「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査 旅行を予定する人は増加したが、様子見が大勢を占める 2022年春の旅行意欲は前年調査比で9.6ptの増加
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の観光に関する調査・研究、地域振興機関『じゃらんリサーチセンター』(センター長:沢登 次彦)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の旅行業界への影響度を旅行者の視点から測り、地域および宿泊施設を主とした今後の回復期に向けた具体的施策の立案に役立てていただくために、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査を2020年3月より継続して実施しており、調査内容とともに最新の結果をご報告致します。
■調査トピックス
潜在層を含めた旅行意欲全体は調査開始からの最高値を記録し、旅行の予定のある人は前回調査から増加した。ただし、旅行の実施について様子見の人が大勢を占める
〇2021年11月末時点の潜在層を含めた旅行意欲は67.7%となり、調査を開始した2020年3月以来最高値を記録。
〇旅行の予定のある人は前回調査(2021年9月)から5.5ptの増加。ただし、旅行に行きたいが様子をみている人が全体の46.0%であり大勢を占める。
2022年のGWを除く春の旅行意欲は、前年調査(2020年10月)と比較して9.6pt増加したGWについては同様の増加は見られなかった
〇GWを除く春の旅行意欲は、前回調査と比較して6.7pt増加、前年調査と比較して9.6pt増加した。
〇GWについては、前回調査および前年調査と比較し、旅行意欲はほぼ横ばいであった。
〇60代・70代女性について、GWを除く春の旅行意欲は前年調査と比較して22.1pt増加したが、GWについては1.4ptの増加にとどまった。
ワクチン接種者で旅行に前向きな人が全体の59.8%を占める
〇ワクチン接種者で「旅行に行きたいが様子をみている層」「予定をしており、気を付けながら行く層」「予定をしており、気にせず行く層」を合計した、旅行に前向きな姿勢の人は前回調査(2021年9月)から8.2pt増加して、59.8%を占めた。
〇ただし、上記の意向を持つ人の中でも「旅行に行きたいが様子をみている層」と「予定をしており、気を付けながら行く層」が全体の56.2%を占めており、慎重な行動を心掛けていると見られる。
【調査概要】
調査対象者
マクロミル会員モニター20歳以上 1,652人
性別および年代(20〜30代/40〜50代/60〜70代)による均等割付を実施
調査時期
第10回:2021年11月24日(水)〜2021年11月25日(木)
▼詳細は下記PDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20211221_travel_01.pdf
▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/
▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/
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