞在する姉妹。(2018年8月撮影) © UNICEF_UN0229098_ナイバシャ難民キャンプに滞在する姉妹。(2018年8月撮影) © UNICEF_UN0229098_

【2019年6月11日 ニューヨーク 発】

 スーダンにおける最近の暴力と政情不安により、子どもが犠牲になっていることを受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、子どもを保護するよう求める以下の声明を発表しました。

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 「スーダンでは6月3日以降、少なくとも子ども19人が殺され、49人が負傷したと報告されています。国内で続いている暴力と政情不安が、子どもや若者に与えている影響について、特に平和的な抗議デモの参加者への過剰な力の行使に関する報告について、深く憂慮しています」

 「子どもたちが拘束され、徴兵され、性的虐待を受けているという情報を得ています。学校や病院、保健施設が攻撃され、略奪され、破壊されています。保健従事者は、仕事をしているだけで攻撃を受けています」

 「多くの親は、暴力や嫌がらせ、無法状態を恐れ、子どもを家から出すことをとても怖がっています」

 「全国で水、食料、医薬品の不足が報告されており、子どもの命と健康が危険に晒されています」

 「スーダン全土の子どもたちは、何十年も続く紛争、慢性的な開発の遅れ、脆弱な統治制度による負の影響をすでに受けています。新たな暴力は、この危機的状況をさらに悪化させているのです」

 「ユニセフは、現状の政情不安においても、スーダンの子どもたちのための活動を続けています。私たちは、国内避難民および難民となった子どもたちを含む何百万人もの子どもたちに、予防接種、安全な水、急性栄養不良の治療、および心理社会ケアを提供しています。

 「しかし、暴力は終わらせなければなりません」

 「ユニセフは、すべての関係者に対して、いかなるときも子どもたちを保護し、被害が及ばないようにするよう求めます。子ども、学校、病院に対するいかなる攻撃も、子どもの権利の甚大な侵害です」

 「ユニセフは当局に対して、人道支援団体が、立ち入りを制限されている地域の病院へのアクセスも含めて、必要としている人々に支援を届けることを許可するよう求めます」

 「国連事務総長が求めたように、私たちも紛争当事者に対して、平和的な対話の道を探り、文民主導の暫定政権への権力の移管に関する交渉を再開するよう求めます。スーダンの子どもたちは平和を望んでいます。国際社会は、子どもたちの望みを支持する確固たる姿勢を示さなければなりません」

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■ユニセフについて
 ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
 公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )
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