【海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト】東京海洋大学で中学生研究生が鯨の骨格標本について学びました
2022年11月20日(日) 10時30分〜16時30分 東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
一般社団法人3D教育協会は、2022年11月20日(日)、海洋や3Dに興味がある学生を対象にした「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の第9回授業を東京海洋大学、マリンサイエンスミュージアムにて実施いたしました。この活動は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・日程:2022年 11月20日(日)10時30分〜15時00分
・開催場所:東京海洋大学 マリンサイエンスミュージアム
・参加人数:中学生研究員8名(1名後日オンライン動画での参加)
- 中村先生の授業:「3Dで鯨の骨格を見てみよう」「鯨類の骨格標本ができるまで」
コククジラの掘り起こし当日には、今期(第二期)中学生の研究生9名と併せて、第一期の研究生だった生徒たちも揃って参加します。将来を担う研究者の卵である研究生たちが今回の掘り起こしに立ち会う事で、実践的な3D技術を学ぶ機会となることを想定しています。
この日の授業では、骨格標本づくりの実践を迎えるにあたり、事前知識として「3Dで鯨の骨格を見てみよう」「鯨類の骨格標本ができるまで」の2つのテーマで、本プロジェクトの海洋研究講師である東京海洋大学の中村玄助教に講義をしていただきました。
- 3Dプリンターで出力した成果物を手に生徒インタビューを実施
研究生たちは、各自に配布している3Dプリンターで出力した成果物を手に、研究への情熱を自分の言葉で語りました。「ラブカ」の研究をする小柳さん(中学1年生)は、「大昔から現代まで姿を変えずに生きている生きた化石とも呼ばれているラブカは、深海生物の中でも謎が多い魚。多くの謎を解き明かしたい。怖いモンスターのような見た目をしているが、泳いでる姿や口をカパッとあけている怖い姿は僕には可愛く見える。」と言います。
ほかにも、鯵を見本にした魚や、ベアリングの機構、蛇腹折りが出来るギミックがついている3Dモデル、実際に自分が釣りをする際に使用しているルアーなど、これまでの授業での学び体験が実践に活かされた成果物を見せてくれました。
- 「3Dスーパーサイエンスプロジェクト」のねらい
近年、様々な研究分野でも最新の3D技術が活用されており、これらの技術を学習に活用することで図鑑などから分かる表面的な情報だけではなく、より深いレベルの研究が可能になります。
日本の第一線で活躍している3Dの専門家である吉本大輝を中心とし、9名の中学生研究生を選抜し、全13回の授業で一人一つの海洋生物について徹底的に研究し3Dデータを活用し成果の発表を行います。
<団体概要>
活動内容:3D教育・3D研究
URL:https://kaiyo-3d.y-artfactory.jp
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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