発電効率63%の高効率燃料電池システム「FC-6M」が日本ガス協会技術賞を受賞
東京ガス株式会社(以下「東京ガス」)と三浦工業株式会社(以下「三浦工業」)が共同開発した世界最高レベルとなる発電効率63%*1の固体酸化物形燃料電池*2システム「FC-6M」(以下「本システム」)が、一般社団法人日本ガス協会主催「2025年度 技術賞(ガス技術部門)*3」を受賞しました。
本システムは、東京ガスが独自に研究開発を進めてきた燃料電池の⾼効率化技術と、三浦⼯業が保有する熱流体や制御に関するノウハウを駆使したシステム化技術を融合することにより、⼀般的な発電効率50〜55%を⼤幅に上回る発電効率63%を達成しました。2024年10月に三浦工業より販売開始*4*5され、すでに導入先での活用も始まっています*6*7。



東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」で「価値共創のエコシステム*8構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。一人ひとりの暮らしから地域社会にいたるまでの多様な課題を解決するさまざまなサービスを創出・提供し、お客さまとともにカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
東京ガスグループは創立140周年を迎えました。東京を越え、ガスを越え、未来を先取りする企業として挑戦を進めていきます。
*1:東京ガス・三浦工業調べ。発電システムとして構成した場合に、燃料電池を動作させるためのエネルギーを差し引いた、お客さまが利用できる交流送電端ベースの発電効率(AC発電効率)
*2:イオンが伝導可能なセラミックスを用いた、600℃~900℃の高温で作動する燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell)
*3「2025年度技術⼤賞・技術賞」の詳細はこちら
*4:発電効率63%の高効率燃料電池システム「FC-6M」の販売開始について(2024年3月26日発表)
*5:製品の詳細はこちら 高効率燃料電池システム|熱電ソリューション|製品情報|製品・ソリューション|三浦工業
*6:東京ガス・野村不動産による芝浦スマートエネルギーネットワークが始動(2025年3月5日発表)
*7:高効率燃料電池を自治体の施設に初導入!(2025年6月6日発表)
*8:多くの企業が、それぞれ強みを持つ領域の技術・ノウハウ・知見を持ち寄り新たな価値を創出していく事業生態系
以上
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